2006年3月

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冤罪を創る人々vol.106

2006年03月28日 第106号 発行部数:604部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-http://consul.mz-style.com/catid/11 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山 […]

疑惑のフジテレビ -号外5

大鹿さんの記事は、2つの点で誤っています。 一つは、2月6日付の毎日新聞のトップ記事に対する批判が誤っていることです。「ライブドア株売却益/特別利益に計上/純利益黒字装う/粉飾70億円か」について、大鹿記者は、“通常、株式の売却益を特別利益に計上するのは、しごく当たり前の会計処理で、経済記者の一年生ならば誰でも知っている。もし、記事のとおりライブドアが株式の売却益を特別利益に計上していたとしたら、 […]

疑惑のフジテレビ -10

次に、監査法人のデューデリの手順を勝手に想定してみることにいたします。 従来の監査法人が作成している監査報告書の信頼性に疑問がある以上、新たに調査を委託された監査法人の主な仕事は、会社が提出している上場以来の決算書が、果して正当なものであるかどうかを確認することになります。言い換えますと、ライブドアの決算書に、証取法で禁止されている粉飾がなされていたかどうか、これをプロである監査法人の立場から検討 […]

147 松尾芭蕉と夢紀行 -その4

****4)その4 舞台は一転、平安の初期にタイムスリップする。元禄の世から遡ること900年、都は奈良の地から長岡へと遷されたばかりである。 東北の守り、多賀城は宝亀11年(780年)、蝦夷(えみし)によって焼き打ちされ、灰燼に帰したものの、いちはやく再建され、再び豪壮な姿を誇っていた。 時は延暦4年(785年)、人麻呂と並ぶ万葉の歌人大伴家持が、この多賀城で波乱に満ちた68年の生涯を終えようとし […]

冤罪を創る人々vol.105

2006年03月21日 第105号 発行部数:604部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-http://consul.mz-style.com/catid/11 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山 […]

疑惑のフジテレビ -号外4

大鹿さんの記事は、会計実務とか監査実務を知らない人が、断片的な知識をひろい集めて、自分の思い込みをもとに書き上げた記事の典型ともいえるものです。この方は又、証取法についてもよくご存知ないようです。 ただ、全てが間違っている訳ではありません。 +検察のリークをまともに検討しないで、いいかげんな情報をタレ流している大手マスコミ、+本来の職責を超えたことまでやろうとしている、思い上がった検察、の実態を鋭 […]

疑惑のフジテレビ -9

上場会社に対して現在行なわれている会計士監査は、企業の内部統制システムが十分に機能していることを前提として、試査(精査に対するもので、全体が妥当であると判断できる程度に、一部を抜き取って調査をすることです)に基づいて行なわれています。会社の取引の全てをチェックする訳ではないのです。 一般に、抜き取り検査というものがあります。試査は、必ずしもこれと同じものではありませんが、この抜き取り検査をイメージ […]

146 松尾芭蕉と夢紀行 -その3

****3)その3 私達三人は、多賀城跡にたたずんでいる。芭蕉、曽良、私の三人である。 松尾芭蕉46歳、私より17歳も若い。現代の奇才、三島由紀夫が自ら命を絶ったのが45歳のときだ。年に不足はない。 河合曽良41歳。芭蕉の忠実な弟子として、師に影のように従っている。ともに、剃髪染衣(ていはつぜんえ)である。 三人とも一言も発しない。無言である。目の前には苔むした一つの石碑がある。石碑に顔をつけるよ […]

冤罪を創る人々vol.104

2006年03月14日 第104号 発行部数:598部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-http://consul.mz-style.com/catid/11 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山 […]

疑惑のフジテレビ -号外3

またまた田原総一朗さんが、怪しげな人達を集めてテレビ井戸端会議をしていました。 メンバーは、 諸井虔(太平洋セメント相談役) 松田憲幸(ソースネクスト社長) 吉崎達彦(双日総研副社長) 佐々木俊尚(フリージャーナリスト) の4氏で、松田憲幸氏だけは、田原さんがいくらピント外れの問いかけをしても、決してブレることのない、経営者らしい意見を述べていましたが、他の3人の話はなんとも論評のしようがないもの […]