2019年10月

明確になった冤罪の構図-号外

 検甲18号証と検甲19号証は、社長夫人勘定残高と専務夫人勘定残高(前回)について、「手段方法(事実関係)」としてそれぞれ次のように記す。「嫌疑法人A社の社長夫人が、専務夫人と共謀し、架空材料仕入高を計上することで得た不正資金のうち、社長夫人等の個人資金の形成に充てられていた金額である。」(検甲18号証。下線は筆者。) 「嫌疑法人A社の社長夫人が、専務夫人と共謀し、架空材料仕入高を計上することで得 […]

明確になった冤罪の構図-①

“For more than a week my pen has lain untouched. I have written nothing for seven whole days, not even a letter.”(George Gissing,『The Private Papers of Henry Ryecroft』)  “一週間余り、私のペンは私の手に触れられることなく放っておか […]