2008年11月

100年に1度のチャンス -6

 内閣府作成の国民経済計算(以下、経済計算といいます)によれば、平成18年12月末日の日本国の財務状況は次の通りです。仔細に検討すれば、相当以上に怪しげなシロモノですが、ここでは取り敢えず、この経済計算が正しいものであると仮定して話を進めます。 ^^t ^cc” colspan=”4^日本国の貸借対照表 (平成18年暦年末現在) ^^ ^cx” colspan= […]

100年に1度のチャンス -5

 話を、全世界が受けた1,000兆円の損害に戻します。とりあえずここでは、日本だけに焦点を合わせて考えてみることにいたします。  まず、日本が受けた損害についてですが、世界全体の10%、つまり100兆円と仮定します。イラク戦争で日本が既に負担したお金は、スティグリッツ教授の試算によれば30兆円でしたから、この金額を差し引いた残りは70兆円。ちなみに、この30兆円の負担は対外的には支払いが既に完了し […]

100年に1度のチャンス -4

 これまでの話をまとめてみますと、- +アメリカが中心となって引き起こした、2つのトラブル、イラク戦争と金融危機をお金の側面から見た場合、それぞれが500兆円、合わせて1,000兆円の損害を全世界に与えた、 +この1,000兆円の損害の内訳を見てみますと、イラク戦争によって、破壊するためだけに費消された「モノ」を300兆円とすれば残りの200兆円は、誰かが不当な利益として既にフトコロに入れた勘定に […]

100年に1度のチャンス -3

 この1,000兆円、一体どうなったのでしょうか。  まず、イラク戦争の500兆円について。  この500兆円の大半は、アメリカを中心とする欧米の軍需産業に流れたことは明らかです。お金の流れはこの通りですが、「モノ」についてはどうでしょうか。戦争という破壊行為ですから、イラク戦争に投入された多くの「モノ」は、イラクのインフラを壊し、多くの人々を殺したり傷つけたりするためだけに費消されており、単なる […]