八ツ場(やんば)ダムの中止と税金ドロボー-3
- 2009.10.27
- 山根治blog
5.9月23日に現地を視察した前原誠司国土交通相に対して、地元の大沢正明群馬県知事が次のように噛み付いたという。『1995年に地元の町が事業推進の協定書を国と締結した時、鳩山由紀夫さん、前原さんらは自社さ政権で与党だった。政権が代わったからといって国が一方的に中止することはありえない。ダム建設は国と地方の約束のはずだ。』(平成21年9月29日付、山陰中央新報) この知事の発言にはピント外れの誤りが […]
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5.9月23日に現地を視察した前原誠司国土交通相に対して、地元の大沢正明群馬県知事が次のように噛み付いたという。『1995年に地元の町が事業推進の協定書を国と締結した時、鳩山由紀夫さん、前原さんらは自社さ政権で与党だった。政権が代わったからといって国が一方的に中止することはありえない。ダム建設は国と地方の約束のはずだ。』(平成21年9月29日付、山陰中央新報) この知事の発言にはピント外れの誤りが […]
3.八ツ場(やんば)ダムでは予算の70%がすでに使われたという。ここまで出来ているのに中止するのはおかしいではないかという声が、このところことさらに強調されているようだ。10月19日に現場視察を行った、関係する1都5県の知事の意見も同様であった。しかし、もともとの施策自体が間違ったものであり、事業継続の必要条件を満たさないから中止するのであって、予算の消化状況など基本的には関係ないことである。過( […]
上場詐欺については、日本では罰する法律がないから議論すること自体がおかしいとか、あるいは罰する法律がない以上、違法性の問題など出てこないとか、更には一歩進めて、違法でないならば仮に上場詐欺をやったとしても全く問題はない、などトンデモないことを公言する弁護士がいます。まさに三百代言(さんびゃくだいげん)そのもの、呆(あき)れてものが言えませんね。 ちなみに、上場詐欺というのは、上場に際して重要な […]
【上場までの会社の発行済株式数・株主構成の推移】については、「ホリエモンの錬金術 -6(※資料)」で、推計を交えて記述したところです。このたび、堀江貴文氏自身の口から日付のバックデイト(捏造)の事実が明らかにされましたので、次の通り修正いたします。 ***【上場までの会社の発行済株式数・株主構成の推移1】 ^^t ^cx^NO. ^cx^株主 ^cx^H08.04.22 ^cx^H09.07.0 […]
****(6)堀江氏の自白によるインチキ上場の実態 これまで検証し、事実として確認したことをベースとして、『ホリエモンの錬金術』で摘示した、3つのトリックのスタートをなしている詐術についてまとめてみることにいたします。 この詐術は、オン・ザ・エッヂ(ライブドアの前身)が東証マザーズ上場の前に、会社の評価額を不当にも1,440倍にもつり上げていることでした。上場前のわずか7ヶ月の間に、5つの小細 […]
1.前原国交相は何故はっきりした理由を言わないのか。 言うべき理由は明白であり簡単なことである。これまで国交省が公表してきた費用対効果(B/C。ビー・バイ・シー、効果を費用で割った値)の計算が誤っていたこと、つまり、効果と費用の計算が共にインチキであったこと、効果が故意に水増しされており、費用が過少に計算されていたこと、これを説明するだけで十分だ。3.4と計算されている八ツ場(やんば)ダムのB/ […]
次に、オン・ザ・エッヂの上場直前期(第4期)の期末(平成11年9月30日)における資本金と資本剰余金について、会計上の問題点を考えてみます。 つまり、 -資本金 340,000千円 -資本剰余金 300,000千円 と計上されているものが、果して資本金・資本剰余金と言えるのか、会計理論の上から検証することにいたします。 資本金340,000千円のうちの40,000千円は、全く問題はないの […]
実は4年前、上場前の堀江氏の持株の推移を調べているときに最初に突き当たった矛盾が、この和井内修司氏と小飼弾氏への株式の譲渡でした。どうしても理屈に合わないのです。上場時点から遡ってみたところ、平成11年8月3日になされた1:3の株主割当増資後の株式数と、一年前に譲渡されたことになっている、この2人の株式数が合わない。つまり、合わせて12株の株式譲渡が一年前になされているのであれば、一年後に行なわ […]
さて、いよいよ私の検証作業も最終段階に入ってきました。これまでの検証作業によって明らかになったことをまとめてみることにいたします。 まず、私が、『法定資料で開示されている有馬さん絡みの以下の4つの事実は、ウソである可能性が高く、それが立証されるならば、ホリエモンの“完全犯罪”はもろくも崩れてしまうのです。』(『ホリエモンの錬金術-11』)として摘示した、4つの事実は次の通りでした。 +平成10 […]
堀江氏は、和井内修司氏と小飼弾氏への株式譲渡の日が、ちょうど一年だけズレているのは、“記載ミス”であった、などとなんとも気楽に釈明していますが、これは単なる記載ミスではありません。一定の意図を持ってなされたバックデイト、つまり捏造の足跡がベッタリと残っていたということです。 以下、詳しく説明いたします。 堀江氏は、“ホリエモンの錬金術サイト批評-号外「検証!!『ホリエモンの錬金術』に対する反 […]