広島国税局に盤踞(ばんきょ)する倨傲(きょごう)のトカゲ-②

 森友問題を追求する国会、報道するマスコミ各社。シッチャカ、メッチャカである。争点が二重三重にズレているからだ。安倍政権は、佐川宣寿・国税庁長官だけに責任を負わせてケリをつけようとしたがアッケなく頓挫(とんざ)。トカゲの尻っぽ切りに失敗したのである。

 現在は財務省をヤリ玉にあげて財務省の責任にしようとしている。麻生財務大臣の辞任で決着をつけるつもりのようだ。しかし、これも無駄な抵抗だ。すでに述べたように(「認知会計のつぶやき、1.トカゲの尻っぽ切り」)、麻生太郎・マンガ大臣は、少々大きめのトカゲ、いわばガラパゴスに生息するイグアナだ。尻っぽを切られて政界から追放される運命にある存在である。

 この伝(でん)でいけば、安倍晋三総理も同様である。麻生太郎同様、ガラパゴスのイグアナである。安倍総理、「もし、私や妻が関与しているのであれば、総理もやめるし、議員もやめる」などとワケの分らないことを口走っているが、「関与」していようが、いまいが関係のないことだ。何をピント外れのゴタクを並べているんだ。アンポンタンである。

 安倍晋三・総理が、いくら総理の座にしがみつこうとしても、あるいは国会議員にしがみつこうとしても無駄な抵抗だ。ほどなく、麻生太郎同様、尻っぽを切られて政界から追放される運命を免れることはできない。

何故私は、ここまで踏み込んで断言できるのか。何故、言い切れるのか。
 一年前の通常国会で、安倍内閣が財務省と一緒になってデタラメの限りを行い、国犯法を廃止して通則法に組み入れたり、それに便乗して「共謀罪法案」の法文に虚偽の文言をさし込んでいるからだ。歴然とした証拠が残っている。
 野党の人達は、佐川宣寿氏とか安倍昭恵さんの証人喚問を声高(こわだか)に要求しているが、そんなことは必要ない。証人喚問をしても真実が明らかになることはない。時間の浪費(ろうひ)である。
 国会がすべきことは、唯一つ。去年の国会の議事録と政府税調の議事録をじっくりと見直すことだ。バレバレのインチキが、双方の議事録の中に満載である(「佐川君こそ官僚の鑑?」-補足2)。

 広島国税局の奥の間に棲息(せいそく)しているトカゲ、重藤哲郎・広島国税局長の尻っぽが切られる日は近い。トカゲの尻っぽを切るのは、裁判所でもなければ、国会でもない。日本国の主人公である名もなき一般国民である。私、山根治も一般国民の一人であることは言うまでもない。

(この項おわり)

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