005 検察関連

※各人物の肩書は当時の実際のものを用いた。原則として公職にある者以外は仮名とした。

***4.検察関連(主要人物)

1)田中 良

 松江地方検察庁次席検事。マルサ事案の統括責任者。



2)藤田 義清

 松江地方検察庁三席検事。マルサ事案の主任検事。



3)立石 英生

 大阪地方検察庁堺支部検事。第一審の主たる公判検事。第一審の33回にわたる公判廷のうち、第11回、第20回及び第33回以外の全ての公判廷に、検事として出廷。



4)中島 行博

 広島地方検察庁検事。私を逮捕し、40日にわたって私を尋問した人物。



 以上の四人は、マルサ事案の主たる検事。



***5.検事関連(その他の人物)

1)花崎 政之

 松江地方検察庁検事。第一審、第5回及び第11回公判廷に、検察官として出廷。



2)長谷 透

 広島地方検察庁検事。



3)横山 和可子

 鳥取地方検察庁検事。

     

4)野津 治美

 松江地方検察庁副検事。第一審、第2回の公判廷に検察官として出廷すると同時に、第10回公判廷には、検察側申請による証人として出廷。



5)永瀬 昭

 松江地方検察庁副検事。第一審、第2回、第3回及び第20回の公判廷に検察官として出廷すると同時に、第9回公判廷には、検察側申請による証人として出廷。

 中島行博検事、渡壁将玄事務官と共に、私の逮捕時に同行した人物。



6)藤原 勉 

 松江地方検察庁副検事。



7)中西 謙一

 鳥取地方検察庁副検事。



8)藤田 明久

 松江地方検察庁副検事



 捜査を担当した検察官は、「@田中良@」、「@藤田義清@」、「@立石英生@」及び「@中島行博@」に、上記の8名を加えた12名であり、これに広島国税局の職員(主にマルサ)数十名が捜査に加わり、協力しており、松江地検においては過去に例のない大がかりな捜査体制であった。



9)栗原 雄一

 松江地方検察庁検事。控訴趣意書を作成。



10)千葉 偵夫

 広島高等検察庁松江支部検事。控訴審における答弁書を作成。



11)梶山 雅信

 広島高等検察庁松江支部検事。控訴審における弁論要旨を作成。控訴審の第2回及び第4回公判廷に、検察官として出廷。



 以上、4,5,で摘示した15人の検察官の他に、明らかに名前が判明している検察官は7名おり、マルサ事案に関与した検察官は総勢22名にのぼる。

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