2017年

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冤罪捏造の犯人は国税庁長官だった!!-⑥

***4.冤罪捏造の第四ステージ(その3)  前回述べたように、査察調査(国犯法第1条に基づく質問・検査・領置)は、任意調査である。  巷間、査察調査は一般の税務調査とは異なり、強制調査であると言われているが誤りだ。査察調査が強制調査であるのは、ガサ入れ時に行われる臨検・捜索・差押(国犯法第2条)のみである。  ちなみに、 –臨検とは、一定の場所に立ち入ることであり、 –捜 […]

冤罪捏造の犯人は国税庁長官だった!!-⑤

***4.冤罪捏造の第四ステージ(その2)  査察調査の実態は、日本国憲法が保障している基本的人権を踏みにじる、まさに傍若無人のものであった。戦前の治安維持法下における特高(特別高等警察。旧制で思想犯罪に対処するための警察。内務省直轄で、社会運動などの弾圧に当った。-広辞苑)の取調べを彷彿(ほうふつ)させるものだ。  まず、密室に閉じ込めて行動の自由を奪い精神的プレッシャ-を加える。監禁である。査 […]

冤罪捏造の犯人は国税庁長官だった!!-④

***4.冤罪捏造の第四ステージ(その1)  査察調査が始まった。査察Gメンの藤原孝行(現在、税理士、広島)が開口一番、腕まくりをして、すごむように私に宣言した。 「さぁ、料調(資料調査課による任意調査のこと)の調査は本日をもっておわり、これから国税犯則法による強制調査に移る。 山根とは最低三ヶ月、長ければ半年以上つき合うことになる。自分が直接の担当者として、ことにあたる。自分の仕事は検察に告発す […]

冤罪捏造の犯人は国税庁長官だった!!-③

***3.冤罪捏造の第三ステージ  私は自宅から連れ出され、まず別の令状によって車の捜索が行われた。本件とは全く関係のない会社の資金繰表を強引に押収。次に、私が所有していた2つの不動産賃貸物件の捜索。押収物件なし。  私の事務所がある山根ビルへ。一階の島根総研の入口、二階のビジネス情報サービスの入口、三階の山根会計事務所の入口に、それぞれ次のような「出入禁止」の札が貼られ、捜索がなされていた。 出 […]

冤罪捏造の犯人は国税庁長官だった!!-②

***2.冤罪捏造の第二ステージ  広島国税局査察部が私の前に初めて現われたのは、平成5年9月28日のことであった。査察官藤原孝行(現、税理士、広島市)以下8人の面々が私の自宅に押しかけてきた。強制調査(査察調査)の開始である。  捜査令状が呈示され、法人税法違反の嫌疑で家宅捜索をする旨が告げられた。捜査令状を両手で提示したのは藤原孝行査察官だ。 この捜査令状、前回述べたように内容虚偽の令状請求書 […]

冤罪捏造の犯人は国税庁長官だった!!-①

 私自身が被害にあった冤罪事件(以下、本件という)について、「冤罪を証明する定理」(山根定理)を用いて冤罪であったことを証明してみよう。その結果明らかになったのは、冤罪であったことだけではない。なんと驚くべきことに、冤罪を捏造していたのは他ならぬ国税庁であった。国の徴税機関である国税庁のトップが、あろうことか脱税犯を捏造して国民から税金を脅し取るように秘密指令を発していたのである(検察官と裁判官を […]

検察官と裁判官を犯罪人として告発する!!-⑬

 国税のゴマかしは、更正処分を +誰が +いつ +どのように するのかについての偽装工作であった。この偽装工作を指示したのは、国税庁のトップ、国税庁長官であった。この時の国税庁長官は、現在の安倍内閣官房の中枢にいる古谷一之(ふるやかずゆき)内閣官房副長官補である。  以下時系列的に、査察調査の偽装工作から派生する公務員の各種行為、即ち犯罪行為についてまとめる。 +まず、国税についての納付すべき税額 […]

検察官と裁判官を犯罪人として告発する!!-⑫

 ここで取り上げているのは、福岡国税局が告発し、福岡地検が脱税嫌疑者を逮捕・起訴したケースである。  このケースが、「起訴状に記載された事実が真実であっても、何ら罪となるべき事実を包含しないとき」(刑訴法第339条一項の2)に該当し、裁判所に無罪の判決ではなく、公訴棄却の決定を求めればよいことについては、前回述べたところである。  改めて考えてみると、このケースだけが特別なものではなく、全ての脱税 […]

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