やりたい放題の査察官(4)
- 2013.04.30
- 山根治blog
脱税事件をデッチ上げられたのは私だけではない。
近畿地方で水産業を営む一族、6年前、相続税法違反で、3人の相続人が逮捕された。そのうち2人が刑事被告人とされて裁判が形式的に進められた結果、このたび最高裁への上告が棄却され刑が確定した。この二人は近く収監され刑に服す。
確定した刑は次の通り。
-母(75歳) 懲役2年の実刑
-娘(50歳) 懲役1年6ヶ月の実刑
-追徴税額 22億円
-罰金 4億5,000万円
上記の脱税事件は完全なデッチ上げであった。裁判の終盤になって、検察官が主導して脱税という犯罪を創り上げていたことが判明したのである。明らかな証拠の捏造工作が判明したにも拘らず、一審判決が覆ることはなかった。裁判の形骸化である。
3人の相続人が、査察のガサ入れ当初から不審感を抱いていたことから、査察調査のほとんど全てがICレコーダーに記録されていた。3人の相続人のうち一人は、逮捕されたものの、検察官による恫しと利益誘導によって起訴を免れたが、これまた検察官の生の声をしっかりとICレコーダーに収録していた。
これらの膨大な量の録音記録に加えて、数々の物的証拠が見つかった。これらの証拠は複数の公文書をはじめ、内容証明郵便物、査察官と検察官が無理矢理修正申告書を書かせ、その際に査察官が用意した印鑑の実物を含む物証である。
2人が無実の罪によって収監された時点で、ある全国紙がスクープ記事として公表する予定である。私はそのスクープ記事の後に事件の詳細な経緯を、山根治ブログ上で公開する。3人の検察官と5人の査察官が、犯罪人として公表されることになる。
この3人の検察官のうち主導的役割を演じた検事(地検三席)は、17年前、脱税事件をデッチ上げて私を逮捕起訴した松江地方検察庁の検事の一人であった。
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ここで一句。
(玉門を賞でる彼氏も大切に。)
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