冤罪を創る人々vol.36

2004年11月16日 第36号 発行部数:270部

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 「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-



    日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。

    マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。

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 山根治(やまね・おさむ)  昭和17年(1942年)7月 生まれ

 株式会社フォレスト・コンサルタンツ 主任コンサルタント

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●(第六章)権力としての検察 ― 暴力装置の実態



「(1) 第一審 (オ) 判決」より続く

http://www.mz-style.com/item/159



(2) 控訴審



(ア) 控訴趣意書



一、 仮装売買による脱税(本件)に対して無罪を言い渡した第一審

 判決に対し、松江地方検察庁は控訴した。

  平成11年12月20日、松江地方検察庁の検事栗原雄一は、広

 島高等裁判所の松江支部に宛てて、控訴の理由を控訴趣意書(平成

 11年(う)第28号)として提出した。

  本文298ページに2つの別表が付された大部のものである。



二、 栗原雄一が作成した控訴趣意書は、さきに立石英生が作成した

 論告要旨と大同小異のものであった。同年12月28日、私は控訴

 趣意書を仔細に検討分析し、「検察側控訴趣意書に対する批判」と

 題する13ページの文書にまとめ、中村弁護人に手交した。控訴審

 の弁論に資するためである。

  全体が支離滅裂な作文であることは論告要旨と同列であり、敢え

 て小異を挙げれば次のようになろう。



三、 立石英生は、私と組合の人達に対して悪口雑言の限りを尽くし

 たのに対して、栗原雄一は、それに加えて、本件について無罪判決

 を下した第一審の裁判官に対しても無能呼ばわりをし、悪態をつい

 ている。そのためであろうか、控訴趣意書は、論告要旨よりも50

 ページ程分量が多くなっている。

  それにしても、この人達は悪口にかけては天性の才能を有してい

 るようである。



四、 検事栗原雄一は、控訴趣意書の中で、複数の点において、原判

 決が認定してはいないことを認定していると嘘をついて平然として

 いる。

  日本語をまともに読むことができないのであろうか。この人には、

 義務教育の綴り方教室で、もう一度日本語の勉強をしてもらわなけ

 ればいけないようだ。



五、 栗原雄一が、実質課税の原則は行政裁判において一般に承認さ

 れているほか、刑事裁判においても確定されているなどと事実に反

 する勝手な主張をしているのは立石英生と同断であるが、立石の場

 合、仮装だ、架空だといっている手前、余り前面に出していなかっ

 たのである。

  つまり、仮に、仮装売買でなかったとしても、実質課税の原則か

 らすれば、犯罪を構成し脱税であると主張している訳で、第一審に

 おいては、「仮装売買でなかったとしても」というような、いわば

 一歩引いた主張は余り強調したくなかったのであろう。

  実質課税の原則は、租税回避行為を防止するための徴税の論理で

 あり、このような徴税の論理によって脱税という犯罪が成立するこ

 とは、ありえないのである。

  脱税(タックス・イヴェイジョン)と租税回避行為(タックス・

 アヴォイダンス)とは明確に区別されており、わが国には、脱税を

 罰する法律はあるが、租税回避行為を罰する法律は存在しない。

  罪刑法定主義を定める日本国憲法のもとでは、栗原雄一が主張す

 る独自の見解は、ナンセンス以外の何ものでもない。

  この人物は、本当に司法試験に合格しているのであろうか、疑わ

 しい限りである。





(続きはWebサイトにて)

http://www.mz-style.com/item/165





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●山根治blog (※山根治が日々考えること)

http://consul.mz-style.com/catid/21



「TKC と大木洋氏 -その1」より続く

http://www.mz-style.com/item/150



・TKC と大木洋氏 -その2



  TKCの座談会で、元マルサの大木洋氏はなかなか立派なことを

 話しています。

  大木氏の発言の中で、私が特に感銘を受けた部分をここに紹介し、

 大木氏の益々のご活躍を祈ってエールを送りたいと思います。尚、

 ( )の中の言葉は私の心からのエールであり、合いの手です。



大木:査察では、若い頃に経験がなかったので苦労しましたが、「税

 務の最後の砦」としての厳しさを身にしみて知らされました。



-(大変なご苦労をなさったんですね。顔があんなにもゆがんでしまっ

 たのがそのためだとしたら、心から同情します。)



大木:高橋宗寛和尚からは、目から鱗が落ちる法話が聞け、これから

 の人生を処していくのにいい人生訓を得たと思いました。



-(それはよかったですね。パチパチ、-拍手の音です。)



大木:和尚のお話は、今でも2か月に1度、広島原点の会(『会計人

 の原点』〈TKC出版〉を読む会)で聞かせていただいています。



-(還暦過ぎてからの手習い。たいへん結構なことです。益々ご立派

 になられるんですね。)



大木:月刊3誌(注.TKCが提供しているものです)は毎月20部

 ずつ事務所名の刷り込みタイプを購入しています。関与先には送付

 したり持参したりしていますが、「なかなかいいことが書いてある」

 「タイムリーで役立つ情報が掲載されている」ということで好評です。



-(商売熱心ですね。この調子でなさったら関与先もどんどん増えて

 いくでしょうね。大慶至極です。ただ、できれば、その月刊の3誌

 とやらをよく読んであなたもご勉強なさったらいかがでしょうか。)



大木:税理士の将来像ですが、(中略)…納税者は、特に経営、金融

 面での資金繰りについて相談をされます。



-(あなたがそんな指導までなさるんですね。たいしたものです。感

 心してしまいました。ヘェー!-感嘆の声です。)



大木:(納税者は)中でも、危機管理、倒産防止等に非常に関心を持っ

 ており、それらへの対応ができる事務所にしていきたいです。



-(結構なことです。特に危機管理については、あなたが主人公の一

 人として颯爽として登場する『冤罪を創る人々』をテキストになさっ

 たらいかがでしょうか。お客様には分かり易くて好評だと思います

 よ。では今後のご活躍を祈って、パチパチ!-手締めの音です。)





「税務官公署出身会員が語る」より引用

http://www.tkcnf.or.jp/19ao/opinion1607_2.html





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 ここで一句。



   “廃車する愛車朝から磨き上げ” -北九州、小田八千代。

          (毎日新聞:平成16年10月22日号より)



(マルサの大将大木さん、TKCで磨き上げ。)

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