TKC と大木洋氏 -その1

 

私がホームページで公表している『冤罪を創る人々』の読者の一人から連絡がありました。

 マルサの大木洋(おおぎひろし)氏が、かなり大きな顔写真を出して、あるホームページ(TKC全国会)で喋っているというのです。

 私はすでに大木洋氏については、-“マルサの現場の統括指令官。偽りの事実を捏造して、…架空のシナリオを創作した中心人物”として紹介し、大木氏が私と関係者に対して何をしたのか、具体的に明らかにしました。

 その時私は、大木氏の人物像について、-“切れ味の鋭い日本刀を、やたら振りまわして遊んでいる、訳のわからないガキ大将”と、いささか品位に欠ける表現で形容しています。

 大木氏に初めて出会ったのは、忘れもしない11年前の平成5年9月28日のことでした。

 大木氏がその後順調に出世し、2年前の7月に広島国税局調査査察部長(マルサのトップです)にまで登りつめて退職し、直後に広島で税理士事務所を開業していたことは知っていました。

 しかし、テレビコマーシャルで有名なTKCの会員であることは今まで知りませんでした。

 私は又、このblog上で、TKCの創設者である飯塚毅さんが巻き込まれた「飯塚事件」について5回にわたって触れています。

 その5回目に、たまたま大木洋氏のことに言及しているのですが、このときは大木氏がTKCの会員であることは知らなかったのです。何か不思議な因縁を感じましたね。

 写真の上ではありますが、11年ぶりに見る大木洋氏の顔でした。私にとっては忘れようにも忘れることのできない顔です。

 当時よりいくぶんふっくらした感じになってはいるものの、顔付きがゆがんでいるのは変っていませんね。

 私は、『冤罪を創る人々』の中で、-“顔が悪い。顔が全体にゆがんでおり、悪相である。人を長年疑ってばかりいると、このような顔になるものか。妙に感心する。 ”と、素直な印象を記しています。

 ホームページ上で微笑んでいる大木氏の顔から微笑を取り去り、肉付きをいくぶんスリムにし、顔色を少し悪くしてみると11年前の大木氏の顔になるようです。

 当時の大木氏の肉声はテープに残っていますし、その他の情報も残っているのですが、私の手許には大木氏の写真だけがありませんでした。早速、この写真が載っているTKCの座談会記事は、私の「マルサファイル」の中に永久保存することにいたします。

 尚、大木氏の顔写真が載っているのは、『税務当局出身会員が語る』という座談会記事で、会報『TKC』平成16年7月号より転載されたものだそうです。

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 ここで一句。
“いじめられいじめられノラ悪相に” -周南、のんた。(毎日新聞:平成16年10月11日号より)



(いじめられ、猫の顔つき悪くなり。人の顔、いじめいじめて悪くなり。悪相の代表格は、悪代官。“越後屋、おぬしもワルじゃのう。”“いや、お代官様こそ。”)





【追記】 諸事情により一時公開を取りやめていましたが、再度公開することにいたしました。詳しくは「158 いじめの構図 -7」をご覧ください。(2007-02-20) 

 

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