ヤケクソの検察官-②

 「緑のたぬき」こと、小池百合子が大バクチを打って、総選挙をかきまわし、その結果、政界の背後にうごめいて、利権あさりに明け暮れる連中の姿がクッキリと映し出されてきた。与党だけでなく、野党にも潜んでいた、大小さまざまな“たぬき”が一斉に姿を現した。

 詳しい分析は別稿に譲るが、ここでは、「ヤケクソの検察官」に的を絞って、このたびの総選挙に関連するいくつかの事実を列挙するにとどめる。

(A)籠池事件について
+平成29年7月31日(月)、午後5時30分、籠池夫妻、大阪地検特捜部に詐欺の嫌疑で逮捕。同時刻、籠池氏より、弁護人である大阪のA弁護士に緊急電話あり。A弁護士、重要会議を中断して、アタフタと籠池氏の接見に。
+大阪地検特捜部とA弁護士との間で、逮捕は、適化法違反ではなくピント外れの詐欺罪で行ない、被疑者本人は完全黙秘、執行猶予とするといった裏取引がなされたのでは。
+総選挙後、現在にいたるも籠池夫妻は、未決囚として収監されており、接見禁止の措置がとられている模様。日本における刑事裁判制度の崩壊。

(B)大阪のオバチャン・漫才師について
+コンビの相方である、Bが、総選挙後、ハレバレした顔をしてテレビに復活。
+Bの関係者が、ある事件の主犯者(巨額の詐欺横領事件であったものを、大阪国税局、大阪地検特捜部、それぞれのОB税理士、ОB弁護士によって別人の巨額脱税事件に仕立てられていた事件)であったが、脱税請負集団の小細工によって、ある裏取引がなされ、ウヤムヤな結着(実刑回避、キック・バックのもみ消し)が図られた模様。
+細名高司元国税ОB税理士の収監。
+松井一郎・大阪府知事のノーテンキ。「緑のたぬき」と組んでタヌキ・バヤシをおどったり、パレードでダウンタウンのドツキをうけて、漫才を演じたり。

(C)その他税務当局のインチキをなんとかモミ消そうとしてなされた全国の国税局による5つの小細工。

 全ての脱税は冤罪であり、全てのリョウチョウ(各国税局の資料調査課によってなされる税務調査のこと)は、脱税の摘発を目的とした恐喝調査であることが明らかになった。ともに、財務省組織法を無視した違法調査であるだけでなく、公家公務員による犯罪行為だ。
 このたびの解散・総選挙は、ズバリ、佐川宣寿国税庁長官(前財務省理財局長)隠しである。それは、上記の査察調査と料調(リョウチョウ)とが違法なものであることを隠し、国税庁職員だけでなく、ОB税理士、検察官(ОB弁護士)、裁判官(ОB弁護士)が、私利私欲のために不当な利益を追求している現実を隠蔽するものだ。

 一年以内に安倍政権は必ず崩壊する。その時点で、私が、当ブログで10年以上にわたって追及してきたキャリア官僚の犯罪が明白になるであろう。

(この項おわり)

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