TKC と大木洋氏 -その2

TKCの座談会で、元マルサの大木洋氏はなかなか立派なことを話しています。

 大木氏の発言の中で、私が特に感銘を受けた部分をここに紹介し、大木氏の益々のご活躍を祈ってエールを送りたいと思います。尚、( )の中の言葉は私の心からのエールであり、合いの手です。

大木:査察では、若い頃に経験がなかったので苦労しましたが、「税務の最後の砦」としての厳しさを身にしみて知らされました。

-(大変なご苦労をなさったんですね。顔があんなにもゆがんでしまったのがそのためだとしたら、心から同情します。)
大木:高橋宗寛和尚からは、目から鱗が落ちる法話が聞け、これからの人生を処していくのにいい人生訓を得たと思いました。

-(それはよかったですね。パチパチ、-拍手の音です。)
大木:和尚のお話は、今でも2か月に1度、広島原点の会(『会計人の原点』〈TKC出版〉を読む会)で聞かせていただいています。

-(還暦過ぎてからの手習い。たいへん結構なことです。益々ご立派になられるんですね。)
大木:月刊3誌(注.TKCが提供しているものです)は毎月20部ずつ事務所名の刷り込みタイプを購入しています。関与先には送付したり持参したりしていますが、「なかなかいいことが書いてある」「タイムリーで役立つ情報が掲載されている」ということで好評です。

-(商売熱心ですね。この調子でなさったら関与先もどんどん増えていくでしょうね。大慶至極です。ただ、できれば、その月刊の3誌とやらをよく読んであなたもご勉強なさったらいかがでしょうか。)
大木:税理士の将来像ですが、(中略)…納税者は、特に経営、金融面での資金繰りについて相談をされます。

-(あなたがそんな指導までなさるんですね。たいしたものです。感心してしまいました。ヘェー!-感嘆の声です。)
大木:(納税者は)中でも、危機管理、倒産防止等に非常に関心を持っており、それらへの対応ができる事務所にしていきたいです。

-(結構なことです。特に危機管理については、あなたが主人公の一人として颯爽として登場する『冤罪を創る人々』をテキストになさったらいかがでしょうか。お客様には分かり易くて好評だと思いますよ。では今後のご活躍を祈って、パチパチ!-手締めの音です。)



「税務官公署出身会員が語る」より引用

http://www.tkcnf.or.jp/19ao/opinion1607_2.html



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 ここで一句。“廃車する愛車朝から磨き上げ” -北九州、小田八千代。(毎日新聞:平成16年10月22日号より)

(マルサの大将大木さん、TKCで磨き上げ。)

【追記】 諸事情により一時公開を取りやめていましたが、再度公開することにいたしました。詳しくは「158 いじめの構図 -7」をご覧ください。(2007-02-20) 

 

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