冤罪を創る人々vol.34

2004年11月02日 第34号 発行部数:265部

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 「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-



    日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。

    マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。

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 山根治(やまね・おさむ)  昭和17年(1942年)7月 生まれ

 株式会社フォレスト・コンサルタンツ 主任コンサルタント

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【お知らせ】



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ゴーイング・コンサ-ンの幻想-4 西武鉄道

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ゴーイング・コンサ-ンの幻想-5 西武鉄道

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ゴーイング・コンサ-ンの幻想-6 西武鉄道

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●(第六章)権力としての検察 ― 暴力装置の実態



「(イ) 公判検事 立石英生」より続く

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(ウ) 論告求刑



一、 捏造による断罪が更にエスカレートするのは、立石英生が作成

 した論告要旨である。平成10年3月24日、第30回公判廷で検

 事立石英生は、論告求刑をなし、そのとき彼が作成した論告要旨は

 248ページにも及ぶ“力作”である。



二、 当時私は、この荒唐無稽な論告要旨を詳しく分析し、『論告要

 旨における問題点 ― その欺瞞と誤謬 ― 』と題する文書(16ペー

 ジ)を作成し、弁護人に渡している。弁護側の最終弁論に資するた

 めである。

  驚くことには、事実に明らかに反する記述で、事実に反すること

 が直ちに証明可能なものが48もあり、立石の論理矛盾、自己矛盾

 と考えられるものが6つもあった。立石は、直ちに嘘と判ることを

 法廷の場で堂々と開陳し、自らの陳述が自家撞着しているのに気が

 ついているのかいないのか判らないが、平気で述べているのである。

 虚構のストーリーを無理やり証明しようとするものであるから、自

 己矛盾等は当然の帰結であると思われるものの、法廷で平然と述べ

 るに至ったのは通常人の理解を超えるところである。異能の人なの

 であろう。

  何故このような支離滅裂なシロモノが作成されるに至ったのか、

 その理由を憶測すると、私を直接調べた検事中島行博と同様に、検

 事立石英生も、経済社会と企業会計の実情にうとく、法人税法につ

 いてもほとんど理解が及んでいないことに起因するようである。

  企業会計と法人税法の基本を知らないからこそ、平気で大胆な

 “論理”を展開できたのであろう。裏で指南しているマルサの偽り

 の言い分を、十分に咀嚼しないまま、片っ端から安易にとりあげて、

 なんとか文章に仕立て上げた結果である。

  立石には悲劇であり、第三者には喜劇である。コメディアン検事

 立石英生の面目躍如といったところである。

  歪んだ法律知識(立石の言葉によれば、独自の見解)をベースに、

 企業会計と税法の論点に関してはマルサの繰り人形と化して、酒を

 浴びるほど飲んで、夢幻の中で書き上げたものと評する以外、言い

 ようのないものである。



三、 立石英生は、論告では、「本件事案が悪質かつ重大な事犯であ

 るとともに、被告人らの刑事責任は重いことは明らかであって、と

 りわけ本件各事件につき中心的役割を果たした被告人山根の犯情は

 極めて重大であると言わざるを得ない」と断罪し、私に対して「懲

 役3年の実刑」を求刑した。

  この時点では、私の無実を証明する多くの証拠が法廷に開示され、

 立石英生が通常の理解能力を有してさえいれば、このような断罪は

 到底なし得なかったであろう。

  まさに信じ難いことが、検事という国家権力の名のもとに行われ

 たわけであり、ここで断罪すべきは私ではなく、数多くの証拠を捏

 造してまで私を冤罪に陥れようとした立石英生ではないか。権力を

 持った検事という名の無法者が、今の日本に少なくとも一人存在す

 る訳であり、今も尚、立石英生が同様のことを日本のどこかでして

 いるのではないかと考えると、肌寒い思いがする。



四、 私はさきに、マルサの大木洋を「切れ味の鋭い日本刀をやたら

 振りまわして遊んでいる訳のわからないガキ大将」と形容し、危険

 極まりない存在であると評した。

  この伝でいけば立石英生は、日本刀に加えて実弾をこめたピスト

 ルをもてあそび、時折面白半分にぶっ放しては喜んでいる国家公認

 の岡っ引きとでも言えようか。

  検察官立石英生は、捏造した事実をもとに勝手気ままに論断し、

 論理矛盾もおかまいなしに悪口雑言を浴びせて断罪する特権を国家

 から与えられているようだからである。

  しかも、本人はカルト信者よろしく、自らを正義の味方であると

 信じ込んでいる節がある。困ったことである。

  検察の中には、死に至らしめる国家公認の凶器を与えられた岡っ

 引きのカルト集団が存在すると言ったら言いすぎであろうか。





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●山根治blog (※山根治が日々考えること)

http://consul.mz-style.com/catid/21



・TKCと大木洋氏 -その1



  私がホームページで公表している『冤罪を創る人々』の読者の一

 人から連絡がありました。

  マルサの大木洋(おおぎひろし)氏が、かなり大きな顔写真を出

 して、あるホームページ(TKC全国会)で喋っているというので

 す。



  私はすでに大木氏については、-



“マルサの現場の統括指令官。偽りの事実を捏造して、…架空のシナ

 リオを創作した中心人物”



 として紹介し、大木氏が私と関係者に対して何をしたのか、具体的

 に明らかにしました。

  その時私は、大木氏の人物像について、-



“切れ味の鋭い日本刀を、やたら振りまわして遊んでいる、訳のわか

 らないガキ大将”



 と、いささか品位に欠ける表現で形容しています。



  大木氏に初めて出会ったのは、忘れもしない11年前の平成5年

 9月28日のことでした。

  大木氏がその後順調に出世し、2年前の7月に広島国税局調査査

 察部長(マルサのトップです)にまで登りつめて退職し、直後に広

 島で税理士事務所を開業していたことは知っていました。

  しかし、テレビコマーシャルで有名なTKCの会員であることは

 今まで知りませんでした。

  私は又、このblog上で、TKCの創設者である飯塚毅さんが

 巻き込まれた「飯塚事件」について5回にわたって触れています。



飯塚事件について-その5

http://www.mz-style.com/item/121



  その5回目に、たまたま大木洋氏のことに言及しているのですが、

 このときは大木氏がTKCの会員であることは知らなかったのです。

 何か不思議な因縁を感じましたね。



  写真の上ではありますが、11年ぶりに見る大木洋氏の顔でした。

 私にとっては忘れようにも忘れることのできない顔です。

  当時よりいくぶんふっくらした感じになってはいるものの、顔付

 きがゆがんでいるのは変っていませんね。

  私は、『冤罪を創る人々』の中で、-



“顔が悪い。顔が全体にゆがんでおり、悪相である。人を長年疑って

 ばかりいると、このような顔になるものか。妙に感心する。 ”



 と、素直な印象を記しています。



  ホームページ上で微笑んでいる大木氏の顔から微笑を取り去り、

 肉付きをいくぶんスリムにし、顔色を少し悪くしてみると11年前

 の大木氏の顔になるようです。

  当時の大木氏の肉声はテープに残っていますし、その他の情報も

 残っているのですが、私の手許には大木氏の写真だけがありません

 でした。早速、この写真が載っているTKCの座談会記事は、私の

 「マルサファイル」の中に永久保存することにいたします。

  尚、大木氏の顔写真が載っているのは、『税務当局出身会員が語

 る』という座談会記事で、会報『TKC』平成16年7月号より転

 載されたものだそうです。





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 ここで一句。



   “いじめられいじめられノラ悪相に” -周南、のんた。

          (毎日新聞:平成16年10月11日号より)



(いじめられ、猫の顔つき悪くなり。人の顔、いじめいじめて悪くな

 り。悪相の代表格は、悪代官。“越後屋、おぬしもワルじゃのう。”

 “いや、お代官様こそ。”)

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