001 相場師中江滋樹の弁明-目次等
- 2016.07.26
- 山根治blog
※「相場師中江滋樹の弁明」を公開する背景については「中江滋樹氏の真実」を参照のこと
***【目次】 相場師中江滋樹の弁明
****はじめに
一、弁明の意図
二、弁明の趣旨
三、裁判長へのお願い
四、弁明の構成
****第一、総論-弁明の要旨
1,投資ジャーナル事件の真相の概要
一、会社の設立とその後の経緯
二、証券金融を始めた頃の状況
三、投資ジャーナル潰しの一連の動き
四、警視庁首脳との裏取引の実態
五、偽りの自白調書
六、投資ジャーナル事件の真相-その1
2,公判で争ってきた基本的意図と理由
一、真実の裁判を求める
二、投資ジャーナル事件の真相-その2
三、嘘と犯罪のデッチあげ
四、ソフトの時代への移行とベンチャービジネス
五、裁判長への再度のお願い
3,真相との相違点と証券金融事業における私の経営理念
一、投資顧問と水道理論(マス投資指導論)
二、証券金融を始めたいきさつ
三、証券金融の目的と自由投信論
四、客注株の取りつぎを中止したいきさつ
五、弁護団の所見
六、公正な裁判とは何か
七、預り金を返済していた事実と返済能力があった事実
八、事例による説明
九、三つの利点と二つの欠点
十、証取法における問題点
十一、事業家の精算義務
十二、返済状況と返済能力-昭和59年3月以降について
十三、創り出された被害者と違法なガサ入れ(別件捜査)
****第二、各論-本件における重要争点4項目の客観的証明
1,序説
一、ツェノンの逆説
二、現実の株券の動きを追跡する-「マイナス在庫」
三、東京地検特捜部のハジ調書・ハジ起訴・ハジ論告
2,証券金融を始める前に大量の資産をもっていたことの証明-重要争点 その1
主証明① 『57年4月から57年8月までの株券の総量からみての数理的逆算による証明』
主証明② 『56年9月末から57年4月末までの関東電化株の売り越し株数からの証明』
主証明③ 『57年4月の関東電化株の受け渡し状況からみての証明』
補助証明①『56年9月関東電化株の大暴落で損した金額の算定による証明』
補助証明②『57年11月末関東電化株を33万1千株手持ちしていたことの証明』
補助証明③『57年3月末関東電化株を58万1千株手持ちしていたことの証明』
補助証明④『検察は計算をするに際して故意に口座を抜いていることの証明』
補助証明⑤『手持ちのソニー株の株数の算定にもとづく証明』
補助証明⑥『合同信用の株券の移動にもとづく証明』
補助証明⑦『預金通帳の残高による証明』
3,中江が株式投資で大きな利益を出していたことの証明-重要争点 その2
一、中江への貸付金
二、使途不明金
三、マネーウォッシング
4,預かり金は一切費消せず収入の範囲内で経営をしていたことの証明-重要争点 その3
一、レッドとグリーンの峻別と黒字経営
二、収入について
①正当な顧問料収入としての成功報酬
②有価証券売却益
③合算10社以外の売り上げ
三、支出について
①広告宣伝費
②接待交際費
③支払手数料
④管理諸費
⑤営業外費用の中の支払利息割引料
⑥その他の営業外費用
四、損益結論《考え方 その1》
五、損益結論《考え方 その2》
5,返済能力の証明-重要争点 その4
一、限定思考から真相の円へ
二、五段階のプロセス
三、限定思考と思考の拡大
四、証明プロセス1『原点に返る』
一、企業会計原則
二、つじつま合わせとルール違反
三、会計士との面会
五、証明プロセス2『成功報酬分を返済義務金額から減額する』
一、証拠品の隠蔽-グリーン着金表
二、警視庁の指示による事前弁済
三、二つの修正点
六、証明プロセス3『合算10社の手持ち株と中江の手持ち株をバランスシートから合理的に逆算し返済能力に加える』
一、手持ち株という概念
二、バランスシートからの合算10社分の手持ち株と中江の個人分の最低手持ち株の逆算算出説明
三、中江の個人分の最低手持株を組み込んだ返済能力修正表
四、約定日における計算と受け渡し日による計算との誤差
五、修正表による説明-机上の空論の打破
七、証明プロセス4『貸付金を返済能力に加える』
一、資産の隠蔽-マイナス負債のトリック
二、回収可能性
三、企業買収資金-『のれん』
四、計算表の説明
八、証明プロセス5『現金の流れから手持ち現金を算出する』
一、プロセス5の1『手持ち現金はやはり存在した。個人口座を抜かすというトリックがあった』
一、経理資料の開示の遅れ
二、32億円赤字の正体
三、創り出された赤字
二、プロセス5の2『キャッシュの流れ 総論』
・6つのキャッシュの流れ
三、プロセス5の3『営業損益におけるキャッシュの流れ』
四、プロセス5の4『負債入金によるキャッシュの流れ』
⒈ 預り保証金
⒉ 短期借入金
⒊ その他の負債入金
五、プロセス5の5『資産出金におけるキャッシュの流れ』
⒈ 貸付金、別途貸付金、手形貸付金
⒉ 貸出金、その他貸付金、事業主貸付金
⒊ 仮払金
⒋ 保証金、敷金
⒌ その他の資産出金
⒍ 資産出金計
六、プロセス5の6『株関係のキャッシュの流れ』
⒈ 証券会社の受け渡し代金
⒉ 親金融への支払金利
⒊ 親金融からの借入金
⒋ 信用取引の損益
⒌ 株関係計
七、プロセス5の7『銀行関係及び信用取引保証金のキャッシュの流れ』
⒈ 銀行からの借入
⒉ 銀行預金増減
⒊ 銀行関係計
八、プロセス5の8『現金修正する前と修正後の手持ち現金』
一、現金修正前の手持ち現金
二、現金修正後の手持ち現金
三、真相の顕現-トリックの打破
四、中間値の定理
九、プロセス5の9『各月手持ち現金から実質手持ち現金を創り出す』
一、マイナスの観念と非現実性
二、真相の浮上
三、神の配剤
四、いつの日か誰かが真実を
五、真実の足跡
九、証明プロセス6『59年4月~同年8月までの返済能力と実質要返戻額』
付論一、準備手続調書について
一、第1回準備手続調書について
二、第2回準備手続調書について
三、第3回準備手続調書について
付論二、経理解明調査報告書171の考察-昭和55年4月から昭和57年3月までの経理状況の解明について
****おわりに
一、お詫びと誓い
二、被告人に対する不合理な求刑
三、政争の具にされた投資ジャーナル事件
四、責任の序列
***最終弁明の大意
一、検察の意見書
二、刑事に一言
三、検察に一言
四、偽りのリークとマスコミの報道
⒈ 出頭のいきさつ
⒉ 30億円費消の真相
⒊ 客注株の取次について
⒋ 被害者の予断とマスコミの責任
⒌ 偽りの報道と被害の発生
⒍ サンケイ新聞に一言
五、弁明の大意
***〈登場人物のプロフィール〉
*中江滋樹、山根治の二名は実名とし、その他は公職にあった者も含めて、原則として仮名とした。
(1) 投資ジャーナルグループ関連
1.中江滋樹。 投資ジャーナルグループ会長。北浜の若獅子、兜町の風雲児と囃された天才的相場師。32歳。
2.佐藤典明。 投資ジャーナル社長。温厚誠実な人柄。政治家を目指していた。31歳。
3.高山邦彦。 投資ジャーナル財務部長。手堅い経理マン。33歳。
4.寺井清子。 投資ジャーナル経理担当。有能なキャリアウーマン。35歳。
5.中江佐和子。 中江滋樹の妻。5児の母。32歳。
6.三浦一夫。 投資ジャーナル営業部長。野武士の風貌を持ったキャリア営業マン。44歳。
7.鈴本真人。 投資ジャーナル営業マン。セレブな女性4人から貢がせていたスケコマシ。36歳。
8.大村一成。 証券外務員。月給1億円の男として知られ、8人の女性にそれぞれ子供を生ませ面倒をみている精力家。49歳。
9.山根治。 投資ジャーナルグループ顧問会計士。44歳。
(2) 政界・経済界関連
1.超大物政治家。 政界の闇将軍。
2.真坂専二。 テレビ朝日元専務。テレ朝の天皇と称された。フィクサー。
(3) 顧客関連
1.町村貞子。 名門町村家の刀自。夫(故人)はソニーの創業に関与。
2.町村愛子。 町村貞子の孫。スケコマシ鈴本真人の四人の女性(スケ)の一人。
(4) 警視庁関連
1.武智大五郎。 警視庁のキャリア官僚。投資ジャーナル潰しを引き受け、数億円を懐にした人物。政治家志向。
2.馬庭勝二。 捜査担当刑事。
3.鹿野弾三。 公判担当刑事。
(5) 検察関連
1.庭野道太。 東京地検特捜部、部長検事。投資ジャーナル事件の総指揮官。
2.安野伝次郎。 東京地検、捜査担当主任検事。
3.本間茂三。 東京地検、捜査担当検事。
4.丹波善司。 東京地検、公判担当検事。
***〈付表〉
⒈ 表1 主証明①
⒉ 表2 主証明③
⒊ 表2の資料(カレンダー)
⒋ 表3 関東電化株の売買損益(昭和56年4月28日~同年9月12日までの)
⒌ 表4 関東電化株の売り越し状況(昭和56年9月~同57年4月末までの)
⒍ 表⒌ ソニー株券の移動から見た、57年3月末手持ち株を持っていた証明
⒎ 表6-1 収入
⒏ 表6-2 支出
⒐ 表6-3 収入と支出
10.表6-4 金利の違い
11.表7 実質株式売買損益
12.表8 返済能力結果表
13.表9-1 タルミノートの誤解のままの数字に手持ち株と手持ち現金を加えた表
14.表9-2 株券の流れ
15.表9-3 株券の流れ(続き)
16.表10-1
17.表10-2
18.表11-1 営業損益表
19.表11-2 負債入金票
20.表11-3 資産出金表
21.表11-4 株関係表
22.表11-5 銀行関係表
23,表11-6 現金修正と手持ち現金集計表
24.表11-7
***〈図表〉
図1 真相の円(極限の円)
図2 昭和59年3月以降の実際の返戻額
図3 返済能力のトリック
図4 序列表
***〈投資ジャーナルグループ18社〉
1 .株式会社ツーバイツー
2.株式会社投資ジャーナル
3.株式会社ロマン
4.株式会社ラック
5.株式会社相愛会
6.株式会社東京クレジット
7.東証信用株式会社
8.日本事務代行株式会社
9.日本証券流通株式会社
10.株式会社日本ビデオソフト
11.株式会社インデックス出版
12.株式会社証券ニュース社
13.株式会社ウィーズインフォメーション
14.株式会社ウプスロン
15.株式会社ラムダエンタプライズ
16.株式会社ランドストック
17.有限会社ライフ東京
18.有限会社万宝屋
以上、18社
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