2016年9月

012 預かり金は一切費消せず収入の範囲内で経営をしていた証明-重要争点 その3

***4、預かり金は一切費消せず収入の範囲内で経営をしていた証明-重要争点 その3 ****一、レッドとグリーンの峻別と黒字経営  昭和57年4月から、59年7月末日までの間、顧問料等の収入金(社内では、レッドと言っていました)の範囲内で経営を行い、顧客からの預り金(社内ではグリーンと言っていました)のお金は使わない経営をしていました。レッドのノルマ必達による経営をしていましたので、経常収支は常に […]

011 中江が株式投資で大きな利益を出していたことの証明-重要争点 その2

***3、中江が株式投資で大きな利益を出していたことの証明-重要争点 その2  現在、公判で論じられている株式売買は、氷山の一角に過ぎません。考慮されていないものの一つが私が持ち込んだ株であります。いま一つが私が簿外で使った数十億円の金です。これらの数億円相当の株や簿外で使った数十億円の金を、私はどのようにして得たというのでしょうか。  検事は、「1,中江滋樹への貸付金」「2,使途不明金」で説明し […]

010 証券金融を始める前に大量の資産をもっていたことの証明-重要争点その1(補助証明)

****補助証明① 『56年9月関東電化株の大暴落で損した金額の算定による証明』 *****使用資料  +銘柄別株式売買集計表 +JSBの株券等担保による月別借入状況集計表 +中江作成表3  主証明において、私が大量の株を、57年3月末、手持ちで保有していたことを証明いたしました。これだけでも、もう十二分と思いますが、念のため、さらに違った角度から、私が手持ちの株を大量に保有していたことを証明いた […]

009 証券金融を始める前に大量の資産をもっていたことの証明-重要争点その1(主証明)

***2,証券金融を始める前に大量の資産をもっていたことの証明-重要争点その1  この証明は、主証明3つと補助証明7つにより構成いたします。  57年3月末、大量の手持ち株があったことを、あらゆる角度から証明していきます。主証明だけで数理的に十二分に証明されるのですが、念のため、補助証明も加えておきます。 ****主証明➀ 『57年4月から57年8月までの株券の総量からみての数理的逆算による証明』 […]

008 各論-本件における重要争点4項目の客観的証明|序説

***第二、各論-本件における重要争点4項目の客観的証明 ****1,序説 *****一、ツェノンの逆説  古代ギリシャの哲学者ツェノンの考えだしたものに、いわゆる“アキレスと亀のパラドックス”があります。スピードランナーであるアキレスがノロマな亀を追い越そうとしても決して追い付けないというパラドックスです。  前方をノロノロ歩いている亀を追いかけ、亀がいた所へ到達した時には、亀は少し先まで進んで […]