2011年4月

400年に一度のチャンス -15

***15.公務員人件費の削減②-その効果と根拠②  360万人の公務員だけではない。何らかの予算措置が講じられているか、もしくは事実上の国の出先機関に属する人達をも含めたパブリック・セクター全体の人数は、福岡政行氏によれば900万人に達するという。日本の労働人口6,700万人の13%強である(前掲書、P.56~57)  パブリック・セクターの多くは、国民にとって必ずしも必要とされているものではな […]

400年に一度のチャンス -14

***14.公務員人件費の削減①-その効果と根拠①  前回、福岡政行氏の提言を一歩進めて、 +公務員の人員の2割カット。 +公務員の人件費の5割カット を提案した。 ****(1)この提案を具体的な数字で説明すると次のようになる。 +現状は、360万人の公務員に対して、30兆円の人件費が投入されている。 +人員の2割カットで70万人減の290万人。更に人件費の5割カットで18兆円のカット。(30兆 […]

400年に一度のチャンス -13

***13.不良公務員の排除と過大人件費の現実  福岡政行氏は、“どうする日本”への処方箋として、次の5つのロードマップを示している(『公務員ムダ論』角川書店刊、P.146~P.157)。 +政権交代 +政治家の定数削減は半分! +公務員の天下り全面禁止 +公務員の人件費2割カット、退職金は3割カット +有償ボランティア300万人―公務員と市民(住民)による民官パートナーシップの確立  いずれも的 […]

400年に一度のチャンス -12

***12.官愚の国  福島第一原発の事故は、明らかな人災である。毎日のようにテレビに出てくる東電関係者、原子力関連の役人達、原子力専門家と称する御用学者達、顔を見るだけでヘドが出そうである。まるで他人ごとのような口ぶりだからだ。“日本の原発では事故は起らない、仮に起ったとしても万全の防護策が施してあるから安全だ。日本の原発技術は世界最高レベルのものであるから安心してよい。” このような「原発の安 […]

400年に一度のチャンス -号外5(カルロス・ゴーンとは何者か? 2)

***カルロス・ゴーンとは何者か? 2  コメント アニリン 殿へ。  あなたのおっしゃっていることは事実ではありません。あなたが指摘されている期間について言えば、日産自動車の有利子負債は以下の通り、確かに減ってはいるのですが、しかし、単体で1兆円、連結で3兆円、しっかりと残っています。 ****日産自動車 有利子負債 総括表(単位:百万円) ^^t ^cx^年月日 ^cx^1999年3月31日 […]