2014年6月

「誰が小沢一郎を殺すのか?」-④

 小沢一郎氏と私を「社会的に抹殺」、ウォルフレン氏の言葉を借りれば、「人格破壊」した黒幕は官僚制。直接の下手人は国税査察官(料調を含む)と検察官。犯行の手口は冤罪のデッチ上げ。犯行に用いられた凶器は、小沢氏の場合はザル法である政治資金規正法、私の場合は国犯法と法人税法及び税理士法。お金にからむ情報の提供者は国税当局、旧ソ連におけるゲー・ぺー・ウー(GPU)である。  倒錯した官僚制が何故これまで、 […]

「誰が小沢一郎を殺すのか?」-③

 ここで「悪魔」とは何か、愛用している新明解国語辞典をのぞいてみる。悪魔:人を善に導こうとする神や仏の教えのじゃまをする魔物。極悪人の意にも用いられる。 と、簡にして要を得た分かり易い説明がなされている。いつものことながら感心する。  悪魔は、人々から神や仏を遠ざけ、人々に害を及ぼす魔性の存在だ。人々をたぶらかし、人々に危害を加えるのである。  日本の古代から中世にかけて、日本社会に猛威をふるった […]

「誰が小沢一郎を殺すのか?」-②

 ウォルフレン氏が得た結論と、私が認知会計による検証の結果得た結論とが期せずして一致した。日本の統治機構が、一握りの思い上がった官僚によって歪められ、彼らの意に反する者をことごとく日本社会から排除するしくみができ上がっていることだ。  歪められた統治機構の実態は、鵼(ぬえ。①渡り鳥であるトラツグミの古称。②夜、不気味な声で鳴き渡ったという怪鳥。源頼政が禁中で射た怪獣は、頭はサル、からだはタヌキ、手 […]

「誰が小沢一郎を殺すのか?」-①

   「誰が小沢一郎を殺すのか?」  -センセ-ショナルなこのフレ-ズは、カレル・ヴァン・ウォルフレン(Karel van Wolferen)の著書の題名である。原著は「The Character Assassination Of Ozawa Ichiro」といい、その日本訳(訳・井上実。角川書店)の題名だ。  “Character Assassination”とは、耳慣れない言葉である。著者によ […]