2009年5月

検証!! 『ホリエモンの錬金術』 -1

***(1)はじめに  ホリエモンこと堀江貴文氏が、私のブログ記事は、“嘘八百のオンパレード”であるとして、自身のブログで私の批判を開始しました。私が4年前に公表した記事を、何故今更騒ぎ立てるのかといった素朴な疑問が湧くのですが、“弁護団とも相談のうえ、なんらかの対策をとるつもりである。このブログを読んでいたら、該当記事を即刻削除したほうが良いだろう。”(ホリエモンの錬金術なんていう下らないサイト […]

100年に1度のチャンス -31

 情報という宝の山がほとんど手つかずで放置されているのは、何も企業情報だけではありません。公共機関が作成して垂れ流している、おびただしい量の情報も同様です。しかも、企業情報の代表格である有価証券報告書とは異なり、たとえいかがわしい情報であってもインチキの仕放題、チェックするところもなければ、インチキがバレても誰も罰せられることがありません。  「粉飾された2兆円」は、国交省が行っている費用対効果の […]

100年に1度のチャンス -30

 前回述べましたように、全世界が持っている財産の中でも知的財産だけは先陣を切って、全世界の人達の共有の財産になろうとしています。本格的なWeb時代が到来し、開発利益を一人占めする時代が終わりつつあるということです。その先鞭(せんべん)をつけたのは、リナックスであり、グーグルであり、ウィキペディアでした。  Web時代の中核をなすのはインターネットであり、この意味からインターネットは知的財産のインフ […]

松江讃歌

 やっとお出ましホリエモン、お伴引きつれ声高(こわだか)に、小人・売名・屑野郎、ナンジャモンジャと罵詈雑言(ばりぞうごん)、4年前ほどキツクはないが、ただ只管(ひたすら)に謝れと、ワイノワイノと強談判(こわだんぱん)、こりゃまた面妖ご無体な、ウヘーとばかり恐れ入る、お人好しでもあるまいに、恐れ入谷の鐘の音、音に聞えた田舎者、伊達(だて)に田舎にいやしない、知らぬ顔の半兵衛を、きめ込むつもりでいたも […]

100年に1度のチャンス -29

 好むと好まざるとに拘らず、私達は、情報のカオス(混沌とした状態)の中に投げ込まれています。五里霧中(深い霧が五里四方にたちこめて、全く方角が分からないような状態に陥ること、-新明解国語辞典)の状況と言ってもいいかも知れません。  このような状況にあって私達はどのようにしたらいいのでしょうか。膨大な量の情報という深い霧の中をあてどもなくさ迷い、いきあたりばったりに情報を利用し、情報に翻弄(ほんろう […]