2015年

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社名及び代表取締役の変更について

 平成27年4月1日をもって社名を「株式会社M&Aバンク」から「株式会社フォレスト・コンサルタンツ」へ変更いたしました。 (新) 株式会社フォレスト・コンサルタンツ (旧) 株式会社M&Aバンク  また、社名変更と同時に、代表取締役を山根治に変更しました。

大塚家具の親子ゲンカ-号外

 (株)ききょう企画が提出した「大量保有報告書」(平成20年4月1日付)がみつかりましたので、以下の通り記事の訂正をいたします。 +企画を持ち込んで融資を実行した銀行は(株)三井住友銀行(本店営業部)であったこと。三菱UFJ銀行と推測したことを訂正します。 +130万株の取引は市場外取引として行なわれ、一株当り1,183円、取引金額は1,537,900千円であったこと。40億円前後と推測したことを […]

大塚家具の親子ゲンカ-④

 大塚勝久氏から(株)ききょう企画に130万株の株式が移動しているのは、大塚勝久氏の相続税対策ではないかと前回指摘した。  私の推察が的を射ているとすれば実際のところは次のようなことではなかったか。  まずこの相続税対策のシナリオを作成して大塚勝久氏に提案し、実行させたのは誰かについてであるが、それは銀行筋ではないか。  何故か。(株)ききょう企画が130万株の株式を大塚勝久氏から買い取るためには […]

大塚家具の親子ゲンカ-③

 「ナッツ姫」ならぬ「かぐや姫」の暴走が開始されたのは大塚久美子氏が社長に就任した平成21年3月である。この時父親の大塚勝久氏は代表権のある会長に退いている。前回述べたところである。 まず前回の第1表と第2表とを見ていただきたい。第37期(平成19年12月期)と第38期(平成20年12月期)とが異常であることが分かる。第37期には2,799百万円あった当期純利益が第38期には一転して530百万円の […]

大塚家具の親子ゲンカ-②

 見苦しいとしか言いようのない親子ゲンカ、一体双方が何を言い争っているのか日本経済新聞が分かり易くまとめているので引用する。 ***経営を巡る対立の構図 項目 大塚勝久会長 大塚久美子社長 1.経営方針 ①会員制を維持し、購入履歴を基に店内を案内する接客②広域から集客するため広告宣伝を強化③2017年12月期に売上高660億円、営業利益26億円に ①気軽に入れる店舗経営②ホテルなど法人需要の開拓③ […]

大塚家具の親子ゲンカ-①

 夕刊タブロイド紙、週刊誌、テレビと、連日のように取り上げられているのが、ジャスダック市場に上場されている大塚家具の身内騒動である。会社の経営権をめぐる争い、いってみれば財産の分捕り合戦だ。  店舗展開をめぐる経営方針の違いが親娘ゲンカの原因であるかのようにマスコミは報じているが、果してそれだけなのか。創業者であり筆頭株主である父親の大塚勝久氏が多くの幹部社員を引きつれて記者会見し、「このまま娘に […]

疑惑報道

 このところ安倍内閣の閣僚にまつわるスキャンダル報道が相次いでいる。西川農水相、下村文科相、望月環境相、上川法相と、レストランの日替りメニューのように連日マスコミを賑(にぎ)わせている。すべて政治資金、つまりお金に関するスキャンダルだ。  疑惑を指摘された当の本人は、「何が悪いんだ」とばかりに言い逃れに終止し、任命責任者である安倍首相までもが彼らを擁護するのに懸命だ。  しかし、マスコミが取り上げ […]

モラロジーの呪縛-④

 幼いころに教わったモラロジー(道徳科学)。たしかに道徳の規範としてはよくできている。日本人としての道徳のあり方を示す一つの指針であることは確かである。  しかし、モラロジーはあくまでも統治者・為政者の立場から説かれた道徳だ。有徳の統治者に付き従っていくために、百姓(ひゃくせい。おほみたから)、つまり一般大衆はどのような心構えをしたらよいか具体的に説き明かしたものだ。  一握りの統治者・為政者のた […]

モラロジーの呪縛-③

 私が日本書紀の原文をはじめて通読したのは、今から19年前、53歳の時である。冤罪で逮捕され、松江刑務所拘置監に収容されていた時だ。(「冤罪を創る人々」-書写と古代幻視)  この時は、万葉集と風土記の学習が中心で、日本書紀はいわば副読本のつもりで読んだのであるが、1000年以上にわたって読み継がれてきた古代の言葉-古訓(こくん)にすっかりはまってしまった。面白いのである。古代の人々が古訓(こくん) […]

モラロジーの呪縛-②

 「尻尾のある人間」(有尾、有尾而)は、神武天皇紀戊午(つちのえうま)年八月の条に2回出てくる言葉だ。尚、同様の話は古事記にも「生尾人」(をおふるひと)として登場する。“吉野に至る時に、人有りて井(ゐ)の中より出でたり。光りて尾有り(光而有尾)。天皇(すめらみこと)問ひて曰(のたま)はく、   「汝(いまし)は何人(なにもの)ぞ」 とのたまふ。   「臣(やつかれ)は是(これ)国神(くにつかみ)な […]

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