2015年

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国税マフィアの闇-④

 福岡国税局の査察案件は、現在私が受任している7つの事案の中でもとりわけ悪質なものであり、緊急を要するものであった。  平成27年6月3日、福岡国税局に派遣されている国税庁監察官に対して、国税局職員(永田知光査察第3部門統括国税査察官以下5名の査察官)による犯罪行為を申し立て、犯罪捜査の要請を行なった。末尾に要請文の全文を公開する。  実は、査察調査の現場責任者である永田知光統括国税査察官(以下、 […]

国税マフィアの闇-③

 平成8年に私を逮捕勾留し、松江刑務所拘置監で40日にわたって私を尋問した中島行博検事(当時、広島地検検事、現在、金沢地検検事正)と公判検事の立石英生(当時、大阪地検堺支部検事、現在、金沢高検金沢支部長)。これら2人の検事が繰り広げた珍妙かつ支離滅裂な尋問(「082 鬼検事・越山会会長・ウンコ男」「083 ドイツの判例・粗製ガソリン脱税事件・手形パクリ事件」参照)の詳細については、『冤罪を創る人々 […]

国税マフィアの闇-②

 齋藤義典税理士が、依頼者を装った“刺客”と共謀して私を社会的に抹殺するために、自らのホームページで私を誹謗中傷しはじめてからほどなく、松江地方法務局が私を司法書士法違反で摘発する構えをみせた。  齋藤税理士が松江地検に対して業務上横領罪で私を告発したことを受けて、折原崇文検事(当時、松江地検三席、現在、横浜地検検事)が私のアラ捜し(余罪捜し)をするために法務局に働きかけたものだ。  司法書士の業 […]

国税マフィアの闇-①

 私は『冤罪を創る人々』において、査察官を日本刀を振り回わすヤクザにたとえ、検察官をピストルをぶっ放す暴力団にたとえた。この連中が私に対して行なった仕打ちは、まさにヤクザ・暴力団の仕業そのものであった。脅したり騙したりして脱税という犯罪をデッチ上げ、無実の私を犯罪人に仕立て上げた。国家権力をバックにしたヤクザであり暴力団だ。少なからぬ金を脅しあげて捲き上げることからすれば、国家公認の強盗であり、騙 […]

大塚家具の親子ゲンカ-⑩

 大塚家具の社外取締役に阿久津聡(あくつさとし)という人物がいる。大塚久美子社長と同じ一橋大学出身だ。昭和41年7月生まれであるから、大塚社長(昭和43年2月生まれ)とは大学のキャンパス以来の同窓生であろう。  大塚久美子氏が大塚家具の代表取締役に就任したのが平成21年3月。その一年後の平成22年3月に阿久津氏は大塚家具の社外取締役に迎えられ、現在もその地位にとどまっている。  阿久津聡。48歳、 […]

大塚家具の親子ゲンカ-⑨

 本来は簿記会計上の概念である資本が、会社法の成立と同時に法律の上で実体らしきものに変貌した。ユーレイが現実社会で大手を振って動き出したのである。これまで述べてきたところだ。  ところがこの資本というユーレイは、経済学の分野では以前から実体があるかのような扱われ方をしている。もっとも分かり易い例はカール・マルクスの経済学だ。俗に「マルクス経済学」と言われているものである。  マルクスは『資本論』第 […]

大塚家具の親子ゲンカ-⑧

 資本の概念が大幅に変り、つれて株式市場、ことにIPO(新規上場)のあり方が大幅に変った。以前に較べて上場することが容易になった反面、株式市場を通じて不正にあるいは不当に資金を調達することが容易になった。  ホリエモンのように、「金がすべて」、「どんなことをしてでも儲ければ勝」といった拝金主義に凝り固まった人物が株式市場に殺到することになったのである。ソフトバンクの孫氏も、楽天の三木谷氏も共に、法 […]

大塚家具の親子ゲンカ-⑦

 従来、資本という勘定科目は資本金と剰余金(資本剰余金と利益剰余金)とで構成される、実体のないものではあるが、しかし、企業経営のゆとりを示す指標として重視されてきた。  実体がないことについていえば、資金収支会計が主軸である会計システムを採用している国とか地方自治体、あるいは学校法人、社会福祉法人などにあっては、毎年の資金収支の残は現金等価物として残るもので、その累積である剰余金も必ず現金等価物と […]

大塚家具の親子ゲンカ-⑥

 たしかにテレビに時々顔を出す大塚久美子氏には生々とした人間の表情がない。まるで蝋人形だ。最近の安倍晋三総理と同様に、何ものかに取りつかれているロボットだ。 何故彼女がロボットに堕したのか。このような訳の分からないことで父娘がいがみ合っているのは何故か。  その疑問を解明する手がかりは、大塚久美子氏が平成27年2月25日にリリースした『平成27年12月期(第45期)配当予想の修正に関するお知らせ』 […]

大塚家具の親子ゲンカ-⑤

 この親子ゲンカの裏には、(株)三井住友銀行という金融機関が控えており、娘である大塚久美子氏を巧みに操っているのではないか。前回指摘したことである。  それにしても何故この女性が操り人形の役割を演じているのか不思議である。彼女は一橋大学出身のいわば才女だ。実の父親を足蹴にし、父親が苦労して育てあげた会社の存続を危うくする行為を平然と行ない、しかも、結果的に自らも破綻するおそれのある行動をしているの […]

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