2005年

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ホリエモンの錬金術 -6(※資料)

●資料A 【堀江貴文の上場後の持株と投下資金の推移】 NO. 1 2 3 4 5 6 7 8 年月日 H12.4.6 H13.7.23 第6期中 H13.9.30 第7期中(1) H14.8.7 14.08.08 14.08.09 持株数(株) 7,920 23,760   23,757   23,699 3,067 22,099 売却(株)     3   58   20,632   取得(株) […]

ホリエモンの錬金術 -6

堀江さんの現在の資産の主なものは、ライブドアの株式220,975,000株(平成16年9月30日現在。一株340円で計算すると、751億円)です。彼が自らの著書の中で、「モンゴルの国家予算に匹敵する」と豪語しているものです。 このような莫大な資産が、わずか5年ほどの間に形成されているのです。しかも、5年ほど前の堀江さんは、ほとんど無一文の状態でした。堀江さんはこの資産をどのようにして形成していった […]

093 訴追システムの制度疲労と検察官のモラルハザード

*(2) 訴追システムの制度疲労と検察官のモラルハザード 一、 三井氏は、長年検事として人を断罪する立場にあった。それが一転して断罪される立場に立たされることになった。 自らが逮捕勾留されてはじめて、現在の訴追と裁判制度の不合理さを痛感した旨、同氏はしばしば言及している。 三井氏は、「私は29年間、検事としてあらゆる事件を処理し決裁したが、このような事件(筆者注、― およそ犯罪とは言えないような些 […]

悪徳会計屋の経済事件ノートvol.20

2005年04月14日 第20号 発行部数:413部 /2005/04/12/post-0-252/◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 悪徳会計屋の経済事件ノート なぜ上場会社社長は国税局ロビーで壮絶なる自殺を選んだのか。国税局OB税理士が納税者を食いものにする手口とは。税務署とマスコミから悪徳会計士の烙印を押された会計のプロが税金法律金融事件の深層に迫る。 ◆◇――― […]

B08 マッチポンプ 8

***(8)問題点と対応策 以上の話にはいくつかの問題点が含まれている。 第一の問題点は、税務署OB税理士の行為は、明らかな犯罪であることである。まず、B税理士の行為は明らかに税理士法に違反しているにとどまらず、詐欺師まがいの手口は刑法にも触れるものであって、論評するまでもない。職業会計人としての矜持をうんぬんする以前の、極めて次元の低い問題であるからだ。不正もしくは不公正な手段によって生活の糧を […]

B07 マッチポンプ 7

***(7)犯罪の構図 以上の話をまとめてみると、次のようになる-。 国税OBの顧問税理士が会社の脱税という弱みを握ったうえで、税務署員をダシに使って会社を脅して、もみ消し工作という芝居をうって会社から1000万円を巻き上げた。税務署員は将来の顧問収入というエサに飛びつき、会社の社長は税理士の芝居を真に受けて2000万円税金でもっていかれるよりは、1000万円税理士に払い、この税務署員を将来顧問に […]

冤罪を創る人々vol.57

2005年04月12日 第57号 発行部数:350部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から- 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根治(やまね・おさむ)  昭和17年(1942年)7月 生まれ株式会社フ […]

ホリエモンの錬金術 -号外

一息入れましょう。これは号外ですから気軽に読み飛ばしてください。 私の50歳台は、マルサと検察に振り回された10年間でした。刑事裁判が終結した段階で、できるだけ客観的に自らを振り返ってみようと考え、一年前からメールマガジンを発行し、ホームページを開き、“冤罪を創る人々”と題して書き続けてきました。 そのついでに、気の向くままに勝手なお喋りをしてきたのが「山根治blog」でした。 共に、私のまわりに […]

ホリエモンの錬金術 -5

私が提示したホリエモンの3つのトリックについては、そのうちのどれ一つであっても、ライブドアの上場企業としての適格性にかかわるものです。 孫子の兵法に、“敵を知り己を知らば、百戦危うからず”と、あります。相手方を知ることが、戦いの第一歩であるということです。 フジ・サンケイグループとしては、あれこれと下手な小細工をする前に、相手方であるライブドアというのは一体何者であるか、改めてしっかりと見つめ直す […]

092 幹部検事の逮捕

****七.検察官訴追システムの実態 *****(1) 幹部検事の逮捕 一、 以上私は、自ら体験したことを事実に即して記してきた。多くの検察官が、嘘の自白を強要したり、証拠を改竄、あるいは捏造したりして、冤罪(無実の罪)を創り上げることに奔走した実態を明らかにした。 それは他からの伝聞ではなく、自ら身を切るような思いで体験したことである。検察官達の非行は、彼らが作成した数々の作文と法廷の速記録に基 […]

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