冤罪を創る人々vol.90
- 2005.11.29
- メールマガジン
2005年11月29日 第90号 発行部数:414部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-http://consul.mz-style.com/catid/11 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根 […]
フォレスト・コンサルタンツ
2005年11月29日 第90号 発行部数:414部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-http://consul.mz-style.com/catid/11 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根 […]
今一つ私の目をひいた鑑定意見書は、竹中平蔵氏(当時.財政経済担当大臣、現.総務大臣)に関するものでした。 「住民税脱税犯における偽計行為(1)」と「住民税脱税犯における偽計行為(2)」の2章に分けて論じられているもので、それぞれ、東京地裁に提出された先生の鑑定所見書であり、東京高裁に提出された先生の補充鑑定所見書の概要です(同書、567ページ~586ページ)。 ことの発端は次のようなものでした。 […]
****2)その2 今回の標題についてはなんとも悩ましい思いをした。作家の名前の後に、「氏」とか「さん」をつけるべきか否か悩んだのである。 前回は、「安部譲二との出会い」として、敢えて敬称を付けなかった。勿論、作家を軽んずるが故に敬称を省略した訳ではない。この点、「冤罪を創る人々」において、マルサとか検事の全てを呼び捨てにしたのとは訳が違う。この連中にはどうしても敬称をつける訳にはいかなかったので […]
「冤罪を創る人々」を一括して閲覧・印刷できるように、PDFファイルに加工したもの(※733KB。296ページ)を公開しました。こちらからダウンロードをお願いします。
2005年11月22日 第89号 発行部数:416部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-http://consul.mz-style.com/catid/11 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根 […]
「税法問題事例研究」(勁草書房)の中には、多くの鑑定意見書がそのままの形で掲載されており、当事者と北野先生との話し合いとか法廷における生々しい現場の雰囲気までも伝わってくるようです。 法学者にありがちな衒学的な言い回しは、北野先生の鑑定書には一切ありません。極めて分かり易い明解な言葉によって組み立てられた文章は、一分の隙もない見事なものです。税法の基本的な事柄に理解の及ばない無知な裁判官をなんと […]
***4.安部譲二氏との出会い -その後 ****1)その1 その日は島根大学での古文書学の授業の日であった。六十の手習いとばかりに、一年程前から若い学生諸君と一緒に古文書の学習をしていたのである。私より二歳若い先生(相良英輔教授)から、それこそ手取り足取り教えていただいたおかげで、それまでは全く意味不明のナメクジのような筆文字が、スラスラとはいかないまでもなんとか読めるようになっていた。 大学か […]
2005年11月15日 第88号 発行部数:417部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から- 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根治(やまね・おさむ) 昭和17年(1942年)7月 生まれ株式会社フ […]
北野弘久先生から分厚い一冊の本が送られてきました。先生の近著、「税法問題事例研究」(勁草書房)でした。 半世紀に及ぶ先生の学究生活は、単に大学の中にとどまるものではなく、広く一般社会との関わりの中でも実践されました。先生のお言葉によれば、積極的に“法実践活動に参加”されたのです。 この本には先生の法実践活動の一端が集成されており、実際に法廷に提出された鑑定書が多く収録されています。光栄なことに、私 […]
****2)その2 散髪は、拘置監の廊下にビニールを敷きその上に椅子を置いて行なわれた。理容師の免許を持っていると思われる受刑者がバリカンとクシだけを用いて散髪をするのである。ハサミとかカミソリなどの刃物を一切用いないのは、刃傷沙汰が起るのを未然に防ぐためであろう。 見張りの看守が一人いて、坊主頭の受刑者が黙々と髪を切ってくれる。被収容者は互いに話をしてはならない決まりになっているからだ。交談(こ […]