山根治blog

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認知会計からのつぶやき10-政治・経済・歴史を認知会計の視座から見つめ直す-

***1.脱税犯罪の特殊性  査察が脱税犯罪の廉(かど)で嫌疑者を告発するためには、「税を免れたこと」と「偽りその他不正の行為」の2つの要件が必要。中でも「税を免れたこと」を客観的に確定する手続として、嫌疑者による自主的な修正申告がある。査察は騙したり脅したり利益誘導したりして、なんとか修正申告にもっていこうとするが安易に応じてはいけない。査察が創り上げた「脱税ストーリー」が仮に荒唐無稽なものであ […]

認知会計からのつぶやき9-政治・経済・歴史を認知会計の視座から見つめ直す-

***1.査察  戦前の治安維持法と同様、やりたい放題の違法捜査。脱税事件の50%以上は冤罪によるもの。冤罪の原因は国税犯則取締法(国犯法)がザル法であることと、査察官が刑事法規に無知であり、査察技法が稚拙であることと、検事・裁判官・弁護士が税法と税務実務に無知であること。査察官は、法律と監査のシロウト。 ***2.査察(租税犯則調査)とは何か。  犯則事件(脱税事件)の証憑を収集して、犯則事実( […]

認知会計からのつぶやき8-政治・経済・歴史を認知会計の視座から見つめ直す-

***1.脱税事件有罪率100%の真実  国税庁は従来から脱税事件の有罪率は100%であると豪語。査察と検察の違法捜査による証拠(主に証拠物たる書面)の捏造と、それを見破ることができない弁護士・裁判官の無知・無能が原因。多くが冤罪。 ***2.脱税事件を手がける弁護士の実態  税法、国犯法、税務実務、査察の実態を知らない弁護士という名のシロウト。会計数字で埋めつくされた書類を解読する能力に欠けてい […]

認知会計からのつぶやき7-政治・経済・歴史を認知会計の視座から見つめ直す-

***「かごめかごめ」の童謡  「かごめかごめ」は、出雲大社を揶揄した童謡(わざうた、はやりうた)。明治時代以降、出雲大社に反感を持つ地元の神官が、江戸時代に流行(はや)った童謡に細工を施して子供に唱わせた遊歌(あそびうた)。斉明紀、天智紀に伝承されている童謡(わざうた)と同様のもの。  新たに施された細工は、「鶴と亀」、「すべった」、「うしろの正面」の三つ。 “籠目籠目 籠の中の鳥はいついつ出や […]

認知会計からのつぶやき6-政治・経済・歴史を認知会計の視座から見つめ直す-

***1.空海の仏教(東密)  仏教の形式を整えた日本化された道教。和を基本とする自利他利の追求。スローガンは「即身成仏」。400年後の慈円の「真俗一如」へと連なる国家統治システム。後7日御修法(みすほ)の勅許(834年)により、国家鎮護の宗教へ。 ***2.現人神(あらひとがみ)  天武天皇(第40代)が自らの意志で現人神へ。称徳天皇(第48代)で天武系の皇統が絶え、天智系の天皇へ。嵯峨天皇(第 […]

認知会計からのつぶやき5 -政治・経済・歴史を認知会計の視座から見つめ直す-

***1.中国の共産主義  共産主義の形式を整えた異形の道教。共産主義の対極にあるカルト。国内外ともに排他的な現世利益の追求。 ***2.統一教会のキリスト教  キリスト教の形式を整えたカルト的道教。主宰者による現世利益の追求。 ***3.創価学会の仏教  仏教の形式を整えたカルト的道教。主宰者による現世利益の追求。 ***4.靖国神社  神道の形式を整えた軍事施設。各地の護国神社も同様。 *** […]

認知会計からのつぶやき4-政治・経済・歴史を認知会計の視座から見つめ直す-

***1.大福帳の悲劇(1)  江戸時代に近江商人が最高レベルにまで完成させた複式簿記が大福帳システム。金貨、銀貨、紙幣、手形が混在する複雑な経済活動を見事に整理記録し、適確な経営判断に導く、秀れもの。  ソロバンが単なる計算器以上の働きをしていたと思われるものの、全容はいまだ未解明。大福帳システムを封建時代の遺物として捨て去り、欧米流の複式簿記を盲目的に導入したのが福澤諭吉の「帳合の法」。 ** […]

認知会計からのつぶやき3-政治・経済・歴史を認知会計の視座から見つめ直す-

***1.市場原理主義の正体  一部の富める者をより豊かに、大多数の貧しいものをより貧しくする社会システム。TPPはその一つ。  1%の者が、80%の富を独占するアメリカ。戦後、アメリカの植民地となった日本は、高度成長というバブルが消えた現在、中産階級の層が薄くなり、富者と貧者の二極分化に向っている。格差の行き着く先は国家の自滅。 ***2.市場原理主義の虚妄  市場原理主義は、内と外の植民地化を […]

クレーマー・橋下徹氏の本性-⑪

 これまで橋下徹氏を、端(ハタ)メイワクな典型的なクレーマーと位置づけ、その背景として彼の出自、つまり被差別部落特有のものの考え方があることを指摘すると同時に、彼の職業、つまり弁護士特有の倒錯したエリート意識があることを取り上げた。このために、橋下氏が正論と考えて発信したとしても、これらのバイアスがかかっているために、大方の日本人にとってはなんとなく歪んでみえるのであろう。  考えてみれば、橋下徹 […]

クレーマー・橋下徹氏の本性-⑩

 夜郎自大(やろうじだい)という言葉がある。広辞苑によれば、「(漢代の異民族の一つである夜郎の王が、漢の広大なことを知らず、自らを強大だと思って漢の使者と接したことから)自分の力量を知らないで、幅を利かす態度をとるたとえ。-史記西南夷伝」とある。  相手かまわず、「バカ」とか「畜生」などといった罵詈雑言を言い放ち、自らの発言については都合が悪くなるとクルクルと変えて、口から出まかせの言い訳を恥ずか […]

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