2006年

7/11ページ

冤罪を創る人々vol.107

2006年04月04日 第107号 発行部数:601部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-http://consul.mz-style.com/catid/11 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山 […]

疑惑のフジテレビ -号外6

まず、粉飾とは何かについて考えてみます。 もともと粉飾という言葉は、身支度、装飾、仕上げ、手入れというような意味を持っているドレッシング(dressing)を、会計用語として借用したものです。会計監査の実務で用いられているもので、法律用語ではありません。 つまり、粉飾とは決算の数字に細工を施して決算書の見栄えをよくすることをいいます。お化粧と言ってもいいでしょう。通常は、利益の水増しを意味するもの […]

疑惑のフジテレビ -11

私がフジテレビのデューデリに拘わるのは、昨年以来疑問を抱き、不審に思っていたからです。 フジテレビは昨年の4月18日に、デューデリを前提とした基本合意を行ない、一ト月後の5月23日に実際に440億円の増資に応じているのですから、この時点でフジテレビの経営陣は、デューデリの結果、ライブドアに出資することは経営者の判断として問題はないと考えたのでしょう。このことは、デューデリを実施することを公言し、そ […]

冤罪を創る人々vol.106

2006年03月28日 第106号 発行部数:604部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-http://consul.mz-style.com/catid/11 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山 […]

疑惑のフジテレビ -号外5

大鹿さんの記事は、2つの点で誤っています。 一つは、2月6日付の毎日新聞のトップ記事に対する批判が誤っていることです。「ライブドア株売却益/特別利益に計上/純利益黒字装う/粉飾70億円か」について、大鹿記者は、“通常、株式の売却益を特別利益に計上するのは、しごく当たり前の会計処理で、経済記者の一年生ならば誰でも知っている。もし、記事のとおりライブドアが株式の売却益を特別利益に計上していたとしたら、 […]

疑惑のフジテレビ -10

次に、監査法人のデューデリの手順を勝手に想定してみることにいたします。 従来の監査法人が作成している監査報告書の信頼性に疑問がある以上、新たに調査を委託された監査法人の主な仕事は、会社が提出している上場以来の決算書が、果して正当なものであるかどうかを確認することになります。言い換えますと、ライブドアの決算書に、証取法で禁止されている粉飾がなされていたかどうか、これをプロである監査法人の立場から検討 […]

147 松尾芭蕉と夢紀行 -その4

****4)その4 舞台は一転、平安の初期にタイムスリップする。元禄の世から遡ること900年、都は奈良の地から長岡へと遷されたばかりである。 東北の守り、多賀城は宝亀11年(780年)、蝦夷(えみし)によって焼き打ちされ、灰燼に帰したものの、いちはやく再建され、再び豪壮な姿を誇っていた。 時は延暦4年(785年)、人麻呂と並ぶ万葉の歌人大伴家持が、この多賀城で波乱に満ちた68年の生涯を終えようとし […]

冤罪を創る人々vol.105

2006年03月21日 第105号 発行部数:604部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-http://consul.mz-style.com/catid/11 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山 […]

疑惑のフジテレビ -号外4

大鹿さんの記事は、会計実務とか監査実務を知らない人が、断片的な知識をひろい集めて、自分の思い込みをもとに書き上げた記事の典型ともいえるものです。この方は又、証取法についてもよくご存知ないようです。 ただ、全てが間違っている訳ではありません。 +検察のリークをまともに検討しないで、いいかげんな情報をタレ流している大手マスコミ、+本来の職責を超えたことまでやろうとしている、思い上がった検察、の実態を鋭 […]

疑惑のフジテレビ -9

上場会社に対して現在行なわれている会計士監査は、企業の内部統制システムが十分に機能していることを前提として、試査(精査に対するもので、全体が妥当であると判断できる程度に、一部を抜き取って調査をすることです)に基づいて行なわれています。会社の取引の全てをチェックする訳ではないのです。 一般に、抜き取り検査というものがあります。試査は、必ずしもこれと同じものではありませんが、この抜き取り検査をイメージ […]

1 7 11