2004年11月

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西武鉄道 グループの資金繰り-1

西武鉄道は、資金繰りについて「有価証券報告書」(平成16年3月期)の中で、面白いことを言っています。- “当社グループでは、キャッシュ・フロー重視の経営を行っており、収益性の向上により、営業活動によるキャッシュ・フローを600億円とすること、さらに、投資効率を重視した事業設備への投資を積極的に行うとともに、有利子負債の削減をすすめるため、フリー・キャッシュ・フローを200億円とすることを目標として […]

冤罪を創る人々vol.34

2004年11月02日 第34号 発行部数:265部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆  「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-     日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。     マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇  山根治(やまね・おさむ)  昭和17年(1942 […]

057 論告求刑

*(ウ)論告求刑 一、 捏造による断罪が更にエスカレートするのは、立石英生が作成した論告要旨である。平成10年3月24日、第30回公判廷で検事立石英生は、論告求刑をなし、そのとき彼が作成した論告要旨は248ページにも及ぶ“力作”である。 二、 当時私は、この荒唐無稽な論告要旨を詳しく分析し、『論告要旨における問題点 ― その欺瞞と誤謬 ― 』と題する文書(16ページ)を作成し、弁護人に渡している。 […]

ゴーイング・コンサーンの幻想-6 西武鉄道

西武グループの更新投資額を年間で237億円としますと、営業活動によるキャッシュ・フローの533億円から、この237億円を差し引いた296億円が、借入金の返済に充てることのできる財源、つまり返済可能財源ということになります。ちなみに、西武鉄道は、260億円(フリー・キャッシュ・フローといっていますが)と言っています。  さあ、ここまで来ると核心に迫ることが言えるようになってきます。  連結付属明細表 […]

TKC と大木洋氏 -その1

  私がホームページで公表している『冤罪を創る人々』の読者の一人から連絡がありました。  マルサの大木洋(おおぎひろし)氏が、かなり大きな顔写真を出して、あるホームページ(TKC全国会)で喋っているというのです。  私はすでに大木洋氏については、-“マルサの現場の統括指令官。偽りの事実を捏造して、…架空のシナリオを創作した中心人物”として紹介し、大木氏が私と関係者に対して何をしたのか、具体的に明ら […]

ゴーイング・コンサーンの幻想-5 西武鉄道

これまで私は、ゴーイング・コンサーンの幻想を取り外した場合、あるいは一歩進んでどこかのファンドに売却しようとした場合、西武鉄道、あるいは同グループの資産の評価がどのように変化するのか、お話してきました。  次に、企業経営にあって極めて大きな問題である資金繰りについて考えてみましょう。  まずこのたびの不祥事(大株主の株式保有状況を長年にわたって偽っていたこと)が発覚する前、つまり上場が継続している […]

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