平成29年9月13日、私は犯則嫌疑者Aの代理人として、東京国税不服審判所に「更正処分」についての審査請求書を提出した。 平成29年7月7日付の緑税務署長による『平成22年分~同25年分の所得税の更正・加算税の賦課決定通知書』について、不服審査の申立てをしたものだ。 査察調査にかかる課税処分に関しては、従来、 「国税通則法第24条に定める“調査”がなされていないことから、当該課税処分は不適法であ […]
平成29年9月7日、犯則嫌疑者Aさんから、周章狼狽(しゅうしょうろうばい。大いにあわてふためくこと、-広辞苑)した声で電話がかかってきた。9月7日といえば、梅田直嗣・緑税務署長が送り付けてきた「督促状」に記されている1億円の納付期日だ。『やっぱり差押えがされました。私の預金が自由にできないんです。一体どうしたらいいんでしょうか。』 預金が差押えされたと言ってオロオロしている。理屈の上ではあり得 […]
平成29年9月8日、犯則嫌疑者Aさんに送られてきた怪文書について、緑税務署の特官部門に電話をした。前回疑問に思った5つの点を確かめるために、差押期日である平成29年9月7日の翌日に電話をしたのである。 以下、電話録音の反訳文を公開する。 尚、反訳文の中で私が、 「本当はあなたがた、差押えができないんじゃないの」 と問いかけたのに対して、緑税務署の小鷹上席国税徴収官(女性)は色をなして、 「( […]
平成29年9月4日、犯則嫌疑者Aさんから電話があった。「税務署から書類が送られてきた。この前の督促状の金額1億円より1,000万円ほど多く支払えといってきている。どうしたらいいか。」 前回の原稿を書き終えた直後のことだ。ひどく慌(あわ)てている。いきなり差押えをされたら仕事がつぶされてしまうことを心底(しんそこ)心配している。 取り急ぎその書類をファックスで送ってもらうことにした。 案の定、 […]
このたび新たに浮び上ってきた“ミッシング・リンク”、保全差押の条文(国税徴収法159条)は、主たるものが第1項に定められており、以下11項まで続く。 国税徴収法159条第一項『納税義務があると認められる者が不正に国税を免かれ、または国税の還付を受けたことの嫌疑に基き、国税犯則取締法の規定による差押若しくは領置……を受けた場合において、その処分に係る国税の納付すべき額の確定(申告、更正又は決定 […]
平成29年8月28日、緑税務署長が私の警告を無視して、犯則嫌疑者Aに「督促状」を送ってきた。 緑税務署長は、4,500万円の予納金を不適法に収納し、更正処分をする前に予納金4,500万円全額と9万円の還付加算金とを不適法に還付した以上、適法な更正処分はできない、-このことについては、ブログ記事(“嘘から出たマコト-②~⑩”)で詳細に述べた通りである。 適法な更正処分(国税通則法24条)をする […]
平成29年8月9日、横浜・緑税務署の –江口洋司 管理運営第1部門連絡調整官 から電話があった。 平成29年6月26日、私が、松江の事務所に来訪した緑税務署の須田裕之統括国税調査官に対して、 「国税資金支払命令官である長谷川昭男緑税務署長が、還付金等(4,500万円の予納金と9万円の還付加算金)の支払事務に当たり、法令に違反した支払をしているのではないか」 と申し入れ、加えて法令に […]
これまでのところを整理する。 まず、緑税務署の3人、 –統括国税調査官 須田裕之 –上席国税調査官 長澤郁治 – 国税調査官 賀喜一貴 が、4,500万円の還付金について、事実に反する嘘・偽りを申し述べた。 その嘘・偽りの具体的な内容は、 「法律に基づいて、4,500万円を過誤納とみなして還付したと言うのであるが、4,500万円の収納も、4,500万円の […]
国家会計レベルでの裏金操作、-これが長年当然のごとく行なわれてきた、 –「予納金の徴収」 と、それを原資にした「脱税金への充当」の実態である。「予納金の徴収」にせよ、「脱税金への充当」にせよ、法律上認められていない行政行為であり、不適法だ。 もっとも上記のうち、予納金は形の上では犯則嫌疑者が“自発的に”納付するようになってはいるが、脅したり、すかしたり、騙したりして予納に仕向けるも […]
平成29年7月6日付で送達された、「所得税の更正・加算税の賦課決定通知書」(以下、通知書という)が違法なものであり、無効である理由は、他ならぬ国税当局自ら、具体的に“自白”するに至った。 では、その“自白”とは何か。物的証拠として残された“自白”とは何か。それは次の2つの事実である。 一つは、「調査の上」で更正処分をした旨、通知書では記されているが、その「調査」について、–長澤郁 […]