山根治blog

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元特捜部長の暴言(追記2)

 「元特捜部長の暴言(追記)」のコメントNO.1756 (福田恒存をやっつける会会長 殿)について『そうすると、例えば鳩山親子のやり方を見習って、私の子や孫に、一切何も告げることなしに、預金口座に、私の意志としては贈与のつもりで毎年定期的に送金したとしても、振り込み後7年以内に税務当局に発覚しなければ、合法的に無税で贈与ができることになります。』 上記には誤りが2つあります。  一つは税務当局にバ […]

乾隆帝の壺-2

 この瓶の特徴は、乾隆帝が直接かかわった印(しるし)がいくつか書き込まれていることだ。上から順に、 -「乾隆御覧之寳」 -「宜子孫」 -「三希堂精鑑璽」 と読めるものがそれである。それぞれが篆書(てんしょ)で記されている。(写真撮影は、澤田暉夫氏による。) 【乾隆御覧之寳】 【宜子孫】 【三希堂精鑑璽】 これらは中国の国宝クラスの書画に朱印されていることでおなじみの印影であるが、磁器の中に書き込ま […]

元特捜部長の暴言(追記)

 「元特捜部長の暴言」のコメントNO.1753、1754 (福田恒存をやっつける会会長 殿)に対する回答です。  私は贈与でないとは一言も言っていませんし、感情的になっている訳でもありません。  仮に鳩山総理が自発的に贈与税の申告をしなかった場合、国税当局としては贈与と認定し、しかも7年も遡って更正することは極めて難しかったのではないかと言っているだけで、それ以上のものではありません。私はズバリ、 […]

乾隆帝の壺-1

 平成20年4月のことであった。私の許に一つの壺がやってきた。知人の所有になる名品で、中国清朝第六代皇帝乾隆帝(けんりゅうてい)ゆかりの品というふれこみだ。  私は美術品愛好家でもなければ骨董マニアでもない。ただ好奇心だけは若い時から人一倍旺盛な方なので、早速拝見することにした。美術品についてはずぶの素人であり、中国の歴史についても詳しいわけではなかったが、乾隆帝の名前だけはかねてからよく知ってい […]

元特捜部長の暴言

 12月27日(日)日本テレビ『真相報道バンキシャ』で、コメンテーターの河上和雄氏がとんでもないことを言い放った。鳩山総理が同日明らかにした、“母親から2002年以降の7年間で提供された12億6,000万円を贈与されたとして、約6億円の贈与税を納付した”ことを受けてのコメントである。  河上氏は、鳩山氏の行為を贈与税の脱税と断定し、脱税、脱税と繰り返した上に、あろうことか、母親の鳩山安子さんまで批 […]

保守王国の悪あがき-4

 前回、「ハゲタカの乱舞」と題する、25年前の私の記事を掲載した。大橋川改修事業に即して、ハゲタカとは何か、ハゲタカがついばもうとしている死肉とは何かを考えてみる。  まず、ハゲタカ。国交省の役人と島根県の一部の国会議員・地方議会議員をはじめとして、その配下にある土建業者。ハゲタカの手先になって旗振り役を演じているのが島根県知事・松江市長であり、おこぼれに与ろうとしているのが、立退き補償金をあてに […]

保守王国の悪あがき-3

 しなくともよいだけでなく、してはならない公共事業の典型が、私達地域住民の反対運動によって中止に追い込まれた、かつての宍道湖・中海淡水化事業であった。以下の記事(「ハゲタカの乱舞」)は、今から25年前に地元経済誌(週刊)に寄せたものである。この亡国の事業ともいえる淡水化事業は、昨今、旧勢力である島根の自民党筋が、なにがなんでも推進しようと画策している大橋川改修事業と余りにもよく似ており、政・官・業 […]

保守王国の悪あがき-2

 この夏の総選挙で雪崩現象のような大敗を喫した自民党ではあったが、保守王国島根の自民党は2つの小選挙区の議席を確保している。底堅い自民党支持基盤に加えて、対峙する島根の民主党が余りにもだらしないことが、自民党が議席をかろうじて守ることができた原因である。  島根の民主党。この人達は一体何をしているのか。総選挙前と同様に、民主党政権に移行してからも民主党らしいまともな活動をしている気配が全く伝わって […]

『疑惑のダム事業4,600億円』-八ッ場ダムの費用対効果(B/C)について -号外2

 前回述べたように、八ッ場ダムの問題は国の財政問題であり、とりわけ財政支出の優先順位の問題である。  財政支出の優先順位を客観的に判定しようとして制定されたのが政策評価法だ。多様な政策をふるい分けるに際して、政治家を含む利害関係者の恣意的介入を防ぐ役割を果たしていると言ってよい。  長尚氏の論述においては、八ッ場ダム問題を考えるにあたって最も肝要な政策評価法にもとづくデータ(B/C)の検証が全くな […]

保守王国の悪あがき-1

 大橋川改修事業(「粉飾された2兆円」参照)がこのところ急ピッチで推し進められようとしている。自民党が先の総選挙で大敗し、政権政党の座を民主党などに明け渡してから、八ッ場ダムをはじめとしたムダな公共事業が全面的に見直され、事業中止の動きが全国的に加速している中にあって、その動きを阻止し、なにがなんでも事業を推進しようというのであろう。悪あがきである。  この大橋川改修事業は、7,000億円にものぼ […]

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