山根治blog

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012 預かり金は一切費消せず収入の範囲内で経営をしていた証明-重要争点 その3

***4、預かり金は一切費消せず収入の範囲内で経営をしていた証明-重要争点 その3 ****一、レッドとグリーンの峻別と黒字経営  昭和57年4月から、59年7月末日までの間、顧問料等の収入金(社内では、レッドと言っていました)の範囲内で経営を行い、顧客からの預り金(社内ではグリーンと言っていました)のお金は使わない経営をしていました。レッドのノルマ必達による経営をしていましたので、経常収支は常に […]

011 中江が株式投資で大きな利益を出していたことの証明-重要争点 その2

***3、中江が株式投資で大きな利益を出していたことの証明-重要争点 その2  現在、公判で論じられている株式売買は、氷山の一角に過ぎません。考慮されていないものの一つが私が持ち込んだ株であります。いま一つが私が簿外で使った数十億円の金です。これらの数億円相当の株や簿外で使った数十億円の金を、私はどのようにして得たというのでしょうか。  検事は、「1,中江滋樹への貸付金」「2,使途不明金」で説明し […]

010 証券金融を始める前に大量の資産をもっていたことの証明-重要争点その1(補助証明)

****補助証明① 『56年9月関東電化株の大暴落で損した金額の算定による証明』 *****使用資料  +銘柄別株式売買集計表 +JSBの株券等担保による月別借入状況集計表 +中江作成表3  主証明において、私が大量の株を、57年3月末、手持ちで保有していたことを証明いたしました。これだけでも、もう十二分と思いますが、念のため、さらに違った角度から、私が手持ちの株を大量に保有していたことを証明いた […]

009 証券金融を始める前に大量の資産をもっていたことの証明-重要争点その1(主証明)

***2,証券金融を始める前に大量の資産をもっていたことの証明-重要争点その1  この証明は、主証明3つと補助証明7つにより構成いたします。  57年3月末、大量の手持ち株があったことを、あらゆる角度から証明していきます。主証明だけで数理的に十二分に証明されるのですが、念のため、補助証明も加えておきます。 ****主証明➀ 『57年4月から57年8月までの株券の総量からみての数理的逆算による証明』 […]

008 各論-本件における重要争点4項目の客観的証明|序説

***第二、各論-本件における重要争点4項目の客観的証明 ****1,序説 *****一、ツェノンの逆説  古代ギリシャの哲学者ツェノンの考えだしたものに、いわゆる“アキレスと亀のパラドックス”があります。スピードランナーであるアキレスがノロマな亀を追い越そうとしても決して追い付けないというパラドックスです。  前方をノロノロ歩いている亀を追いかけ、亀がいた所へ到達した時には、亀は少し先まで進んで […]

007 真相との相違点と証券金融事業における私の経営理念3

※006 真相との相違点と証券金融事業における私の経営理念2より続く ***十、証取法における問題点    次に証取法の問題です。  顧問弁護団から「灰色」であると指摘された訳ですが、7月の時点では、「関東電化」を大量に買いたいといった事情もあり、「証取法というのは、一般の証券会社でも毎日のように犯している法律であり、問題はない。」と思っていました。証券界の実情を知る人なら、誰でもわかっていただけ […]

006 真相との相違点と証券金融事業における私の経営理念2

※005 真相との相違点と証券金融事業における私の経営理念より続く ***六、公正な裁判とは何か  視点を変えて申しますと、検事が人質をとったりしてまで、インチキ調書を捏造したことは、真実に基づいて起訴したのでは、「無罪」となってしまう可能性があるためであり、わざわざ「57年3月金が無かった」とか、「赤字だった」とか、「返済できなかった」とか、「始めから取り次ぐ意思がなかった」という事実に反する虚 […]

005 真相との相違点と証券金融事業における私の経営理念

***3,真相との相違点と証券金融事業における私の経営理念 ****一、投資顧問と水道理論(マス投資指導論)  私は、中学2年より株の売買をすると共に株の研究を始め、18歳で投資顧問の会社に入社し、22歳で投資顧問会社ツーバイツーを設立いたしました。投資ジャーナル社の前身となるものです。  投資顧問での社員として約4年、その後自分で投資顧問会社を経営して約6年。都合10年間、投資顧問の顧客指導のあ […]

004 公判で争っている基本的意図と理由

***2,公判で争っている基本的意図と理由 ****一、真実の裁判を求める  今回私が公判で争っている基本的な意図と理由を申し述べます。  何度も、当法廷で述べ、先ほども申し述べましたように、私は真実の下での裁きをいただきたいために争っているのであります。罪の有無や刑の軽重を争っているものではないのです。真実の下の裁きであるのなら、刑の軽重は争いません。  「大証券トップの北陸での謀議の後、警察庁 […]

003 投資ジャーナル事件の真相の概要

***第一、総論ー弁明の要旨 ****1,投資ジャーナル事件の真相の概要 *****一、会社の設立とその後の経緯 ((x))  昭和51年春、私は株式会社投資コンサルタントツーバイツー(以下、ツーバイツーといいます)を設立しました。  京都山科のマンションの一室から始めたツーバイツーは、一年後京都のメインストリートに事務所を構えるようになります。そして、東京支店、名古屋支店開設と続き、順調に発展を […]

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