悪徳会計屋の経済事件ノートvol.12
- 2005.02.17
- メールマガジン
2005年02月17日 第12号 発行部数:377部 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 悪徳会計屋の経済事件ノート なぜ上場会社社長は国税局ロビーで壮絶なる自殺を選んだのか。国税局OB税理士が納税者を食いものにする手口とは。税務署とマスコミから悪徳会計士の烙印を押された会計のプロが税金法律金融事件の深層に迫る。 ◆◇―――――――――――――――――――――――――― […]
フォレスト・コンサルタンツ
2005年02月17日 第12号 発行部数:377部 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 悪徳会計屋の経済事件ノート なぜ上場会社社長は国税局ロビーで壮絶なる自殺を選んだのか。国税局OB税理士が納税者を食いものにする手口とは。税務署とマスコミから悪徳会計士の烙印を押された会計のプロが税金法律金融事件の深層に迫る。 ◆◇―――――――――――――――――――――――――― […]
***(8)倒産の真相 私が確信するに至ったハニックス工業倒産の真相は、 ― 関連会社の倒産を背景にして、一部情報機関が会社の信用不安説を流し、銀行筋が信用供与に慎重になった。このような状況の中で、東京国税局が、虚構のシナリオによる脱税の告発を行ない、マスコミに公表した。この告発は単なる脱税の告発ではなく、証券市場におけるディスクロージャーの根幹を傷つける自己株式の不正取得とその売却を内容とするも […]
2005年02月15日 第49号 発行部数:327部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から- 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根治(やまね・おさむ) 昭和17年(1942年)7月 生まれ株式会社フ […]
ゼロ金利政策。この10年余り、預金の金利がゼロに等しい状態が続いています。 羊のように従順な日本国民は、心の中では不満に思ってはいても、政府に対して大声をあげて抗議などしませんでした。 私は常日頃、このゼロ金利政策こそ日本経済の立ち直りを阻害しているものであると考えています。つまり、預金者の側からしますと、金利収入が期待できないのですから、生活の将来設計に大きな支障をきたし、ひいては、現在の消費行 […]
*(キ) 「謝辞」 1. 中島は、40日の取調べの中で、私に三回、自らの机に両手をついて私に頭を下げた。頭を下げ、謝辞を表明したのである。 2. 一回目は、平成8年2月1日のことであった。同年1月31日の午後の取調べの折、中島は例によってピント外れの難クセをつけ、私をいじめ始めた。 中島:「山根は、取引の両方から利益を得ているんじゃないか。」山根:「そうですよ。何か問題でもあるんですか。」中島:「 […]
2005年02月10日 第11号 発行部数:378部 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 悪徳会計屋の経済事件ノート なぜ上場会社社長は国税局ロビーで壮絶なる自殺を選んだのか。国税局OB税理士が納税者を食いものにする手口とは。税務署とマスコミから悪徳会計士の烙印を押された会計のプロが税金法律金融事件の深層に迫る。 ◆◇―――――――――――――――――――――――――― […]
*(4)その他のケース あるいは、個人で申告させて、低い税率による税金を納めた残りを会社がつかうつもりであったとでもいうのであろうか。 この場合、税引後の資金がストレートに会社の資金として活用できないのは前述のとおりである。各個人から会社が借りる形式をとれば、正規の帳簿に計上できるのではないかという議論もあろう。 しかし、それならば、敢えて会社の裏金をつかって自社株の取得をするという重大な犯罪行為 […]
2005年02月08日 第48号 発行部数:328部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から- 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根治(やまね・おさむ) 昭和17年(1942年)7月 生まれ株式会社フ […]
国とか地方公共団体に勤める者を役人と言い、日本国憲法は役人のことを公務員と称し、全体の奉仕者であると規定しています。 パブリック・サーバント。本来は主権者である国民に奉仕する者のことを公務員と言うようですが、果たして現実はどうでしょうか。 このところ、毎日のように公務員の不祥事がマスコミを賑わしています。警察とか検察庁が組織的に裏金を操作して個人的な遊興費などに費消していたり、近いところでは大阪市 […]
*(カ) 「前門の虎、後門の狼」 1. 平成8年2月24日、逮捕30日目のことであった。 中島は、一つの熟語を持ち出し、どうだ参ったか、と言わんばかりに私に向き直った。私を攻めあぐんでいただけに、自分に活を入れようと思ってひねり出したもののようであった。 中島:「今の山根は、いってみれば“前門の虎、後門の狼”ってところだな。ま、いずれにしても逃げ道がないってことだ。」山根:「それはまた、どういうこ […]