中江滋樹氏からのダイイング・メッセ-ジ-⑮-見えてきた裏の構図-(6)

(1)令和2年7月4日、海外にいる藤原肇さんから電話があった。私のブログ記事(「中江滋樹氏からのダイイング・メッセ-ジ-⑬-見えてきた裏の構図-(4)」)を読んだ藤原肇さんの読者から連絡があったという。岡本秀樹の評伝「ロレンスになれなかった男-空手でアラブを制した岡本秀樹の生涯」が出版されたことを知らせるものであった。

 ODA政府資金のフィクサ-であった岡本秀樹三宅和助渡部恒三の実像の一端を知っている私としては、アラブ王族に食い込んだ空手家として岡本秀樹が「(エジプトの)警察のほか軍の特殊部隊、テロ対策部隊、秘密情報機関での空手指導に多忙だった」(同書.P174)とされていたのには正直驚いてしまった。私には、100億円ほどのODA資金を使ってエジプトに「武道センタ-」をつくるとは言っていたが、まさかエジプトの諜報員(スパイ)であることまでは知らなかった。

 岡本秀樹については当時、日本航空の情報網を使って、カイロにおける身元調査を行った。一ト月ほど後に私に届いた報告書には、家族状況に加えて、カイロで空手の道場を持っていること、つぶれそうなス-パ-マ-ケットを経営していること、カイロの日本人街においては「すこぶる評判の悪い人物」として知られていることが記されていた。
 

(2)令和2年7月3日、タレント弁護士の橋下徹が、BS・TBSの「報道1930」に出演して、番組が終わろうとしている時、異なことを早口でまくしたてた。憲法改正の要(かなめ)は、憲法94条だというのである。一体この人物は何を喋っているんだと不審に思いながら、ともかく六法全書で確認することにした。ナント、憲法94条は次のように「地方公共団体の権能」を定めたものではないか。
憲法94条
 地方公共団体は、その財産を管理し、事務を処理し、及び行政を執行する権能を有し、法律の範囲内で条例を制定することができる。



(3)ジャ-ナリストの大鹿靖明が、朝日新聞DIGITAL版の会員記事として寄稿したのが、「(けいざい+)企業監視20年:1~4 -2020年6月9日5時00分~2020年6月12日5時00分」である。

大鹿靖明は、朝日新聞記者としてライブドア事件を取材し、テレビ番組に出演してホリエモンとか村上世彰の立場に立ち、検察の手法を批判した人物として知られる。取材内容は「ヒルズ黙示録 検証・ライブドア」(朝日新聞社)にまとめられている。

 出版(2006年)から14年、一人の人物、佐々木清隆(現:一橋大学大学院特任教授)を登場させて、ライブドア摘発の経緯を明らかにしている。大蔵省にキャリアで入りながら格落ちして「スペシャルさん」と呼ばれるノン・キャリア扱いとなり、証券取引等監視委員会の立ち上げに携わった人物だ。佐々木清隆によってライブドア摘発の内部情報が暴露されている。

 私が注目したのは2点。

 一つは、ライブドア事件の核心は、株式の発行市場での不公正ファイナンスにあったにもかかわらず、流通市場での「粉飾」や「インサイダ-」事件にスリ替えられたことである。大鹿靖明は、自分がこれまでピント外れの論陣を張っていたことに気づいていないようだ。

 二つは、クレディスイス山口組五菱会のマネ-ロンダリングをしていたことを証券取引等監視委員会が把握していたことだ。

 これらの二つのことがらは、概ね判ってはいたが、朝日新聞のような一般紙で明らかにされたのは初めてではないか。私は、いずれの点についても「ホリエモンの錬金術」(「ホリエモンの錬金術 -1」)を書いた時点で知っていた。もちろん私には当時、特別な情報ル-トがあったわけではなく、全て公表されている資料(主に有価証券報告書とホリエモンの発言)の分析(“認知会計分析”(「123 認知会計の発見」))によるものであった。

 上記(1)~(3)に共通するのは、

+早稲田大学-「寝わざ師」の大学

+中江滋樹

+裏ガネ

+サイコパス(藤原肇、中野信子)

+憲法改正(「日本会議」)

+國體天皇の奉行衆(落合莞爾)

の6つであり、これらは会計職人・山根治の認識であると同時に、3.~6.については藤原肇さん、落合莞爾の認識と概ね一致する。

 ただ、お二人と私の間には認識のレベルに差異がある。お二人の認識は、ヒュ-ミント(「中江滋樹氏からのダイイング・メッセ-ジ-⑦」)の域に留まるものであって、概ね仮説あるいは伝聞証拠である。会計職人たる私の認識は、ヒュ-ミントに認知会計分析(不正監査分析)を加えて証明の域に引き上げたものだ。(この項つづく)

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 ここで一句。 ”人柄を 知るには要らぬ 出身校”  -鎌ヶ谷 ありの美(毎日新聞、令和2年7月6日付、仲畑流万能川柳より)


(“会計士人生50年の所感は逆。トリッキ-(Tricky。こうかつな、ずるい-グランドセンチュリ-英和辞典)大学の横綱格は東京大学、大関格は慶応大学と早稲田大学。東京大学は、政・官・財にわたるオ-ルラウンド・トリッキ-・プレイヤ-、いわば「日本一の大親分」、慶応大学は、財のトリッキ-・プレイヤ-、いわば「こそ泥の類(たぐい)」、早稲田大学は、政のトリッキ-・プレイヤ-、いわば「寝わざ師」。東京大学については、「東大話法」(「「福沢諭吉の正体」-補足1-東大話法の元祖」)で、慶応大学については、「帳合の法」(「「福沢諭吉の正体」-②」)ですでに論じているが、早稲田大学についてはこれまで論じていない。

私の配偶者の父親は、大正時代に稲門をくぐったものの「寝わざ師」になれなかった人物。”-松江のプ-タロ-)

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