エセ同和団体の“生贄”(いけにえ)-⑵
- 2018.03.12
- 山根治blog
“国家公務員による犯罪行為”としての税務調査、-その犯罪に荷担(かたん)した人物は、前回公表したものに加えて次の通りである。
+大阪国税局 橋下元秀局長
+大阪国税局 課税第一部 資料調査第一課
++福居秀雄 課長
++間島博行 総括主査
++伊藤一美 主査
++西川 勇 主査
++出水敬士 実査官
++金井実咲 実査官
++横山 某 実査官
※2.の間島博行総括主査は、平成30年1月に配置替えとなっている。
※7.の横山某実査官は、熊本国税局より研修のために今回の調査に参加。調査着手時に、A医師の「身柄確保」を行った人物。
+奈良県中小企業連合会(「中企連」と略称)
++米川善通 専務理事
++崎浜盛喜 職員
※「中企連」は、ホームページの目的欄に「税務相談」を掲げている、脱税請負のエセ同和団体。
+木本亞夫(つぐお)税理士
※30年前まで大阪国税局に勤務していた国税ОB。退官時の役職は大阪南税務署統括国税調査官。大阪国税局近くの大阪市中央区谷町2丁目に税理士事務所をかまえ、「中企連」の手先として納税者を食い物にしている税理士。昭和19年生まれの72歳。
※すでに実名を公表している小田満税理士(「嘘から出たマコト-③」)も、木本亞夫税理士と同様に、全国的なネット・ワークのエセ同和団体の手先として納税者の味方を装いながらその実納税者を騙して食いものにしている税理士。昭和20年生まれの71歳。“緊急告知!!「緑税務署が1億円を強奪しようとしている」①~⑦”における主犯格。
今回は、A医師、Aクリニック副院長、山根税理士、山根税理士の補助者の4名が、木本亞夫税理士事務所まで赴いた時の会話記録を公表する。「中企連」がリョウチョウの調査結果を説明するとのことであったので、私はセカンド・オピニオンの立場で同席した。その際の会話記録である。
場所 木本税理士事務所
出席者 木本亜夫(つぐお)税理士
米川善通中企連専務理事
A医師、Aクリニック副院長
山根税理士
同上補助者
A医師、Aクリニック副院長と木本税理士事務所へ。18名位の事務員。玄関右奥の机に案内される。山根、A医師、Aクリニック副院長。対面に木本が座り、米川が後で座る。木本は何事かという感じで、最初は笑顔もあったが、後は喧嘩腰。米川は陰のある感じの人物。山根の名刺を3回位ポケットから出して、じろじろ見ていた。
木本税理士、紙袋3つに資料をたくさん入れて現れる。
木本「こんな格好で申し訳ないです」(ネクタイなしのこと)
名刺交換。
木本「ちょっと米川さん、来られるまで」
A医師「待っときましょうか、その方が話が。米川さんいないと、話ができないとおっしゃってる」
木本「ははは(笑)」
山根「国税の方に?」
木本「ええ、私、昔いました」
山根「いつ頃?」
木本「30年になります。辞めて30年になります」
山根「お辞めになって30年?」
木本「はい」(返事短く、固い表情)
山根「あなた何年生まれですか」
木本「19年です」
山根「私は17年生まれだから」
木本「・・・へへへ(笑)」
山根「19年生まれでお辞めになって30年といったら」
木本「もうだいぶ前です。(笑)」
山根「なら、40代ですか」
木本「・・終わった位です」
山根「統括官を経験された?」
木本「ええ。南で最後、統括官で」
山根「統括で」
米川が黒い鞄を持って現れる。
A医師「お手数かけます」
山根「法人で?南税務署の?」
木本「南税務署の」
A医師「セカンドオピニオンお願いしました山根先生です」
名刺交換。
山根「それからずーっとここの場所で?」
木本「いえ、最初はむらくみ?町でしたんです。先輩が平成15年亡くなられて、後、一緒になる形で・・・」
山根「ああ、そうですか。大阪の中心街で」
木本「いえいえ」
山根「国税局に近い」
木本「そうですね」
米川「島根県から?」
山根「ええ、ちょっと離れた所にいますけれど。日本の田舎におりますけれど」
米川「いえいえ」
山根「私はよく存じ上げないけれど、奈良県の中小企業連合会」
米川「はい」
山根「専務理事でいらっしゃるんですけど、これどのような関係でございます?
米川「あのう、税経?とかそんな関係の相談・・・やる所です」
山根「ああ、そうですか。ふーん」
米川「はい」
山根「・・・全部こちらに相談をなさっていた?」
木本「いえ、それはないです」
山根「そういうことはない?」
木本「はい。一部相談を受けて、紹介してもらう形もありますし」
山根「この度の」
木本「はい」
山根「Aクリニックの料調に関しての相談を今、されているということ?」
木本「一応、向こう相談されて、税理士が・・・」
米川「元々、うちの中企連の会員さんなんですよ」
山根「そうなんですか」
米川「うち経由で、税務署に出させてもらってる・・」
山根「そういうことですか」
米川「はい」
山根「そこの所、私よくわからないですけど、中企連を経由して出しているという、これ」
米川「紹介いただいて、・・調査する時の立ち合いも一応されてるので、依頼を受けて、・・・の仕事をさせてもらっているという話になります」
山根「米川さんにお聞きしたいんですけど、中企連の会員ということは聞きました。会員で、前から中企連を通して、申告しているということ?」
米川「そうです。」
山根「ふーん。それは、私はこういうケースってあんまり、ちらほらとは耳にしますけれど。具体的にはあまりよくわかんないんで。法的にはどういう形でございましょうか」
米川「あの、商工団体って言いますかね、それと一緒だと考えていただいていいと思いますけども」
山根「商工団体?」
米川「はい」
山根「会議所とか?」
米川「はい」
山根「そういうのと一緒に考えたらいいということですか」
米川「はい。はい。奈良の方で・・商工団体で・・・それはわかっておられて、A先生は加入されたと思うんですけども」
A医師「そういうことです。はい」
山根「ふーん」
米川「はい」
山根「商工団体はいいんですけども」
米川「はい」
山根「あなたは局にいて、しかも南税務署ですか」
木本「はい」
山根「南税務署と言ったら、大阪の代表的な税務署で」
木本「はい(笑)」
山根「しかも統括をされていらっしゃるので、税金関係のことは法律から何も、全部ご存知だから。私は詳しいことは申し上げませんけれども、今の法体系で、ちょっと私理解しかねるのは、そういう形のことが。一般的に言ったらできないと思うんですけど、どうなんですか」
木本「それはどういう?今日は何?何で今日はお会いしてるんですか」(笑いながら、声が大きくなる)
山根「取り合えず言いますけれど、今日意見をお聞きしますけれど。もうちょっと話をさせていただきますけれど」
木本「はい」
山根「取り合えず、あなたのね。ここへ来いということで」
木本「いや、来いんじゃなしに、どこでしますかということで、A先生の方がいいのか、ここがいいのかということで、説明をする場所を、ここを提供させていただいただけで」
山根「わかりました。説明を受けましょう。私、セカンドオピニオンとして聞かせて下さいませ」
米川「・・・・」
木本「それだったら、もう・・になるんだったら、降りますんでね」
山根「いや、降りてもらっても」
木本「いや、もう、降りる・・というよりも。あのう、何もわからん中でご紹介いただいて」
米川「こっちが紹介させてもろうたりしてるっちゅうのは、元々うちの会員で。えー・・・通じて入ってもらっている。その関係で、もう何回も今、もう何回会ってるかなあ」
A医師「まあ、何回かね。初めて会うたのにご迷惑おかけしました、本当に」
米川「いえいえ、今この・・・ようわからんけど、僕も今来て、先生来られてるから。そやから」
A医師「僕も税のことあんまりわからんもんですから」
山根「だから、ご説明になるということで」
A医師「今日」
木本「だから、それはね、説明するために今日来ていただいたからしますけれどね。何で、そういう立場でできるんですかと言われたらね。・・・15:17いけませんわ、先生」
米川「うん」
山根「だから、答えられなくていいですから。今日あなた、税理士ね、税理士でいらっしゃるわけですから。代理権限がね」
木本「いただいてますけどもね」
山根「出していらっしゃるから」
木本「だけど、そういうことでね、細かいこと、今お話しするんであればね、私も別にする気も何もないですから」
山根「何を?」
木本「受ける気も何もない。先生、そんな言われたら」
山根「どういうことでしょうか」
木本「もうAさんとそういう話で、セカンドお願いされて、そういうね、細かなこと、違うことまで言われとるんであればね」
山根「何を?」
木本「私、もう受ける気持ちないですよ」
山根「受ける気持ちないってどういうこと?」
木本「先生、予約も何もない、何でそういうこと言われるんですか」
山根「だから」
木本「商工団体・・税理士がおかしい、何でそういう話になるんですか」
山根「だから、私、わからないから聞いてるんですよ」
米川「いや、おかしいいうのはわからん」
山根「それなりの理由があるでしょうから」
米川「理由っていうのは」
木本「(乾いた笑)」
米川「理由も何も、こういう形で。先生一番ご存知や思うんで。落ち着かれる・・・どういう形で先生が・・・か、わからへんけど。もう料調とも3回も4回も会って、先生ともこういう形で」
山根「だから、あなたも会われたんでしょう?」
米川「はい」
山根「あなたもね」
米川「会うてますよ」
山根「ですから、今日、調査結果を説明するということで」
木本「いや、説明はさせていただきますけど(乾いた笑)その前にね。何でそういうこと、あなたできるんですかということが出るんですか、という話なんです」(喧嘩腰に)
山根「いや、もう、どうということないです。ただ、今日の説明を聞かせていただくだけのことですから」
木本「(乾いた笑)」
米川「先生の方へお願いなさってるんやったら」
山根「いえいえ違います。これ今」
米川「・・」
A医師「そういう形で聞かせていただいて」
米川「こういう、何か、私等、責められてるみたいで」(何でこういう言葉が出るのか)
山根「責めてません」
米川「いや、こういう流れの」
A医師「いやいや」
米川「それがおかしいとか」
山根「あなた方も」
木本「ちょっと、最初から話おかしいん違う?それでも」
山根「ちょっと確認させていただいて」
米川「何の確認ですか、こういう形で。窓口になって、税務署の対応やってる中で、今、急に、私等の身元調査みたいな、そういう・・・しょうもない・・・はい」(身元調査?普通出ない言葉)
木本「ははは(乾いた笑)」
山根「いや、ちょっと待って」
木本「それとね、先生来られるの、最初に何で言うてくれはらへんの、そしたら?」
山根「うん?うん?」
A医師「何ですか?」
木本「山根先生と一緒に来るというのを、何で言うてくれはらへんの?」
A医師「急に決まったんで」
山根「セカンドオピニオンで」
木本「急でも、来る前に連絡で、あのう、前で・・・17:21なかったら、他にお願いしてるんでっていうことやったら、もう、別に、そっちで、ややこしい」
山根「ややこしい。それなら今日は説明できないということですか」
木本「もうそれやめましょう。日改めましょう」
山根「うん。日改める?じゃあまあ今日はそれで」
木本「それでよろしいやろ?で、うちは降りるんで」
山根「いや、降りなくてもいいですから」
木本「で、局の方に言うてもらって、・・言いますんで。局のほうから説明受けて下さい」
A医師「・・・」
山根「ちょっと待って下さい。私はそこまで。私は今日、一応申し上げることは申し上げて。今日、ここまではお話するつもりだったけども、あなた方が何か全然・・進まないんで」
木本「(乾いた笑)」
山根「確認がありますけど、これは今の、Aさんのですか」(木本が持ってきた紙袋について)
木本「・・・18:20」
山根「これは、国税通則法による提出した物を預かった物になるんですが、これは資料調査課が預かってるんですか」
木本「いえいえ、あの、資料調査課が必要であるんで、お預かりしたいということがあるんで、A先生の方に連絡させていただいて、いったん私の方に持っていただきました」
山根「うん」
木本「局の方で取りに来いということでしたので、来ていただいたけれども、不要であるいうことで、うちの方で、今これ預かっております。一部です」
山根「それなら大半の物は今、資料調査課にあるんですね?」
木本「あります」
山根「あるんですね?」
木本「あります」
山根「あなたを通して、資料調査課に行ってると?」
木本「この一部はね」
山根「一部は返って来たんですね?」
木本「後で持って来てもらった分はこれですね。先の分は病院の方から持って行った形です。ですけど、そういうこと何でね?」
山根「いや、ちょっと」
木本「ここで必要なんですか」
山根「いや、ちょっと確認しなけりゃいけないからですよ、それは。お聞きしたら、たくさんの物をお預けしているけど、全然、受取証をね」
木本「ありますよ」
山根「いやいや、こちらはもらってないと」
木本「いえ、それは私の預かりいうことで、ご了解いただいたから、うちの方で預かってるだけですよ」
米川「そうそう」
山根「いや、書面はもらってないですよ」
木本「書面は、先生は知ってはりますやろ。・・・預かったんですよ」
山根「書面ですよ」
木本「えっ?」
山根「書面です」
木本「向こうの預かり、ここにありますよ」
山根「どこに?」
木本「今日、何で来られたんですか。A先生」
山根「ちょっと待って下さい。書面を、これご存知でしょう?」
木本「預り証、一応私、預かってますよ、私の方で、ちゃんと」
米川「先生はご存知ですね」
A医師「いえ、僕、それは見たことない。これはどれですか、ちょっと確認を」
米川「預り証。預り証は・・・・」
木本「これが後の分」
米川「向こうでチェックして、これ持って帰ります言うて。先生チェックされましたよ」
A医師「僕、覚えてません。サインもしてません。サインも。僕のと違いますね。これ、僕の字じゃないんで」
木本「これは向こうの方の字ですよ」
A医師「ああ、そうなんですか」
山根「これは」
A医師「僕の字じゃない」
山根「これは違いますね」
米川「サインサイン」
木本「役所の方・・・」
米川「サインは向こうで」(サイン?)
A医師「してません。確認・・・」
米川「この前来た時に、先生・・・」
A医師「・・・サインしてません」
山根「これはあなたが受け取ってるんですか」
木本「いや、これは局の方が受け取って、これは・・・お渡しになって」
A医師「サインしてない」
米川「サインは後でもらえるでしょう」
A医師「でも、僕は」
木本「だけど、これをもらったということで、・・サインしてはりますよ」
米川「うん」
A医師「見てない」
米川「僕、持ってますわ」
木本「あの、後で預かった分は、うちの・・・が書いてます」
米川「そうそう。この分は、うち、22日は。チェックして、この分、先生、診察の所で。この分、書類持って帰る時に、“これ、はい”“これ、はい”ってチェックして」
A医師「名前書いたやつですか。奈良の住所書いて」
米川「そうそう、はい」
A医師「あれのことですか」
米川「そうです」
A医師「あれは中身書いてないですよね?」
木本「これと同じもの、向こう書かれて、こんだけ預かりますよということで、・・・」
米川「これ、先生預からはった」
A医師「僕が預かったのは、これは預かってないです」
米川「いえいえ、これはこっちやから」
A医師「これはこっちの分なんですか」
米川「いえいえ、先生の分やけど、後でまた、名前書いて・・・」
A医師「だから、今までは見てなかった、これは」
米川「その時、見て書いてはります」
山根「これは渡してありますか」
木本「いえ、一応これ預かりましょうと言うたら、いいですって預かっただけで」
米川「そうそう」
A医師「物を預かるのは構わないですけど」
米川「これを預かります」
A医師「僕、見てないので」
米川「いや、あの場所で、先生チェックしましたよ、色々書類持ってね」
A医師「書類を持って帰るのを見ましたけど」
米川「その時のチェックしたの、これですわ」
山根「まあまあ、わかりました」
米川「はい」
A医師「これは覚えてないんで」
米川「これは最後のサインで」
A医師「覚えてないんで、もらう時」
山根「これは、法の規定ではね、本人に預り証を渡すことになってるんですね。あなたが本人の代わりに持ってるわけですね?」
木本「そうです」
山根「そういうことですね?」
木本「はい」
山根「本来、これは施行令ですけど、当該職員、これは料調の人が預かったことを書いてますよね」
木本「はい」
米川「先生。預かりますって、上にサインしてる・・・」
山根「だけど、書類を」
米川「そうそう、それがこれなんですよ」
山根「書類をこちらに渡さなきゃ」
A医師「これ、一緒のことなんですね、それと。僕が書いた・・・」
米川「確認した上で、先生、持って帰る・・・」
A医師「ちょっと僕、よくわからないんですけど」
米川「持って帰る分、チェックして。“ほな、はい”って、先生サインしました」
山根「だけど、これは預り証ありませんでしょう?」
A医師「・・うちにはないんですよね、これは?」
米川「これは、先生もあれやけど」
A医師「これはないですよね?後の分はあっても、これはないですよね」
山根「ちょっと待って。あなたね。・・・」
A医師「・・すみませんと思ってますから」
山根「この人の、Aさんの代わりに持ってるということですね。こちらに渡してないですね?」
木本「渡してません」
山根「ね。そこの所を確認すればね、結構でございますから。本当は、どういうことをお話になるか、確認したかった」
木本「もう、今日はお話しする気ないです。日、改めましょう」
木本「しゃあないですよ」
山根「えっ?」
木本「うちは取り合えず、もうする気はないので」
山根「いえ、これはそういう」
木本「もうそんな話来られるんだったら」
山根「いや、する気出てきませんでしょうな」
木本「うん。今日はする気も何もないです、もう」
米川「うちがお願いしてやからね・・」
Aクリニック副院長「それはそうです。もちろんそうです」
山根「じゃあ、いいですよ。わかりましたから。もういっぺん確認しますけど、これは作ってあるけども、この預り証ですね」
A医師「ちょっと見せてもらっていいですか」
木本「渡しますよ、これ、要らないから、別に(笑)」
A医師「写真撮らせてもらっていいですか」
木本「いや、もう渡しますよ」
山根「ちょっと、今日ね。今日、本日あなたが受け取って下さいませんか」
A医師「本日ですね」
山根「本日」
A医師「本日・・・書いてあります」
木本「これをコピーして」
米川「これを預かったいうことで、上、サインして、僕税務署にお渡ししてるんですよ」
山根「いいですから。今までは先生がお預かりになってた、いうことですね」
木本「はい」
山根「私がちょっと書きますわ」
木本「はい」
米川「・・信頼で、最後いろいろ書類をもらう時に、あれやから。先生が預かってくれてるわけですよ」
山根「だから」
米川「その時は、確認してもらって、先生が」
山根「今」
米川「先生がその分チェックしてね」
山根「いいですから、事実関係」
米川「チェックしてね、この分、この分いうことでチェックして」
山根「ちょっと、あなた黙ってて」
米川「いえいえ、僕がサインしてお渡ししてる・・・」
山根「黙ってて。関係ない。これは料調が作って、西川さんが作って、あなたはこの日にこれを預かってた、本人の代わりに、Aさんの」
木本「ちょっとちょっと。これは何枚目ですか」
山根「何枚目?」
米川「日、違うやろ。後で・・・」
木本「これ2枚です」
山根「これは?」
木本「これはまず最初の日に預かってます、この日に」
山根「この日に」
A医師「調査当日って意味ですね?後で僕、持って来た日、何日だっけ。メモどれ。雨の日持って来たやつですよね」
米川「それはこれです。9月の」
A医師「雨の日の9月22日やったかな?」
山根「これは、私いただきますが。コピー残されますか」
木本「ありますよ。また、受け取りもらいますよ」
山根「えっ?」
木本「受け取りもらいますよ、先生の」
山根「ここに・・・コピーして下さいませ」
木本「喧嘩売りに、来たんちゃいますか」
山根「喧嘩売りじゃないですよ」
木本「いや(高笑い)」
A医師「ええー、僕そんなこと一切思ってませんよ」
米川「いいえ、・・・」
A医師「いや、思ってません、思ってません」
Aクリニック副院長「セカンドオピニオンで、本当にそう思ったんです。・・・」
A医師「感謝してますから」
Aクリニック副院長「本当に」
米川「いやいや、今の流れだと」
A医師「僕ら、いっこうにわからないので」
米川「いいえ、そういうのが、横で聞いたって、わかるお話で、ねえ。こっちが先生(木本税理士)にお願いして、元々ね、・・・」
A医師「ようわかってます」
米川「元々、うち、奈良事務所も、ああいう形でやったやつ、いいやっていう話で」
A医師「そうです」
米川「流れでやらしてもろうてる・・・」
山根「もういい。あなた黙っててください。余計なこと言わなくていいです」
A医師「・・・」
山根「いや、もうそんなこといい。そんなことはいいです」
Aクリニック副院長「29日に、資料を自分達が・・・」
木本「・・・」
山根「そこんとこは確認しましょう」
山根「じゃあ、私サインしますよ」
木本「どうぞ」
山根「はい。どういうサインしたらいいですか」
木本「どこでも結構ですよ。受領したって書いてもらえば」
山根「これ、あなた?」
木本「これ、現物はお渡しします」
山根「これ全部?」
木本「はい」
山根「これ現物なんですね?」
木本「もうそういうこと言われるなら、・・します」
山根「ちょっと待って。これは現物なんですね」
木本「そしたら、もう後はもう、局と直接話して下さい」(投げやりな感じで)
木本「うちは、もう、こんな調子であれば、もうスタンド・・・連携しながらと思いましたけれど最初からこちらに対してね、苦情を言われるのであれば、もう無理ですやんか」
山根「これは私はどこに?」
木本「・・・書いてもらったらいいですよ。現物、自筆で書いてもらって結構ですよ」
山根「物件は、私は受け取ってませんよ」
木本「いえ、預り証の原本受領したと書いてもらって結構ですよ」
山根「3通ね」
木本「はい」
山根「じゃあ、3通に関しては、上記預り証の原本を受け取りました」
木本「はい」
山根「平成29年、今日の日にちですね」
木本「はい」
山根「10月31日、山根治と。今日はちょっと判子が。サインで」
木本「いや、もうそれで結構です」
山根「もういっぺん確認しますが、これはあなたがこの日にですね」
木本「9月22日に2枚分は預かりました」
山根「これは西川さんから預かったんですね?この預り証は」
木本「それはAさんから預かったもの。これはいったん西川さんがA先生に交付されて」
A医師「僕は見てません」
木本「Aさんから受領証は。見てないにしたって、サインしてはる、向こう残ってますから。それを私が預かりました」
山根「黙っててください。この人が受け取って、あなたに預けたということですか」
木本「そうです。はい」
山根「あなたに」
木本「預かりますよって、“はい”って預かりました」
山根「預かって、ここで持っていらっしゃって」
木本「はい」
山根「これをお返しいただいたということですね」
木本「はい。返す時、また要るから、ここで預かって、しかも・・・いただくかもわからないので、これ預かってます」
山根「これで大体わかりましたから、あなたは今現在、職員ではありませんよね」
木本「ないですよ」
山根「税理士ですよね?税理士はこういうものをね、預かる権限がない」
木本「土地柄が色々あるかもわかりませんけどね。大阪では一般的に預り証を交付されたら、お客さんは大体みんな預けてくれはるし、その方がどこか紛失がなくなるから、いうことが多いです。多いです」
山根「今までずっとそれをされてるんですか」
木本「大体、大阪では多いですよ、それが」
山根「大阪はそんなふうにしてるんです?」
木本「はい。他は知りません。私は大体そうです」
山根「ふーん」
木本「そりゃ、信頼関係ていうか、いただけたら、やっぱりそこらは信頼していただいてるんで、そりゃしますよ」
山根「そうですか、わかりました。それなら、これは原本ですね」
木本「うん」
山根「大阪の慣習として、そうされてたということですね?」
木本「大阪というか、私のやり方なんで。他は確認してないんで知りませんよ」
山根「うん」
木本「・・・私のやり方がおかしいから、こうなってるの?(乾いた高笑)」
山根「いや、私は間違ってると言ってませんから、事実を確認してるだけのことですから」
木本「そこ、事実確認って何になるんですか(笑)お互いの気分害するだけの話であってね。話にも何でもないですよ。遠い所から来ていただいてるのに」
山根「それは私の判断でやってるんです。これだけお聞きすれば、今日のお話もお聞きします。」
木本「いや、もう私等はもうお断りするんで。今日は何も説明する気はございません。はい」
山根「これはもうお渡ししないでいいですね。当然お分かりのことだ」
木本「あの、会議所の脱会届出してもらって」
米川「そうですね」
A医師「脱会ですか」
米川「もうあれでしょう?」
A医師「はい。お願いします。失礼しました。でも、本当に感謝してます」
山根「それなら、これで失礼します」
木本「また、うち、・・費用ご請求させていただきます」
A医師「それは中企連の方から請求していただけますか」
米川「いやいや」
木本「うちの方から」
A医師「こちら(注 中企連のこと)に依頼してたということなんで」
米川「いや・・・」
木本「この。今日持って帰られますか」
A医師「無理ですね」
木本「持って行かない?」
山根「これは改めて、これはむしろ、局の方が対応されると思いますので」
木本「いや、もう局は必要ないからうちに置いてある」
山根「まあいいです。ここに置いててくださいませんか」
木本「はい」
*木本税理士が料調から預かっていた領置物件は、ダンボ-ル箱に入れられて宅配便でAクリニックに送られてきた。犯罪の証拠物件として保管。未開封。
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