ヤケクソの検察官-②
- 2017.11.14
- 山根治blog
「緑のたぬき」こと、小池百合子が大バクチを打って、総選挙をかきまわし、その結果、政界の背後にうごめいて、利権あさりに明け暮れる連中の姿がクッキリと映し出されてきた。与党だけでなく、野党にも潜んでいた、大小さまざまな“たぬき”が一斉に姿を現した。 詳しい分析は別稿に譲るが、ここでは、「ヤケクソの検察官」に的を絞って、このたびの総選挙に関連するいくつかの事実を列挙するにとどめる。 (A)籠池事件に […]
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「緑のたぬき」こと、小池百合子が大バクチを打って、総選挙をかきまわし、その結果、政界の背後にうごめいて、利権あさりに明け暮れる連中の姿がクッキリと映し出されてきた。与党だけでなく、野党にも潜んでいた、大小さまざまな“たぬき”が一斉に姿を現した。 詳しい分析は別稿に譲るが、ここでは、「ヤケクソの検察官」に的を絞って、このたびの総選挙に関連するいくつかの事実を列挙するにとどめる。 (A)籠池事件に […]
工藤会の脱税事件については、これまで2回取り上げている(「国税マフィアの闇⑥、国税マフィアの闇⑦、国税マフィアの闇⑨」)。 その初公判が開かれた。平成29年10月31日のことだ。逮捕されてから、ナント、2年5ヶ月経っている。これだけでも無理筋の逮捕であったことが判る。私は、工藤会の脱税事件は起訴しようとしてもできない、いずれ不起訴処分になるものとみていた。しかし、福岡地検は敢えて起訴に踏み切っ […]
現在(平成29年10月19日)、安倍内閣が行きづまり、大義名分を欠いた解散が断行された。総選挙が公示され、3日後の10月22日投開票が行われる。政権与党によるあまりにも見えすいた党利党略である。 待ってましたとばかりに踊り出てきたのが、小池百合子率いる希望の党だ。第2自民党の策略であることは、誰の目にも明らかだ。2年前、小池百合子が自民党の国会議員を辞めて都知事選に打って出たときからの謀略だ。 […]
前回述べた“一事不再理の原則”(国税通則法第26条、同第74の十一、6項)、国税の予納額の還付の特例(国税通則法第59条)及び保全差押(国税徴収法第159条)を、本件に即して適用すれば次のようになる。 『緑税務署長は、平成26年12月19日に予納金として4,500万を収納した。しかし、予納金を収納した日から6月を経過した平成27年6月19日の時点、及び予納金の全額を過誤納を理由として還付した […]
平成29年9月13日、私は犯則嫌疑者Aの代理人として、東京国税不服審判所に「更正処分」についての審査請求書を提出した。 平成29年7月7日付の緑税務署長による『平成22年分~同25年分の所得税の更正・加算税の賦課決定通知書』について、不服審査の申立てをしたものだ。 査察調査にかかる課税処分に関しては、従来、 「国税通則法第24条に定める“調査”がなされていないことから、当該課税処分は不適法であ […]
平成29年9月7日、犯則嫌疑者Aさんから、周章狼狽(しゅうしょうろうばい。大いにあわてふためくこと、-広辞苑)した声で電話がかかってきた。9月7日といえば、梅田直嗣・緑税務署長が送り付けてきた「督促状」に記されている1億円の納付期日だ。『やっぱり差押えがされました。私の預金が自由にできないんです。一体どうしたらいいんでしょうか。』 預金が差押えされたと言ってオロオロしている。理屈の上ではあり得 […]
平成29年9月8日、犯則嫌疑者Aさんに送られてきた怪文書について、緑税務署の特官部門に電話をした。前回疑問に思った5つの点を確かめるために、差押期日である平成29年9月7日の翌日に電話をしたのである。 以下、電話録音の反訳文を公開する。 尚、反訳文の中で私が、 「本当はあなたがた、差押えができないんじゃないの」 と問いかけたのに対して、緑税務署の小鷹上席国税徴収官(女性)は色をなして、 「( […]
平成29年9月4日、犯則嫌疑者Aさんから電話があった。「税務署から書類が送られてきた。この前の督促状の金額1億円より1,000万円ほど多く支払えといってきている。どうしたらいいか。」 前回の原稿を書き終えた直後のことだ。ひどく慌(あわ)てている。いきなり差押えをされたら仕事がつぶされてしまうことを心底(しんそこ)心配している。 取り急ぎその書類をファックスで送ってもらうことにした。 案の定、 […]
このたび新たに浮び上ってきた“ミッシング・リンク”、保全差押の条文(国税徴収法159条)は、主たるものが第1項に定められており、以下11項まで続く。 国税徴収法159条第一項『納税義務があると認められる者が不正に国税を免かれ、または国税の還付を受けたことの嫌疑に基き、国税犯則取締法の規定による差押若しくは領置……を受けた場合において、その処分に係る国税の納付すべき額の確定(申告、更正又は決定 […]
平成29年8月28日、緑税務署長が私の警告を無視して、犯則嫌疑者Aに「督促状」を送ってきた。 緑税務署長は、4,500万円の予納金を不適法に収納し、更正処分をする前に予納金4,500万円全額と9万円の還付加算金とを不適法に還付した以上、適法な更正処分はできない、-このことについては、ブログ記事(“嘘から出たマコト-②~⑩”)で詳細に述べた通りである。 適法な更正処分(国税通則法24条)をする […]