2016年11月

検察官と裁判官を犯罪人として告発する!!-⑦

 国税庁が長い間私達税理士だけでなく納税者をもペテンにかけてきたこととは何か。  それは、「申告納税方式による国税等の納付」(国税通則法第35条)についてである。この規定は次のように明確なものだ。 +期限内申告書を提出した者。納付すべきものとして記載した税額を「法定納期限」までに納付しなければならない。この「法定納期限」は税目によって異なり、法人税の場合には、「事業年度終了の日の翌日から二月以内」 […]

021 最終弁明の大意

***一、検察の意見書  裁判長の要請に従いまして、時間内に終えるため早口で最終弁明の大意を申し述べます。感情が入りませんが、これはあくまで裁判長に協力してのことであります。反省の情を表現する場が与えられず、行動をできずにきたわけであり、決してこれをもって、判決で反省の情がないなどと言わないでください。  それではまず昨日検察側から提出されました意見書について申し上げます。パッと目を通したところ、 […]

検察官と裁判官を犯罪人として告発する!!-⑥

 起訴状がデタラメなものであったことに関して、前回、次の5つの虚偽記載がなされていることを指摘した。  5つの虚偽記載 +「実際所得金額が116,181,110円であった」(第1の訴因)「実際所得金額が207,995,877円であった」(第2の訴因) +「虚偽の法人税確定申告書」(第1の訴因)「虚偽の法人税確定申告書」(第2の訴因) +「法定納期限を徒過させ」(第1の訴因)「法定納期限を徒過させ」 […]

020 おわりに

***おわりに ****一、お詫びと誓い  今回の事件でご迷惑をおかけした方々にお詫びと三つの誓いをさせていただきます。 +警視庁トップの個人的な思惑によるやらせ捜査に端を発した今回の事件によって、結果的にとはいえ、約500名もの会員の方々に預り金の返済ができなくなってしまったことを深く反省するとともに、深くお詫び申し上げます。再び自由を得られた日から10年以内に約500名の元会員の方々に50億円 […]

検察官と裁判官を犯罪人として告発する!!-⑤

 福岡地検の桑田裕将検事が作成した起訴状は、次の5点で虚偽の記載がなされている。虚偽であるのは、前回掲載した起訴状で下線を施した部分である。 1)「実際所得金額が116,181,110円であった」(第1)  「実際所得金額が207,995,877円であった」(第2)  ここで「実際所得金額」とされている金額は、福岡国税局の査察官が調査し、算定した金額である。具体的に言えば、当初申告額(起訴状では9 […]

019 真相の浮上

二、真相の浮上  検事はおそらくこの段階で、そんな金は中江が簿外で使ってしまったと考えられるとか、そんな金はどこかで費消したのだろうと、またまた頭の中で想像しただけの何の合理的な根拠もないヘリクツを言うかもしれません。まあ、低能なる人間の言うことでありいちいち腹を立てていても仕方ありません。数字で示すのみです。客観的な数字をごまかすことはできません。しかも検察が出してきた不完全な資料だけに基づいて […]

検察官と裁判官を犯罪人として告発する!!-④

 私は何故、桑田裕将検事を逮捕・監禁罪の現行犯として告発するのか。理由は簡単だ。桑田検事によって逮捕・監禁されている2人の嫌疑者に何ら罪となるべき事実が存在しないからだ。しかも、冤罪(えんざい。無実の罪)であることは他ならぬ国税庁長官が出している「事務運営指針」に照らして明々白々であるからだ。  検察官は公訴を行う権限を有する唯一の国家機関である。ここに公訴とは、公の立場でなされる刑事の訴え、つま […]

018 プロセス5の8『現金修正をする前と修正後の手持ち現金』

***プロセス5の8『現金修正をする前と修正後の手持ち現金』  以上によって、キャッシュの流れはほぼわかりました。ここで未収金や未払金の修正をする前に、手持ち現金(もしくは、抜けている口座にある資金)が果たしていくら位あったことになるのか計算してみます。 ****一、現金修正前の手持ち現金  まず、損益による入金(マイナスは出金)がわかる③欄の数字(表11-1)と、負債ではあるがキャッシュとしては […]

017 証明プロセス5『現金の流れから手持ち現金を逆算算出する』

***八、証明プロセス5『現金の流れから手持ち現金を逆算算出する』 ****一、プロセス5の1『手持ち現金はやはり存在したー個人口座を抜かすというトリックがあった』  結果表である表10-1を見てください。プロセス3とプロセス4に証明が進むにつれて返済不能の月は著しく減少しました。当局が返済を日計表上からしか計算していなかったことによって、明らかに顧客への返済が漏れていることが判明したのですから、 […]

検察官と裁判官を犯罪人として告発する!!-③

 これまで私は、逋脱犯の構成要件の一つである「偽りその他不正の行為」が法律によって定義されていないのを不思議に思ってきた。逋脱犯は殺人や強盗のような自然犯ではなく、法定犯である(注1)が、「不正行為」の定義は不正競争防止法のように法律ではなく、専ら判例に委ねられていたのである。  不正行為」をめぐる全ての判例が先例価値のない間違ったものであることが判明した(『査察Gメンを犯罪人として告発する!!』 […]