民主党政権の置き土産-偽りの査察調査-⑫
- 2013.11.19
- 山根治blog
補足の二つは、岡山地検だけでなく、なんと私の地元の松江地検まで乗り出してきたことだ。
平成25年6月××日、私の事務所と自宅に、広島国税局と岡山地検合同のガサ入れがあったが、その4日後、松江地検から電話がかかってきた。
電話をかけてきたのは、松江地検三席の折原祟文検察官であった。告発状が出されているので取調べをしたい。松江地検まで出頭せよ、というのである。
告発とは何か、電話口で確認したところ、神戸の齋藤義典税理士が行なったものであった。平成24年5月頃に、私を業務上横領の廉(かど)で松江地検に告発したものだ。
この件については、すでに『悪徳税理士の弁』と題したブログ記事を公表し、齋藤義典という人物が何を騒いでいるのか明らかにしたところである。
その後、この人物は平成24年11月20日にいたって、1,000万円余りの返還請求の民事訴訟を私に起こしてきた。私は、それに対して、名誉毀損等の損害賠償として5,500万円を請求する反訴を提起している。平成25年2月22日のことだ。
一年も前になされている告発だ。何をいまさらといったところだが、あるいは広島国税局が裏で手を回していたのかもしれない。齋藤義典税理士は、松江地検に私を告発すると同時に、広島国税局長宛に税理士としての私に対する懲戒請求を行なっていたからだ。
この広島国税局、私にとっては因縁浅からぬ役所である。
脱税事件をデッチ上げて私を逮捕させ、刑事被告人の汚名を着せた上に(「冤罪を創る人々」参照)、税理士の登録が抹消されている時を狙って、私を「ニセ税理士」の廉(かど)で逮捕させようとしたり(「158 続・いじめの構図 -2」参照)、それに失敗すると、税理士再登録の際に中国税理士会に圧力をかけて税理士登録の妨害工作をしたりしている(「157 続・いじめの構図 -1」参照)。
その他、国税OB税理士を使って私の悪宣伝をさせたり、業務妨害をさせたりしたことなど、数え上げればキリがない。
とりわけ卑劣であったのは、私が役員をしている、ある上場会社の株主総会の場に国税OB税理士をもぐり込ませて、私を犯罪人呼ばわりさせたことだ。この総会屋まがいの行為をした人物は、米子市で開業している税理士であった(「あの人はいま? -3」2.参照)。第一審の刑事裁判が進行中のことである。
よほど私が目障りなのであろう。私を抹殺するのに躍起になっている。陰険、かつ、執念深い連中である。何をするか分からない手合(てあい)である。
私は現在71歳だ。今後どうなるかは分らないが、このようなヤクザ以上の無法者の集団(広島国税局のことです)による執拗な抹殺工作を、これまでのところはなんとか凌(しの)ぐことができた。運が良かったとしか言いようがない。
ここで松江地検の取調べに返る。松江地検がどのような経緯で私に出頭命令を出すに至ったのか、具体的には知る由もないが、私が受任した査察案件について、口うるさい私の口を封じ、私を排除するネライがあったことだけはまず間違いのないところだ。
平成25年6月24日、午前10時半、私は松江地検の3Fにある折原三席のオフィスに出頭した。傍らに、高橋賢治検察事務官が控えている。
折原検察官は開口一番、私に黙秘権を告げた。
それを受けて私は確認した。
という返事を得た上で、私は折原検察官に対して、
と申し向けた。
折原検察官は、私の口頭による告訴の申告を受けて、
と応じたことから、後日、中村寿夫弁護士に告訴状の作成を依頼し、同弁護士を含む二人の弁護士を代理人として松江地検に対して、齋藤義典を被告訴人とする告訴状を提出した。平成25年7月5日のことである。
私は、松江地検の尋問にそなえて、膨大な量の資料を持参し、折原検事に提出した。齋藤税理士が起こした民事裁判と私が行なった反訴のために用意した証拠の一式である。
その中には、齋藤らが私とのやり取りをひそかに録音したICレコーダーも含まれていた。このICレコーダー、齋藤が民事法廷に提出したものだ。齋藤は昨年自らのブログで長々と私とのやりとりを反訳して載せたり、民事裁判にも同様の反訳文を証拠として提出しているが、民事法廷に提出された元のICレコーダーと比較してみると、驚いたことに、齋藤の主張に都合が悪い部分は全て削除されていることが判明。証拠に手が加えられ、工作されていたのである。証拠の捏造である。
検事の尋問に答える中で、私は折原検事に対して、
と問い質し、持参した資料の全てに目を通してから改めて私を尋問するように要求した。
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ここで一句。
(散歩の途中、お馴染みになったネコも、時折ガッツポーズで眠ってます。)
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