あの人はいま? -3

 これまでは、私を冤罪に陥(おとしい)れようとして画策した30人の非行役人達に関して、各人の現況について記しました。

 今回は、脱税事件がデッチ上げられた後に、税務署OBを含む人達が組織としてどのようなことを行ったのか、具体的に振りかえってみようと思います。

1. 11年前に逮捕され身柄を拘束されていた時でした。私の地元である松江市の国税OB税理士達によって、私が関与していた会社とか医院に税務調査がいっせいに入るという噂がばらまかれました。関与先に対して不安をあおり、私の事務所から離反させることを意図したのでしょう。
 関与先にかなりの動揺が広がったものの、ほとんどの会社とか医院は離れていくことはありませんでした。
 この時に偽りの噂をばらまいた複数の国税OB税理士は現在も松江市で税理士をやっています。私は実名を把握しているのですが、ここでは公表を差し控えます。

2. 291日の拘置所生活を終えて、シャバに出てきたときのことでした。私が役員をしている上場会社の定時株主総会に出席していたところ、一人の株主が発言を求めて立ち上がり、私を名指しして非難を始めました。

『山根は脱税事件で逮捕され、現在は刑事被告人である。このような人物を役員にしておくのはおかしいのではないか。』

 実は逮捕された直後に、弁護人を通じて、役員辞任の申し出をしていました。会社に不測の迷惑をかけてはいけないと考えたからです。しかし、オーナー社長であるT氏は、私の辞任の申し出を受理しなかったばかりか、次のような温かい励ましの言葉を弁護人を介して伝えて下さいました。

『自分は山根の無実を信じている。今後とも引き続き会社を手伝って欲しい。負けないで頑張って下さい。』

 松江刑務所拘置監の面会室で、透明なアクリル板越しに弁護人からこの言葉を聴いたとき、信頼されていた嬉しさのあまり涙があふれてきたのを昨日のことのように想い出します。まさに、地獄に仏、といった思いでした。
 総会の席で私を面罵(めんば)した人物は、鳥取県で税理士をしている国税OBでした。実名を知っているのですが、敢えて公表することはいたしません。
 ちなみに、株主総会での議長であるT社長の対応については、これまた頭の下がる思いでした。1000株の単位株主である税務署OBの侮蔑的な発言に対して、一言のコメントをすることもなく、黙殺して下さったからです。役員の選任について法律的に瑕疵(かし。きずとか欠点のことです)がある訳ではなく、税務署OB税理士の総会屋もどきの発言に敢えて弁明する必要などないとお考えになったからでしょうか。

3. 平成16年3月1日のことでした。大木洋氏(インチキ脱税事件をデッチ上げた首謀者です。)の部下であった税務署員が、ある会合の席上で私を侮辱し、私の信用をおとしめる挙に出ました。小川裕章氏です。詳しくは「実名公表について」を参照してください。松江税務署の個人課税第二部門統括国税調査官であった小川裕章氏は、現在、倉敷税務署の個人課税第二部門統括調査官をしています。

4. 平成18年5月のことでした。広島国税局が、私を「ニセ税理士」で摘発し、再びインチキの事実を捏造して検察に偽りの告発をし、私を逮捕させようとしました。「続・いじめの構図」で詳述したところです。
 このときの主な役割を果した人物は、全て現在も税務署職員であり、それぞれの役職は次の通りです。この4人の非行役人は、現場における幹部であり、現在も私に仕向けたと同様の犯罪的行為を、一般納税者と税理士に対して行っているに違いありません。
+坂本昭雄氏: 出雲税務署 署長
+小川裕章氏: 倉敷税務署 個人課税第二部門 統括調査官
+小川正義氏: 府中税務署 個人課税第一部門 統括調査官
+黒目啓治氏: 厚狭税務署 総務課 課長
 平成5年9月29日のマルサのガサ入れに端を発した国家権力を背景にした“犯罪”(私は敢えて犯罪と断言します)は、形を変えて延々と続きました。非なることが数多くの明確な証拠によって明らかにされているにも拘らず、それを潔く認めて謝罪するどころか、逆恨みをして、まるで罪証を隠滅するかのように私の息の根を止めてしまおうとする一連の行為は、一体何なのでしょうか。組織暴力団と何ら変るところはありません。
 私はこれまで国税と検察という暴力組織によって、何度となく潰されそうになりながらも、なんとか生き延びてきました。戦地から九死に一生を得て戻ってきた帰還兵といったところです。満身創痍(まんしんそうい)になりながらも、生かされている喜びをかみしめています。一度は死んだものと思っていますので、怖いものなど何もありません。今後とも、いわば戦場の生き証人としてためらうことなく発言していくつもりです。

(この項おわり)  

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 ここで一句。

“この煮物 チョーヤバクねと 息子(こ)の彼女” -米原、洗濯日和。

 

(毎日新聞、平成19年10月31日号より)

(“チョーヤバクね?”、- 宇宙語にも等しいコトバに接して、川柳子、さぞかし目を白黒させたに違いありません。煮物を口にした彼女、いたくお気に入りの様子で、料理の腕前を精一杯誉めているようですから。そこで、ホントにヤバイものといえば、- 非行役人、ニセ食品、白サギ黒サギ青サギと我が物顔に跋扈(ばっこ)する、したり顔したエセ経営者。)

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