元特捜部長の暴言
- 2009.12.29
- 山根治blog
12月27日(日)日本テレビ『真相報道バンキシャ』で、コメンテーターの河上和雄氏がとんでもないことを言い放った。鳩山総理が同日明らかにした、“母親から2002年以降の7年間で提供された12億6,000万円を贈与されたとして、約6億円の贈与税を納付した”ことを受けてのコメントである。 河上氏は、鳩山氏の行為を贈与税の脱税と断定し、脱税、脱税と繰り返した上に、あろうことか、母親の鳩山安子さんまで批 […]
フォレスト・コンサルタンツ
12月27日(日)日本テレビ『真相報道バンキシャ』で、コメンテーターの河上和雄氏がとんでもないことを言い放った。鳩山総理が同日明らかにした、“母親から2002年以降の7年間で提供された12億6,000万円を贈与されたとして、約6億円の贈与税を納付した”ことを受けてのコメントである。 河上氏は、鳩山氏の行為を贈与税の脱税と断定し、脱税、脱税と繰り返した上に、あろうことか、母親の鳩山安子さんまで批 […]
前回、「ハゲタカの乱舞」と題する、25年前の私の記事を掲載した。大橋川改修事業に即して、ハゲタカとは何か、ハゲタカがついばもうとしている死肉とは何かを考えてみる。 まず、ハゲタカ。国交省の役人と島根県の一部の国会議員・地方議会議員をはじめとして、その配下にある土建業者。ハゲタカの手先になって旗振り役を演じているのが島根県知事・松江市長であり、おこぼれに与ろうとしているのが、立退き補償金をあてに […]
しなくともよいだけでなく、してはならない公共事業の典型が、私達地域住民の反対運動によって中止に追い込まれた、かつての宍道湖・中海淡水化事業であった。以下の記事(「ハゲタカの乱舞」)は、今から25年前に地元経済誌(週刊)に寄せたものである。この亡国の事業ともいえる淡水化事業は、昨今、旧勢力である島根の自民党筋が、なにがなんでも推進しようと画策している大橋川改修事業と余りにもよく似ており、政・官・業 […]
「税務調査ノート」とは「被疑者ノート」(日本弁護士連合会)の税務調査版です。 税務調査の状況を記録することで、国税局や税務署による不当な税務調査を抑止する効果が期待できます。 税務調査ノート | 間違いだらけの税務調査 http://tax.ma-bank.net/note.php ***「税務調査ノート」サンプル 「税務調査ノート」をダウンロードする ***「税務調査ノート」作成の勧め * […]
この夏の総選挙で雪崩現象のような大敗を喫した自民党ではあったが、保守王国島根の自民党は2つの小選挙区の議席を確保している。底堅い自民党支持基盤に加えて、対峙する島根の民主党が余りにもだらしないことが、自民党が議席をかろうじて守ることができた原因である。 島根の民主党。この人達は一体何をしているのか。総選挙前と同様に、民主党政権に移行してからも民主党らしいまともな活動をしている気配が全く伝わって […]
前回述べたように、八ッ場ダムの問題は国の財政問題であり、とりわけ財政支出の優先順位の問題である。 財政支出の優先順位を客観的に判定しようとして制定されたのが政策評価法だ。多様な政策をふるい分けるに際して、政治家を含む利害関係者の恣意的介入を防ぐ役割を果たしていると言ってよい。 長尚氏の論述においては、八ッ場ダム問題を考えるにあたって最も肝要な政策評価法にもとづくデータ(B/C)の検証が全くな […]
大橋川改修事業(「粉飾された2兆円」参照)がこのところ急ピッチで推し進められようとしている。自民党が先の総選挙で大敗し、政権政党の座を民主党などに明け渡してから、八ッ場ダムをはじめとしたムダな公共事業が全面的に見直され、事業中止の動きが全国的に加速している中にあって、その動きを阻止し、なにがなんでも事業を推進しようというのであろう。悪あがきである。 この大橋川改修事業は、7,000億円にものぼ […]
コメントNo.1745について。 引用文の筆者は長尚氏。 1934年生まれ。長野市在住。工学博士。九州大学卒業後、1958年旧国鉄に入社、主に東海道新幹線建設に従事。1965年旧国鉄退社後、助教授として信州大学工学部へ。1971年同大学教授。1999年信州大学工学部を定年退職。専門は土木工学で構造設計学を主とする。社会・経済・政治問題についても現職時代から提言をしてきた。八ッ場ダムについて特 […]
***Ⅵ.(追記)カスリーン台風について (1)八ッ場ダムの建設のそもそものきっかけは、昭和22年のカスリーン台風によって関東一円が甚大な被害をこうむったことであった。カスリーン台風クラスによる被害をできるだけ食い止めることがダム建設の大義名分とされた。(*11 『八ッ場ダム:事業の経緯』国土交通省八ッ場ダム工事事務所) 平成20年再評価においても、事業の目的・必要性欄のトップに洪水調節(利根川 […]
***Ⅳ.計算プロセスにおけるインチキの実態 Ⅱの6.の年平均被害軽減期待額(B2の便益)のゴマカシの実態は、2つの確率が操作手段として使われていることに加えて、B2の便益を計算する上で、1/57のところで勝手に線引きをして、それ以下(1/3、1/5、1/10、1/30、1/50、1/57)のB2の便益を切り捨てていることだ。 +まず、マニュアルでは2種類の確率が用いられている。一つは、流量規模 […]