2005年3月

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冤罪を創る人々vol.52

2005年03月08日 第52号 発行部数:330部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から- 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根治(やまね・おさむ)  昭和17年(1942年)7月 生まれ株式会社フ […]

パクス・トクガワーナ

今、江戸時代が見直されています。この背景には、明治維新以来、私達は十分な検討を加えることなく、江戸時代を封建時代の名のもとに切り捨ててきたことに対する反省があるようです。 第二次世界大戦後は特にひどい状況でした。戦争放棄を謳う新憲法が施行され、かつての軍事力を背景にした近代化政策が、軍国主義の名のもとに切り捨てられ、一時代前の江戸時代は、その軍国主義の時代よりも更に悪い暗黒時代であったかのようなイ […]

085 藤田義清

*(2) 藤田義清  一、 松江地方検察庁三席検事。マルサ事案の主任検事。 公判前に、主任検事として田中良と共にマスコミに偽りの情報をリークし、私の保釈請求に対して、嘘を重ねて却下するように裁判所を誤導した人物。 組合の代表者岡島信太郎氏を逮捕し、尋問、虚偽の自白を強引に引き出した検事の一人。 二、 平成8年1月26日、朝7時前に、藤田義清は、広島国税局の3人のマルサをひきつれて、益田市の組合の代 […]

084 田中良

****六.その他検察官言行録 *****(1) 田中良 一、 松江地方検察庁次席検事。マルサ事案の統括責任者。中央大学法学部卒。 検察内部で一部慎重論があったにも拘らず、強引に逮捕・起訴に持ち込み、マスコミに虚実とりまぜた情報をリークし、元来ほどほどのワルでしかなかった私を稀代の悪徳公認会計士に仕立て上げた中心人物。 二、 事務所の職員古賀益美氏が回想する、 ― 「そう、あれは、平成6年6月30 […]

悪徳会計屋の経済事件ノートvol.14

2005年03月03日 第14号 発行部数:384部 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 悪徳会計屋の経済事件ノート なぜ上場会社社長は国税局ロビーで壮絶なる自殺を選んだのか。国税局OB税理士が納税者を食いものにする手口とは。税務署とマスコミから悪徳会計士の烙印を押された会計のプロが税金法律金融事件の深層に迫る。 ◆◇―――――――――――――――――――――――――― […]

A15 ハニックス工業 事件の真相 15

***(10)倒産の深層 ****1. 密告者の存在 平成16年9月28日、ある経済誌の編集者からハニックス工業の倒産に関して驚くべき情報がもたらされた。 同社の”脱税”を国税当局に密告した者がおり、それは同社のメインバンクであるX銀行であった、-このような噂が当時経済界の一部に広まっていたというのである。 この編集者は、同社の倒産後にX銀行の担当支店長にインタビューしている。支店長の反応は実に冷 […]

冤罪を創る人々vol.51

2005年03月01日 第51号 発行部数:329部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から- 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根治(やまね・おさむ)  昭和17年(1942年)7月 生まれ株式会社フ […]

ドロボウという名のゼロ金利政策 -(3)

岩国哲人さんが国会でゼロ金利政策を厳しく批判した前の日、マイナス金利政策なるものが経済界から提言されました。 日本経済調査協議会と名乗る団体が提言したもので、この団体は、日本経団連など経済界のシンクタンクだそうです。 “デフレ克服の一時的措置として採用し、現預金から株式や不動産、耐久消費財などへの資金シフトを促す。金融資産に2%課税すれば30兆円、3%で45兆円程度の税収が見込めるという。………財 […]

083 ドイツの判例・粗製ガソリン脱税事件・手形パクリ事件

*五、 「ドイツの判例」 「一つ、ドイツの判例を教えてあげよう。トルコからの移民の男が妻を殺した。妻が他の男と浮気をしたんだね。トルコでは夫が妻の浮気の現場をおさえて制裁のために妻を殺したとしても、何ら罪に問われることはない。こんな女、殺して当然だと思って本当に殺してしまった。ところが、ドイツの裁判所はその男のことを有罪としたんだ。 いくら自分では罪がないと思っていても罰せられることがある訳だ。山 […]

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