2004年

3/19ページ

悪徳会計屋の経済事件ノートvol.2

2004年12月2日 第2号 発行部数:345部 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇  悪徳会計屋の経済事件ノート   なぜ上場会社社長は国税局ロビーで壮絶なる自殺を選んだのか。    国税局OB税理士が納税者を食いものにする手口とは。     税務署とマスコミから悪徳会計士の烙印を押された      会計のプロが税金法律金融事件の深層に迫る。 ◆◇―――――――――― […]

A03 ハニックス工業 事件の真相 3

  ****2. マルサの告発と自決  平成5年5月26日、新聞各紙は、東京国税局が同社と同社長を脱税の嫌疑で東京地検に告発したことを一斉に報じた。  三日後の5月29日、同社は東京地裁に会社更生法の適用を申請した。倒産である。  東京証券取引所は、同社株を直ちに、店頭管理銘柄に移した。  最高値で1万7,500円をつけ、直前までも、2千円台をキープしており、倒産の前日は2,480円をつけていた株 […]

冤罪を創る人々vol.38

2004年11月30日 第38号 発行部数:290部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆  「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-     日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。     マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇  山根治(やまね・おさむ)  昭和17年(1942 […]

西武鉄道 銀行の責任逃れ-その2

そこでまず、”仰天の第一歩”について考えてみましょう。朝日新聞は、西武鉄道グループが前代未聞の不祥事を起こしておきながら、キチンとしたケジメをつけていない段階で他の市場に上場を図るのは道義的に見ておかしいのではないかと言っているようです。つまり、謹慎中の身でおとなしくしているのが普通であるのに、何ということをするか、といったいわば感情論であると言えるでしょう。  しかし、私にはこのような感情論には […]

063 意見陳述

3.意見陳述 一、 平成15年2月19日、中村弁護人は、控訴審における最終弁論を行った。その後で、私は弁護人のアドバイスを受けて最終陳述を行なうべく、原稿を用意していた。  しかし、前川豪志裁判長は、私の意見陳述を許可しなかった。  以下は、当日準備したものの、法廷で読み上げることができなかった幻の陳述書である。 意見陳述  公正証書原本不実記載、同行使の容疑で逮捕されてから、5年が経過しました。 […]

悪徳会計屋の経済事件ノートvol.1

2004年11月25日 第1号 発行部数:326部 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇  悪徳会計屋の経済事件ノート   なぜ上場会社社長は国税局ロビーで壮絶なる自殺を選んだのか。    国税局OB税理士が納税者を食いものにする手口とは。     税務署とマスコミから悪徳会計士の烙印を押された      会計のプロが税金法律金融事件の深層に迫る。 ◆◇――――――――― […]

A02 ハニックス工業 事件の真相 2

  ***(2)倒産と死に至る経緯 ****1. 店頭公開とマルサ  東京国税局のロビーで、恨みの遺書を胸にしのばせて、壮絶な自害をして果てたオーナー社長H氏、 ―  私は、この事件の全容を把握するために、早速、新聞各紙を買い求めて関連記事を切り抜くと共に、ハニックス工業関連の情報を集めることにした。  その結果、およそ全体の構図が判ってきた。  H氏は、昭和9年4月12日に新潟県燕市に生まれ、同 […]

冤罪を創る人々vol.37

2004年11月23日 第37号 発行部数:273部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆  「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-     日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。     マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇  山根治(やまね・おさむ)  昭和17年(1942 […]

西武鉄道 銀行の責任逃れ-その1

西武鉄道の上場廃止が決まり11月17日付で、西武鉄道株は監理ポストから整理ポストに移されました。  一ヶ月程前、グループのオーナーである「@堤義明@」さんが虚偽記載の事実を公表したときから、上場廃止は十二分に予測されたことですので、東証の処分は私にとってそれほど驚くほどのニュースではありませんでした。  しかし、私がビックリしたのは、上場廃止の通告を受けた西武鉄道の小柳皓正社長が、直ちに記者会見を […]

062 教壇に立つ検事

2.教壇に立つ検事 一、 「先生は現職検察官」 ― 新聞の社会面に、かなり大きな見出しで写真付きの記事が掲載された。 ;;;quote;「K大(神戸市東灘区)の今年度後期講義「刑法各論」(3、4年生対象)の教壇に神戸地検の現職検察官が立っている。現時点で単位を伴う検察官による講義は異例という。学生からも「現場を踏んでいるだけに分かりやすい」と好評だ。   教えているのは同地検の梶山雅信総務部長(5 […]

1 3 19