冤罪を創る人々vol.40
- 2004.12.14
- メールマガジン
2004年12月14日 第40号 発行部数:301部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆ 「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から- 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。 マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根治(やまね・おさむ) 昭和17年(1942 […]
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2004年12月14日 第40号 発行部数:301部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆ 「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から- 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。 マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根治(やまね・おさむ) 昭和17年(1942 […]
次に眼につくのが、ジャスダック上場を目指す大義名分として、8千人の一般株主の利益確保を挙げていることです。 この「8千人の一般株主」とは一体誰のことでしょうか。 平成16年3月期の有価証券報告書(訂正前のもの)の株主の所有者別状況によれば、;;;quote;株主の合計が8,099人、その内、 個人その他が7,825人;;;;となっていますので、小柳社長は、このうちのいずれかを念頭に「8千人 […]
***四.冤罪の捏造と断罪の基本構図 ****1) 悪魔の証明 一、 平成2年4月10日、組合は、私の仲介によって佐原良夫との間に不動産売買契約を、結んだ。当然、当事者間には売買の意思の合致があり、法的に有効な契約であった。ところが、一方の当事者である佐原良夫が契約条件を履行しなくなり、トラブルが発生した。 佐原は、契約条件の履行をまぬがれるために、履行を求めた民事裁判の法廷で、ウソの供述をは […]
2004年12月9日 第3号 発行部数:356部 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 悪徳会計屋の経済事件ノート なぜ上場会社社長は国税局ロビーで壮絶なる自殺を選んだのか。 国税局OB税理士が納税者を食いものにする手口とは。 税務署とマスコミから悪徳会計士の烙印を押された 会計のプロが税金法律金融事件の深層に迫る。 ◆◇―――――――――― […]
***(3)倒産についての一般の見解 会社が倒産し、社長が壮絶な自殺をしてから10年程が経過した。その後、連鎖倒産の数は63社に及んだ。 脱税で告発された三日後に倒産したことについて、大方の見方は次のようなものであった。 日本経済新聞の竹居芳照論説委員は、 ― 『悪質な脱税に対する告発が引き金になって会社がすぐに倒産した例はまずない。だから倒産は国税当局にとっても衝撃的だったようだ。そして […]
2004年12月07日 第39号 発行部数:295部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆ 「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から- 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。 マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根治(やまね・おさむ) 昭和17年(1942 […]
小柳社長は、財務体質は健全であると言い張っているようですが、既にこのブログで10回にわたって詳しく述べましたように、西武鉄道グループの財務体質は決して健全なものではありません。 あちこちのメディアも社長の言葉に歩調を合わせるように、厖大な含み資産があるから財務体質は健全だとか、資金繰りに全く問題ないなどと言っています。しかし、含み資産は処分してはじめて会社の財務に貢献できるもので、計算の上でいく […]
****3)上告審 一、 平成13年6月12日、私は控訴審において、一部有罪とされたことを不服として、最高裁判所に上告した。 二、 上告審にそなえて、あらたに、3人の専門家の鑑定所見を徴求した。 控訴審における北野弘久教授の鑑定所見は、稿が改められ、再度上告審の審査に添えた。 鑑定所見を寄せて下さったのは、次の四氏である。 +北野弘久氏。日本大学法学部名誉教授、税理士、法学博士。 +船山泰範 […]
5.無罪(本件)の確定 一、 平成13年6月25日、広島高検は上告を断念。マルサ事案(本件)に関する無罪判決が確定した。 詳しくは、「第二章 マルサ事案の概要と結末」においてすでに述べたところである。 二、 平成13年7月4日、私は、マルサ事案の無罪が確定した段階での近況報告をとりまとめ、800人程の関係者に送付した。(※「参考資料3」を参照)
4.判決 一、 平成13年6月11日、広島高等裁判所松江支部において、第5回公判が開かれ、宮本定雄裁判長が判決文を読み上げた。裁判長は、第1回から4回まで担当していた裁判長裁判官前川豪志が退官のため、裁判官石田裕一は転補のため出席することができない旨申し述べ、判決文の代読を行った。右陪席には第1回公判から第4回公判までの石田裕一判事にかわった吉波佳希判事が座り、左陪席には植尾伸一判事が座った。 […]