東京オリンピックを無視する会
- 2014.02.04
- 山根治blog
昭和39年、今から50年前のことである。私は国立(くにたち)の大学構内にあった中和寮でくすぶっていた。小林秀雄の言葉を借りれば、『いずれ人生だとか文学だとか絶望だとか孤独だとか、そういう自分でもよく意味のわからぬやくざな言葉で頭を一杯にして、犬の様にうろついていたのであろう。』(“モーツアルト”) 大学の授業にはまともに出ないで、それこそ朝から晩までモーツアルトに浸りながら、青くさい書生談義に […]
フォレスト・コンサルタンツ
昭和39年、今から50年前のことである。私は国立(くにたち)の大学構内にあった中和寮でくすぶっていた。小林秀雄の言葉を借りれば、『いずれ人生だとか文学だとか絶望だとか孤独だとか、そういう自分でもよく意味のわからぬやくざな言葉で頭を一杯にして、犬の様にうろついていたのであろう。』(“モーツアルト”) 大学の授業にはまともに出ないで、それこそ朝から晩までモーツアルトに浸りながら、青くさい書生談義に […]
事実上部外秘とされてきた税務調査マニュアル、-その要(かなめ)ともいうべきものが、このたび国税当局自身によって明らかにされた。長い間、実際の税務上の取り扱いと、税務裁判用に用いられてきた取り扱いとが異なっていたことは既に述べたところであるが、それが文書の形で明らかにされたのである。税務当局の二枚舌が白日のもとに曝されたということだ。 平成25年12月××日、東京国税局査察××部門のA主査とB査 […]
税務調査に関連する憲法の5つの条文とは次の通り。 +基本的人権の享有。第11条「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。」 +財産権。第29条第一項「財産権は、これを侵してはならない。」 +納税の義務。第30条「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」 +法定手続の保障。第31条-適正手続きの定め「何人も、法律の定める手続きによらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又は […]
当時大津地検三席であった花崎政之検察官が、余りにヒドイやり方で真実に反する供述を迫った上で、相続税の修正申告の作成を強要した事実が明らかになった。今から一年ほど前のことである。 あの手この手を尽くして、大阪国税局の査察部と花崎検事は、何故このような犯罪的な策を弄してまで修正申告をさせようとしたのか、まずここに引っかかった。更正という正規の手続きがあるのに、何故敢えて修正申告にこだわるのか疑念が […]
査察の調査内容のデタラメさに神経を集中していたために、査察が偽って行なっていた課税手続きの誤りに気がつかなかった。 私がこの件の課税手続きに疑念を持つに至ったのは、なんとしても修正申告をさせようとするやり方が余りにも乱暴なケースに出会ったからだ。 相続人は3人。査察が創り上げた脱税ストーリーについては、3人共に否認していたが、3人を検察に逮捕させてからが特にヒドクなった。にわかには信じられな […]