疑惑のフジテレビ -12
- 2006.04.11
- 山根治blog
日枝久氏をはじめフジテレビの経営陣は、ライブドアが粉飾決算をしていた事実、しかも上場廃止に結びつくほど重大な粉飾決算をしていた事実について、昨年のデューデリを終えた時点では、十二分に知りうる立場にあったと思われます。 これまで述べてきたことをまとめる形でその理由を列挙してみますと、 + ライブドアの上場以来の決算書は、会計のプロが作成したものではなく、初歩的な誤りがいたるところに見受けられる、極め […]
フォレスト・コンサルタンツ
日枝久氏をはじめフジテレビの経営陣は、ライブドアが粉飾決算をしていた事実、しかも上場廃止に結びつくほど重大な粉飾決算をしていた事実について、昨年のデューデリを終えた時点では、十二分に知りうる立場にあったと思われます。 これまで述べてきたことをまとめる形でその理由を列挙してみますと、 + ライブドアの上場以来の決算書は、会計のプロが作成したものではなく、初歩的な誤りがいたるところに見受けられる、極め […]
****5)その5 私はこれまで、主に岩波文庫本によって「おくのほそ道」に親しんできた。跋文の末尾に「元禄七年初夏 素竜書」とある、いわゆる素竜清書本を底本としたものだ。 これは、能書家である柏木素竜が芭蕉の依頼を受けて浄書したもので、芭蕉自身、その後の旅行中にも携行していたといわれている。芭蕉自筆草稿が世に現われるまでは、最も信頼すべき原本とされてきたものである。 書写を終えてから、改めて芭蕉自 […]
2006年04月04日 第107号 発行部数:601部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から-http://consul.mz-style.com/catid/11 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山 […]
まず、粉飾とは何かについて考えてみます。 もともと粉飾という言葉は、身支度、装飾、仕上げ、手入れというような意味を持っているドレッシング(dressing)を、会計用語として借用したものです。会計監査の実務で用いられているもので、法律用語ではありません。 つまり、粉飾とは決算の数字に細工を施して決算書の見栄えをよくすることをいいます。お化粧と言ってもいいでしょう。通常は、利益の水増しを意味するもの […]
私がフジテレビのデューデリに拘わるのは、昨年以来疑問を抱き、不審に思っていたからです。 フジテレビは昨年の4月18日に、デューデリを前提とした基本合意を行ない、一ト月後の5月23日に実際に440億円の増資に応じているのですから、この時点でフジテレビの経営陣は、デューデリの結果、ライブドアに出資することは経営者の判断として問題はないと考えたのでしょう。このことは、デューデリを実施することを公言し、そ […]