冤罪を創る人々vol.2
- 2004.03.30
- メールマガジン
2004年03月30日 第2号 発行部数:183部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆ 「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から- 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。 マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根治(やまね・おさむ) 昭和17年(1942年 […]
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2004年03月30日 第2号 発行部数:183部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆ 「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から- 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。 マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根治(やまね・おさむ) 昭和17年(1942年 […]
「不撓不屈」(高杉良著、新潮社刊)を読みました。TKCの創設者である飯塚毅さん(公認会計士・税理士)の半生を描いたものです。 飯塚さんとは面識はありませんが、私達職業会計人の間では”飯塚事件”として有名な方であり、以前から名前はよく知っていました。 今から40年程前、飯塚さんの会計事務所は70名近くの職員を擁する規模にまでなっていました。 昭和39年のことでした。飯塚さんは一年近く国税 […]
***4.二審(控訴審)判決 一、 平成13年6月11日、広島高等裁判所(裁判長前川豪志、退官により宮本定雄裁判長代読)は、松江支部において、一審の無罪判決を支持し、検察側の控訴を退けた。 二、 「本件は無罪」-形の上では、一審判決と同様であったものの、無罪を認定するプロセスが一審判決と全く異なるものであった。 二審判決は、一審判決における事実認定の誤りを正し、検察の主張していた架空売買が事 […]
***3.一審判決 一、 平成11年5月13日、松江地方裁判所(裁判長長門栄吉)は、31号法廷において、マルサ事案(巨額脱税事件)について、無罪の判決を言い渡した。 二、 しかし、一審判決は、マルサ事案について無罪としながらも、検察の顔色をうかがうような不十分な内容のものであり、刑事裁判と並行して進行している税金の裁判(このときは国税不服審判所で審理中)において、国税当局に主張の余地を一部残し […]
2004年03月23日 第1号 発行部数:170部 ◆◇――――――――――――――――――――――――――――◆ 「冤罪を創る人々」-国家暴力の現場から- 日本一の脱税事件で逮捕起訴された公認会計士の闘いの実録。 マルサと検察が行なった捏造の実態を明らかにする。 ◇◆――――――――――――――――――――――――――――◇ 山根治(やまね・おさむ) 昭和17年(1942年 […]
***2.脱税日本一 一、 平成8年1月26日、私は関係者3人と共に松江地方検察庁に逮捕され、身柄を拘束された。 確定申告の直前ということもあってか、いわば一罰百戒のPR効果をねらって、公認会計士による大型脱税事件としてマスコミに公表され、全国ニュースとなった。 二、 この逮捕劇は、私の地元である山陰地方ではトップニュース扱いとなって喧伝された。“公認会計士ら逮捕―不動産売買めぐり”(平成8 […]
メールマガジン「冤罪を創る人々」の第一回目をお届けしました。 「冤罪を創る人々」は、私が関与した「益田市畜産協同組合事件」での体験を基に、Webサイトと同時進行で順次公開していきます。 平成5年9月28日の広島国税局の査察(俗にいうマルサ)のガサ入れに端を発した私をめぐる「益田市畜産協同組合事件」は、平成15年10月4日の最高裁の上告棄却によって一応の幕を閉じました。 その結果、検察に […]
***3.手紙(平成13年7月)※第2審判決後、800人程の人達に事情説明のために送付した手紙 各位 1. 去る6月11日、私に関しての刑事裁判の判決が、広島高裁松江支部でありました。広島高裁は、最大の争点であり、「本件」であった架空売買による巨額脱税については、一審の無罪判決を支持し、検察側の控訴を退けました。「本件は無罪」 ― 形の上では一審判決と同様ですが、無罪を認定するプロセスが一審判決と […]
※各人物の肩書は当時の実際のものを用いた。原則として公職にある者以外は仮名とした。 ***6.当事者関連-その1 1)佐原 良夫 昭和25年生まれ。元水産会社経営者。本件の不動産売買契約の相手方。私が仲介人として入り、契約したものの、契約条件を履行しなかったために、トラブルが発生。裁判となる。 「@佐原良夫@」は、民事裁判を自己に有利に運ぶために、虚偽の主張をするに至り、更に、広島国税局に虚偽 […]
***2.手紙(平成11年6月)※第1審判決後、800人程の人達に事情説明のために送付した手紙 冠省 逮捕されてから3年余りが経過いたしました。その間、私は、一部マスコミによって事実でないことが曲げて報道され、脱税を計画し、架空契約を納税者に指導して、巨額の脱税を実行した『悪徳会計士』、クライアントから脱税報酬として6億円もの金銭を受け取った『守銭奴』として、全国的に喧伝されてきました。また、23 […]