国税庁が再びスパイ組織を送り込んできた!!―①
- 2017.07.20
- 山根治blog
平成29年7月14日の朝刊を見て目を剥(む)いた。昨年末に、筆者と東京のA弁護士とを恐怖のドン底に陥れた国際スパイ組織(「検察官と裁判官を犯罪人として告発する!!号外①、号外②、号外③」)が、あろうことか再び筆者の地元に現れた。2年前、松浦正敬・松江市長と面会して、ハンガリーのシオフォフ市との経済交流を打診したものの果せず、今度は筆者の第2のふるさとである奥出雲町に潜り込み国際交流親善大使に任命されたというのである。
地元紙である山陰中央新報は次のように報じている。
この山陰中央新報、島根・鳥取をエリアとする地方新聞であるが、筆者には因縁浅からぬものがある。詳細は別稿に譲るが、この新聞、一般紙の体裁を整えてはいるが、内実はさにあらず。完全なまでに政府、地方自治体の代弁者であり広報誌である。同時に、一部の利権集団の機関誌の観を呈している。
この新聞社、戦後島根の政治・経済を壟断してきた利権集団・“田部グループ”の支配下にあり、大株主に島根県が名を連ねている。
現在の島根県知事・溝口善兵衛氏、松江市長・松浦正敬氏は“田部グループ”の番頭であり、“田部グループ”の意に反したことをすることのできないロボットだ。
奥出雲町。古代出雲連合王国のルーツの地。地元シンクタンクである(財)島根総合研究所が街づくりの原点ととらえている街である。筆者とこの街とは40年近いおつきあいがあり、筆者にとっては特別の存在だ。
そのような筆者のいわば心のふるさとへ、あろうことか、国際的に裏工作をしかけている2人のフィクサーが、乗り込んできたのである。筆者を、社会的に抹殺する(Character Assassination)だけでなく、暗殺すること(Assassination)もいとわない連中だ。
この2人の動きに見え隠れしているのは、次の4つの政治的背景だ。
一つ。国税庁キャリア官僚の指示。
+佐川宜寿(国税庁長官。前財務省理財局長)
+柴崎澄哉(財務省官房参事官。前国税庁調査査察部長)
+村中健一(横浜税関長。前名古屋国税局長)
+藤田利彦(日本銀行監事。前東京国税局長)
+高橋俊一(財務省主計局給与共済課長。東京国税局査察部長)
+中尾 睦(財務省理財局次長。前福岡国税局長)
二つ。表のルートは日本ハンガリー友好協会(河野洋平会長)であること。
河野家は、河野一郎氏の時よりハンガリーとは浅からぬ関係があり、このたびの一連の動きの中で、平成27年10月、長谷部俊昭氏が河野洋平氏の息子・河野太郎氏と秘かに接触した事実がある。その後安倍内閣の閣僚にとり込まれた河野太郎氏が、反原発のトーンを著しく変化させたことについては既に触れた(「検察官と裁判官を犯罪人として告発!!-号外③」)とおりだ。この記事の中で、自民党の超大物代議士というのが河野洋平氏のことであり、その息子の国会議員というのが河野太郎氏のことだ。ロシアと島根原発が見え隠れする。
三つ。都議選惨敗の後、平成29年7月、自民党・額賀派(55人)に所属する国会議員30人ほどが、派閥の創設者である故竹下登氏の墓参に隣市である雲南市を訪れ、地元の旧家、田部家、桜井家、糸原家を訪れている事実。この三家、利権集団・“田部グループ”の中核である。このうち桜井家(奥出雲町)は、20年前に筆者を冤罪に陥れる工作(「冤罪を創る人々」)をした連中の中核を占めている。
四つ。松江商工会議所(会頭・古瀬誠)と山陰中央新報が、この国際的スパイ組織を手引きした事実。松江商工会議所は、前会頭・丸磐根氏(山陰合同銀行頭取)の代より、その姿勢を一変させ、一部の利権集団のために、国庫補助金の不正な収奪と不正融資をテコにして、日本国と松江市の商工業界を食いものにしてきたいわくつきの団体。筆者は、数年前より、山陰合同銀行は“山陰ゴートー銀行”よりタチの悪い“経済マフィア”であると公言してきたのであるが、その“経済マフィア”の頭目が丸磐根氏であり、その現実の活動の拠点が松江商工会議所であった。“経済マフィア”の頭目の跡目を継いだのが、丸氏の腰ギンチャクであった古瀬誠氏である。自民・利権王国の裏の支配者の一人である。
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ここで一句。
(選者の評に曰く、「加計問題で首相」
筆者の評句に曰く、「国会に燻(いぶ)り出された古狸、モリ(森友)、カケ(加計)食らって、稲田でスッテン。」平成29年7月19日、新聞各紙が一斉に稲田防衛相による日報の隠蔽を報じたことを受けて。)
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