民主党政権の置き土産-偽りの査察調査-号外4

***平成25年6月24日 松江地検3階にて 折原検事

山根 山根です。

検事 山根治さんですね。A’建販の件でお聞きしたい。

山根 A建販でしょう。

検事 Aなんですか?今、業務上横領の事件があるということで、告発状が来ているので、お話し承りますか。一応、黙秘権という権利があるので、言いたくないことは言わなくてもいいとなっているので、

山根 はい。ということは、私は被疑者ということですか。

検事 え-。一応告発されている形になる。

山根 受理されている。

検事 はい。

山根 被疑者ですね。

検事 はい。

検事 本日、身分のわかる免許証とかお持ちでしょうか?

山根 そんなもの持ってきてませんよ。

検事 で、一応ですね。

山根 失礼ですけどおたくさまのお名前は?

検事 折原といいます。

山根 下はなんという。

検事 たかふみといいます。崇高の崇に、文と書きます。山書いて宗教の宗書いて、文章の文です。でっ。

山根 ちょっと待ってください。事務官の方は?

事務官 たかはし。

山根 下の名前は。

事務官 けんじ。

山根 どんな字ですか?

事務官 宮沢賢治のけんじです。

山根 賢いに、治ですか?

事務官 明治の治です。

山根 高橋賢治さんですね。

山根 あなたは松江地検の三席でしたね。
検事 三席ですよ。一応、内容的には先生のほうが、A建販のほうから、平成23年に大阪国税局との間の、税務調査に関して交渉を依頼されて、その時に、前受金として預ったんだけど、それを横領したということで、告発がでてまして、で、今、A建販さんとは、民事の訴訟になっているわけですか?
山根 そうです。
検事 今どういうふうになっているんですか?
山根 ですから、今、私に1000万円払えと言ってきていますので、私はそれに応じてまして、(その上に)反訴をしております。反訴。ご存じないですか。私は名誉毀損ということで、5500万円で反訴しております。進行中です。(これが)弁護士が裁判所に出している一連の書類です。

山根 ご存知でしょう?名誉毀損で5500万円齋藤税理士に対して反訴しています。
検事 差し支えなければ、写しとらしてもらってもいいですか?
山根 いいですよ。私、今日被疑者ということですが、ちょっとお聞きしますが、これはですね、いとうという税理士がですね、わけのわからんことを言って、私を告発していますけれど。
検事 いとうではなく齋藤。
山根 あっ齋藤ですね。齋藤というのがやっていますが、私、齋藤とは面識ないんですね。B、Cしか面識がないんですよ。Bが本人なんですね。Cというのが経理をやっていたおとこです。ご存知だと思いますが、30件余りの税務代理、(税理士の)資格を持たずにやっていましてね、もぐりの税理士です。ご存知でしょう。
検事 いや、まぁまぁ これから。
山根 ですから、あなた、本人とかに、BとかCをお呼びになって、事情を聞かれたうえでこのようにおっしゃっているわけですか?わたし今日出頭命令でてますが。
検事 もうしわけないですが、そのあたりはどういうことをやっているのか…
山根 だけども、これね わけのわからん民事でやって、同時に揺さぶる為に刑事告訴をして、あなたがどの程度事実関係をね、おつかみになっているのか。そこらあたり…。私はただ、出頭命令があったから、きましたけど、(被疑者扱いは)非常に疑問ですね。あのね、これコピ-だけど、謄写したので、ここに置いておきますわ。
検事 差し当たりお預りするのもあれなんで、写しとらせてください。
山根 いいですよ。ここにおいておきますので。それとね、おたくの為にやったわけではないんですが、時系列で詳しくまとめております。まずどういう契約だったのかということから出発するので、齋藤税理士というのは、ところどころはしょったり、まげたり、色んなことをやって、変な理屈をこねていますけど、時系列(をまず見て下さい)。
検事 先生のほうで時系列を?
山根 おたくのためではなくて、(民事の)裁判関係で(作ったもの)。
検事 わかります、裁判関係で、先生のほうでおつくりになったと。
山根 代理の弁護士に説明しなければいけないから。(高橋事務官に向かって)これもコピ-する?特に、この事件はですね。受理されたわけで、被疑者ということで、申し上げますけど、齋藤税理士は全然タッチしていませんから。Bと、あるいはC、それとの間の関係のことなんですね。だけども、大阪国税局が絡んでいましてね、大阪国税局、資料調査課というのがありまして、…(コピー機の音がうるさくよくきこえない)あわせて10人以上の国税職員が関わっている事案なんですね、はじめから、終わりまでずっと関わっておりまして、私まとめておりますけれど、国税当局が記録しています。彼らは公務としてやっているわけで、公用文書として残っている。膨大な資料が残っているはずです。私のやったことは、すべて裏付けられます。私のほうも裏づけありますけれど、国税局、税務署の10人以上の人が絡んだことでございまして、国税当局に詳しい記録が残っています。ぜひそれを参照ください。それからもう一つ、私のところには、査察の案件とか、この資料調査課というのは、事実上の査察でございまして、査察とか捜査令状がないんだけど、査察と同じことをやる、違法な税務調査なんですけど、慣行的にされている。私のところは全国から査察とか、資料調査課の調査に対して、駆け込み寺みたいになっているんですね。私はそれをうけて査察の案件いくつか抱えています。資料調査課もこの間一つ終わったわけですけど、ここの近辺だけでなく、東京、大阪、九州、広島、北海道なんかからも、インタ-ネットで(依頼が)きます。
自分でいうのもなんですけど、インタ-ネット経由で、この分野においては、唯一の税理士、対応のできる唯一の税理士、というようなことで今、インタ-ネットの世界で(サービスを)提供しております。相談がある、相談があったら、自分でお話しを聞いた上で、対応できるということであれば、対応して、税務当局と交渉すると、そういう仕事しているんですね。実は、今の税務当局、査察も含めて無茶な調査横行しているんですけど、同時にですね、依頼者にも問題がある。依頼者も時には、私にお願いに来ながらですね、自分の都合が悪くなったりすると、手のひら返したように、違ったことを言って私を、足蹴にするような、依頼者が何人もいます。税務当局からの横暴を守らなければいけないですけども、依頼者のそういうことからもガ-ドする必要があるということで。
検事 先生ご本人のね。
山根 そうそう、必ず私はアシスタントを同席させておりまして、Dというものなんですが、このことの専門で、私の個人スタッフです、査察、あるいは資料調査課、そういうのには必ず同行して(記録させる)、実際に査察官、検察官にも話ししますし、資料調査課にも、もちろん依頼者にも、記録をとっていただく、とってもらうことにしてまして、今度の裁判でもありましたけども、記録をコピ-してきました。
検事 ちょっと写しをとらせていただいてよろしいですか?
山根 どうぞ、どうぞ。事実関係を正確に捉えていただきたい。齋藤は全然知らないんですよ、告発の事情を全然知らない。BとCね、私、密室でしてはいますけど、記録が残っていますし、彼は、告訴するために、録音取っていたみたいでして、録音が裁判にでているんですね。(コピー機の音がうるさくよくきこえない)むこうが、隠して録音したんですね、BあるいはCが隠して録音したものです。裁判にだしています。そのなかの文書化されたものと、もともとの録音されたものをですね、自分たちの矛盾するところは省いてある。
検事 録音自体編集されている?(コピー機の音がうるさくよくきこえない)
山根 裁判所は、証拠採用としてとりあげた、ただ、CD-Rを、証拠としてだされても、困ったみたいで、とりあえず全部聞いてみて、間違いがなければいいですよということで、実際に息子が反訳したところ、彼らが矛盾するところをいくつか外しているんですね。
検事 テ-プ自体は編集されてはいないみたいだけど、相手方からテ-プの内容を文書化したものですよという書面をみて、実際聞いたものと比較すると、テ-プに録音されているんだけど、都合の悪いところははずされている。
山根 そうそう、民事の訴訟にも反訳文がついているし、告訴文にもでていると思います。それと彼らがひそかにとっていた録音の中身が違っているということです。

検事 先生、いろいろなことをおっしゃりたいんだなと察するんですが、私も事実関係を一つ一つはっきりせんことがあって、お聞きしたいんですが、平成23年11月にA建販から、大阪国税局との交渉の依頼をされたことがあるんですか、
山根 まず、しょっぱなは、HPをみたということで、平成23年12月××日にメ-ルがあったんですね。平成23年12月××日。
検事 平成23年12月××日。で?
山根 このとき私は大阪に出張していまして、別の案件で。大阪国税局資料調査課の件で、大阪に来てまして、調査の立会をしている最中だったんですね、別の件ですよ。事務所から連絡があって、私に急ぎで相談したいことがあるということで、私の調査現場にBから電話をいれてもらったんですね。Bは、(もともと)神戸にいたんですね。神戸から九州、東京にいたんかな、住所を転々としてましてね、あのときは名古屋にいたのかな、名古屋にいたんですよ。名古屋にいて、今、(私は)大阪に来ているんで、夕方会いましょうということで、それでホテルニュ-オオタニ大阪で会った。
検事 その日の夜?
山根 はい。12月××日に会っています。12月××日のメ-ル残っています。(Bが言うには)3年間休業状態で、3期申告を忘れていた。ところが、あとからわかったんですが、3年間ではなく、会社設立以来一度も申告していなかった。(分ったのは、あとから)代理人として、国税局に話を聞きに行った時にですよ。(5年間)無申告です。
検事 …(コピー機の音がうるさくよくきこえない)

山根 また翌日会っています。翌日の10時に(ホテルに)来ています。いずれにしろ齋藤は民事の訴状は、はしょってますから。時系列を外したり、順序を入れ替えたり、自分たちでやってきたことを削ったり、…。今、忘れないうちに申し上げるけど、このような取調べを受けているんですけども、私は現時点で齋藤税理士、これをですね、虚偽告訴等の罪で告訴します。それともう一つ、恐喝の罪も加えます、名誉毀損の罪、その3つの罪で告訴します。これ、口頭でしましたけども、文章はいるんでしょうか?
検事 一応それだったら、きちんと作って文書にしていただけますか、間違ってたらいけないので。
山根 とりあえず口頭で記録してください。とりあえず口頭でしますから、あとで文章にしますけど、今日の時点で正式に告訴しますので、記録に残してください(高橋事務官に)。
検事 文章でだしていただけますか。
山根 だから、文章にしますから、今日告訴します。彼は、ネットで騒いでいまして、去年の年末かな、民事で訴訟されて、揺さぶられ、刑事告訴したというのは、インターネットで公表していますので、なんてことをやるんだって思いましたけど、正式に受理されて被疑者にならなかったら、(告訴を)するつもりはなかったですけど、刑事事件として告訴しますんで、白黒はっきりさせてください。どっちかがウソをついていますから、私は事実関係すべて話しますから、もし、B本人、もしくはCにもしお話を聞いていなければ、おそらく全然…(コピー機の音がうるさくよくきこえない)

山根 岡山の事件と関係ありませんか?
検事 岡山って何ですか?
山根 消費税法違反事件です。
検事 消費税法違反?
山根 岡山地検の検事から連絡があったんと違いますか?
検事 何ですか?それって関係あるんですか?(とぼけている)
山根 関係あると思いますよ。

検事 BやCは先生に何を依頼されたんですか?
山根 要するにね、査察と同じようなね、捜査令状はないけれども、貸金庫見られたり、いろんな銀行に入られたり、いろんな捜査をうけて、あらいざらい(調査を)受けて大変な状況になっている。というのが、まず第一でした。これは通常の資料調査課のやり方と同じです。一応の調査が終わって、お金を払う、税金払うという、話になってきた。しかし、金額の面で、納得いかない、××日はBともぐりの税理士と一緒にきたんですが、その後に契約した時にですね。
検事 依頼内容を確認したいんですけど、依頼者から金額を書いたメ-ルが…
山根 そうそう、初めね、資料調査課から7000万円くらいでどうだと、話があったそうです、次に豊能税務署に来てくれと、彼の言葉では、少しは下がってきたんで、5500万円くらいで結着つけたいと。
検事 Bがですか?
山根 国税がです。
検事 初め、国税から7000万円くらいからでどうだと。
山根 資料調査課です。これはメ-ルにのこっていますから。
検事 Bさんからのメ-ルでいいんですか?
山根 そうですよ。彼は申告していなかったから、払わなければいけないことは承知していたんだけど、金額が大きくて、納得いかないと。
検事 その時点ではいくらくらいという話だったんですか?税務当局が。
山根 初め7000万円で、こんど5500万円くらいでどうだということになった。
検事 税務当局から5500万円で話しがでてますよと。
山根 豊能税務署に来るように、言われてたんですね、そのときには決まってしまいますんで。
検事 行っちゃったらね。
山根 不安だったんですね。なんで不安だったかというと、Bの本心だったんですが、(Cは)中学時代からの同級生だったんだけども。
検事 誰がですか?
山根 BとC。Cはもぐりの税理士ですよ。親しいわけではなかったけど、自分が会社やめて、仕事するときに、彼が経理の仕事をやっていると、いうことで、(手数料を)安くやってくれるということだったから、頼んだと。ところが、今度の調査ね、非常に厳しい調査ですよ、それにあたって大阪国税局は、Cがもぐりの税理士だってことを掴んでたんですね、それでだいぶ、30件以上ね、資格なしでやっていた。
検事 Cが?
山根 Cが。大阪国税局はその事実を掴んでたらしくて。
検事 30件って顧客が30ですか?顧客だったのか?税務署に書類作って税務申告した回数はわからないけど、30件て数字は?
山根 Bが私に言ったことです。大阪国税局もおおむねつかんでいた。
検事 30件って顧客が30件って?
山根 そこのところはわたしはわからない。資格なしで税理士業務をやっていたことは間違いない、それをつかんでいた大阪国税局に揺さぶられていた。Cに頼っていたら、とてもじゃないけど、きちっと説明できない。
検事 怪しいと思われるから?
山根 にせ税理士ということで、何回もCが国税に呼ばれて、揺さぶられているんで、不安でしょうがない、いうことで私のところに相談があった、これが実際のところです。(Bは)かなり税金の工作をやっていた、工作というよりも、会社を起こした後は、私にはそうたくさんの売上はなかったと言っていた、会社は無申告であって、帳簿をなくしてしまうとか、何にもなくしてしまって、住まいもですね、変えて行方不明の状態だったんですね。
検事 B本人が?
山根 B本人が。ご存知のように、単に税金を追徴されるだけでなく、重加算税に絡み、仮装隠蔽行為ということで、不正行為ということで、罰過金ということでくるんですね、それでさらにひどいということになると、不正認定になりまして、脱税ということですから、そしたら、普通だったら、5年が限度ですけど、7年間遡って追徴される、会社にする前のね二年間もやられたら、大変だと、私は会社のことしか関係なかったから、あまり聞きませんでしたけど、会社にする前は結構利益を上げていたみたいでして、リ-マンショックがあってからぱったりね、売上が減ったという説明でしたから、彼が一番心配していたのは、A建販、この法人のじゃなくて、その前の個人の2年間ね、不正行為ありましたら7年間遡ることができますから、これは刑事事件になるわけではないけど、時効ですから。しかし、追徴される可能性があるということで、非常にそれを怖がっていた、だから私は、私が依頼を受けたのは、なんとか不正認定、重加算税の認定をできるだけ避けるように、交渉してくれないかと、それともう一つは、法人税のね。

検事 法人税について、減額をして欲しいと依頼されたんですか?
山根 法人税の減額というのは、齋藤税理士が誤解しているところがありまして、減額ではないんですよ。大阪国税局が何をしようとしていたのかというと、帳簿はない、証憑書類は何もない、このことを(Bが)申し立てているから、そしたら、どうしようもないと、あとは推計課税ということになりまして、推定で課税することができるんですよ。法人税の規定がありましてね、推計課税をしようとしていたんですね。具体的にいったら、会社の預金、個人の預金、全部徹底的に洗っていましたね、それで総合的にみて、どれだけ財産が増えているのかを、掴んでいました、で結局財産の…。
検事 えっと、財産の増えたかどうかというのは、税務当局と話しをしてから把握したということですか?
山根 税務当局と話をしたんですよ、それが私の仕事ですから。財産の増差額に課税をする、これは違法ではない、合法です。推計課税、という方法がありまして、私がしょっぱな申し上げて大体わかりましたから、推計課税ではなくて、なにか手がかりあるものを探してくださいと。
検事 Bにそういったんですね?
山根 (帳簿が)なければ、何か手がかりがあるものを探してくださいと。推計課税ではなくて、実際の金額で計算して当局と交渉しましょう、ということで出発したんですよ。だから7000万円とか、5500万円という税額は、推計課税によるものです、当局がいっているのは。私はそうじゃなくて、申告していないのは事実だから、税金払いましょうと、だけど、実際の利益を元にしてください、推計はやめてくださいと。
検事 そこらへんの話なんですけど、メールで添付して送られてませんか?
山根 送ってますよ、これは。
検事 負担減とか書いてあって、負担が減った部分に関しては、報酬が…。
山根 そうですよ。
検事 5500万円を基準にして、納税額がどれくらい減ったかによって、税務報酬がかわってくるというのは間違いないですか?
山根 それは間違いない。これは契約ですから、(Bから)問い合わせがあって、きちんと話はしてあります。どの程度下がるかわからないけど、当局は推計課税をやろうとしている、こちらは実額なんで、実額でやると必ず減るから、減った分の2割は、成功報酬にしてくださいと、いうことで、話をして、それを契約書にした、これはその通りです。
検事 それと、着手金として200万円受け取ったのは事実なんですね。
山根 この契約をする前にね、着手金もらってます。
検事 銀行振込ですか?
山根 銀行振込です。これは、本人とはなしたけど、あくまでも、着手金ですよと。成功報酬と違いますよと、成功報酬と別個ですよと。但し、実費ね、旅費とか交通費、事務所の費用、そういうものは、別にもらいませんよと、いうことで、これは、実費込みの着手金です。
検事 これなんですけども、800万円の振込は前受金ということなんですか?
山根 前受金というよりも、ここで、ほぼ目処がつきましたから、目処がついたし、中には全部終わってしまって、国税当局と話がきちんと終わって、報酬を払わないというのが結構いましてね。契約しても払わないのが結構いましたから、目処がつきましたので、計算するとこのようになりますよと、最低でも800万円を下回ることはないんで、最終決着ついてから報酬としていただきますよと。
検事 1500万円前後になるという見込みがあったんで、こういう書類を見る限りでは、5500万円を基準にして、差額が4000万円で、×20% 800万円って計算して、請求した感じなんですか?
山根 不正行為の300万円という話をしていますから、それを含めて800万円を超えることはありませんと、という計算でした。
検事 300万円というのはどこの話になるんですか?
山根 契約書をみて(うるさくよくきこえない)第2条…、これは口頭で話しております、私は事案によっては、これは面倒な事案でありませんでしたから、それぐらい(300万円)でいいだろうと、500万円とか1000万円とかそれ以上もらうこともあるんです、査察事案であればもっともらいますよ、告発をやめてもらうときは、もっともらいます。

検事 この2月の××日のメ-ルというのは、計算書作ってメール送りましたという 見せてもらえますか。
山根 (持っていた資料から)これじゃないですか。
検事 一応、内容としては最終的に決着した数字をもとに精算しますというのは、万が一下回ったら、返しますとそういうことですか?
山根 下回ったんですか?
検事 800万円を最終的に交渉がきちんと終わって、税額が決まって、なったときに、万が一800万円を下回った場合。
山根 その分だけね。精算というのはそういうことですよ、精算して800万円を下回ったら返すと、足りない分はプラスしてもらう、ということですよ。

検事 国税の交渉というのは、基本的にアンダ-でやるわけじゃないですか。
山根 アンダ-とは?
検事 要するに最終的におおぴらにやるものではなくて、たとえば1500万円の根拠は何ですかと聞かれた場合、どのように対応していたんですか?

山根 何がですか?
検事 要するに…。
山根 何十年やっていますから、実額計算で、所得がこうなる、そしたら所得に対する法人税が、どうなる、それに対する延滞税、附加税どうなるかと、そしたらすぐに出てきますがね、実額の目処がでてくるはずです。
検事 それを計算したのがこちらの(2/××付メール)?
山根 最終的にはむこう(大阪国税)とすり合わせて、やって、これと大きくそう変わらないものがでてくる、しかもね、肝心なのは齋藤が何を勘違いしているかしらんけど、自分が入ったから、税額がもっと安くなったと言ってますけど、そんなことはないんです。折原検事には申し上げますけど、国税当局と話し合って、裏交渉したわけでもなんでもないんです。もともと帳簿ないですから、帳簿ないところを推計課税ではなく、実額計算してもらってるわけですから、どこかで話し合いしなければいけない、真実の数字は大体こんなところでしょうねと、いうことで、こちらのほうで、自己申告はしますけれども、だけど元の案を税務当局に作ってくださいと、向こうに作ってもらってますよ。職権で、追徴するのと同じ行為をね、してまして、アンダ-でやってるものでもなんでもない。
検事 最終的にまとまった数字はどれになるんですかね、これ先生の方でつくられたものでいいんですかね。
山根 何が、あそうそうそうそう、これはうちで作っていますよ、
検事 成功報酬は600万いくらになって、それプラス300万のほうで、精算額は端数がでますよってところで。
山根 これだけははらってくださいと。
検事 負担額の話しについては国税当局からはっきりとした、ペーパ-がでてるわけではないんですか?
山根 出てますよ、国税当局が作っているわけですから。
検事 資料とかありますか?2085万うんぬんという資料。
山根 国税が申告書をむこうで書いて清書すればいい状態で送ってきているわけですから。
検事 前提としては、国税当局が見解を示したようなペ-パ-というのは先生のところにあるわけですか?
山根 ありますよ。そこにあるかわかりませんが、ありますよ、私が勝手に決めたものではなくて、それから話し合いの上で(決めた)。アンダ-じゃありませんからね、言っときますけども。10人以上の国税職員とアンダ-で話しなんてできやしませんよ。ガラス張りですよ。
検事 出している証拠からすると、国税当局が作成した資料はどれになるんですかね。
山根 民事訴訟ではだしているかは、ちょとわかりませんが、あるのはありますよ。電話貸してくださいませ、うちの職員に電話しますから。
検事 いいですよ。

(手持の資料がどこにあるかの確認の電話)
山根 豊能税務署が最終的に作成したものはどこにあるか、乙13号証の1ね、それと、(岡山の査察についての)弁護士のメ-ルと、(従来から株式会社Fを担当していた)会計事務所からのメ-ル忘れたから、検察庁の3階まで届けにきてくれないか?
検事 乙13号証の1(■これは、国税が送ってきたものです。)ですね

山根 これは、国税が下書きしたものをうちが(清書して)出すだけにしたものです。このとき(大阪国税から)宿題があって、いくつか領収書で、いくつか説明をつけてくれと、B本人が住所を、私に教えてくれなかったけど、東京にいて教えてくれなかったんですね、国税にも教えてないんで、豊中市の住所にいないんです。名古屋に移って、東京に移ってましたから、東京の住所を教えてくれという、国税からの要請がありましたから、2つのことを言ってきてますんで、住所と、今の現住所と、税務署が言っている領収書をね、補充したいんで、あるはずだから、それをだしてくれないか、(B宛てに)ということで、メールを送っています。
検事 そのメ-ルというのは?
山根 ついているのかどうか?そしたら(Bから)音信不通になったんですね。
検事 領収書っていうのは、どういった、けっこう件数があるんですか?
山根 Cが全部持ってましたから。今考えたら、全部隠して(いたんじゃないか)。帳簿もですね、失くしたっていっていたけど、本当はあったんだと思いますよ。だけど、わたしは帳簿無くても、ここの場合は、建設機械ですから、1件あたりが、大きいので、個別にあたっていこうと、個別の売上げ、どこに売り上げて、どんな機械をいつどこに売上げて、仕入がいくらで、利益がいくらか…。
検事 A建販は建設機械の販売を仕事にしていた?
山根 そうそう 貿易が主でしたけど、売上の利益は、バックデ-タとして残っていた。あとから私に出してくれたんですけど、それで所得が計算できるということがわかりましたんで、実額計算したんです。それだけではありませんで、預金ですね、預金も同じように洗いましてね、一つずつつぶして、かなり時間かけて、帳簿がない状況のもとで、実際の収支計算書をですね、完成させたんですよ、それは私と国税とのすりあわせによって、ということです。

検事 あと例の300万円ですけど、これについてはきちんと約束したんだって、資料は何かあります?
山根 だから、これに関しては彼が録音して残していますがね、録音しているものを外してますがね、
検事 先生のほうで反訳した資料は出してないんですか。
山根 作っていますから、今度お持ちしますよ、(齋藤が)省いているのだいぶありますから。300万円うんぬんのこともはいってるはずですから。
検事 むこうさんが作ったのを中村さんが…?
山根 ん、中村?これはうちが作ったものではないですよ。
検事 これはあちらさんが作った。
山根 これは自分の都合のいいところだけ、肝心なところ省いていますがね。この前、何を省いたか時間かけてうちの息子が(対比表を)作りましたから。それはお持ちしましょうか?どこがどう違っているのか、お持ちするのは言ってくださいませ。
検事 差し当たり、反訳のやつと。
山根 告発分との違いの反訳分ね、歴然としていますから。
検事 反訳分と違っている部分だけでいいですよ、ICレコーダーと言う形ででたんですか?
山根 いやICレコーダーだったかな、フロッピ-だったかな、裁判所にでて、裁判官困ったみたいでして、どうしようかなということで、このままでは証拠にならないねっていうことで、もしかしたら、CD-Rかもしれない。
検事 あと反訳分と違いがあるかのまとめたものがあれば、ください。
山根 まとめてると思います。2月××日、ホテルニュ-オオタニ大阪にて、彼らが録音していること知らなかったですから、録音していたそうですよ。このときから、(私を)はねのけようと思っていたと思いますよ。わたしが自由にしゃっべていますから、彼、齋藤税理士、抜粋して告発している。成功報酬には、着手金200万円を含むことで合意しているとか、これはウソですから。プラスアルファ300万円の合意はなかったとか、これもウソです。税負担額が(約束通りに)ならなかったら、プラスアルファの300万円を払わないだけでなく、800万円全部返すと山根は依頼者を信じ込ませ騙した、これも嘘っぱちですから。とりあえず見てください。

検事 それを拝見してから承ったほうがいいですかね。
山根 そうですね、ぜひね、これもうちが手間かけて、むこうが(裁判を)やってきたから、手間かけて弁護士に頼んで、手間隙かけて、降りかかってきた火の粉は、払わなければいけないんで、あれしましたけどね。だけど、おたく本当に、今の岡山の事件と関係ないですか?
検事 一応、黙秘権あるんでね、岡山話したいっていうんだったら承りますが。
山根 いや、今(息子がここに2つの)メ-ル持って来ますから。社長が××日前に逮捕されているんで、株式会社Fって言う会社です。あなたご存知だと思うけど17年前ですね、松江地検に私、逮捕されています、わかるでしょう?
検事 そんな話はまぁ。
山根 冤罪で、今年になってから、完全にカラクリがわかりまして、17年ぶりですよ。そのときは、(松江地検の)三席は、藤田義晴っていう検事でしたけども、それが中心になってやった。あと三席じゃなくて、若い検事で、その人も冤罪事件をでっち上げた検察官ですけど、それがですね、これも因縁というか、5年ほど前に私は、滋賀県の大型の脱税事件ね、一審で有罪、実刑くらって、二審に入った時に、相談があって、私は引き受けて、弁護団くんで、4人の弁護団でやって、最終的に一審、二審も負けて、最高裁も却下されて、ついこの間、二人の相続人収監されました。きわめて大きな15億円くらいの脱税事件でして、それをずっと5年くらいおかしいおかしいっていって、やっていたなかで、出てきたんですよ。松江で17年前だから若い、その当時。(今度は)大津地検の三席でしたよ、それが中心になって、おどろくようないんちき、脱税事件をでっちあげた、明白な事実が出てきましてね。収監されたんだけど、不服申し立てやっている最中なんです。これで、きちっと課税が無効だってことを、とったうえで、(刑事の)再審請求しようと思って、弁護団とやっているところです、花崎政之っていう、私がHPで公開している内の一人です。ちょうど17年前に、おそらく(当時の松江地検では)一番若い検事だったと思いますよ。5,6年前には大津地検の三席で、今はね、大阪地検の堺支部にいるようです。
(息子がメ-ルを届けにきた)
検事 とりあえず、メ-ルの写し。
山根 これはね、生々しいあれですよ、(私は)広島国税局の査察調査の代理人で、うけて、弁護士と一緒になって…。
検事 本件とは関係ない。
山根 いや待て待て、参考までに渡しときます。(私の)口封じのために…。
検事 本件のを教えてくれますか?
山根 本件のって、口封じのために(大津地検の)三席が…。これ(メール)は置いときますから、受理されなくても、これは(東京の)弁護士が送ってきたもので…。
検事 本件と関係ないことで、無駄使いするとあれなんで。
山根 あなたはそういうことなさらないと思うけど、検察組織としてね、非常にわけのわからん捜査をされている。自分たちの思うところを自白しなければ、事実を曲げて、おどしたり、すかしたり、挙句、弁護人やわたしらを、排除して供述調書をつくる、そして立件する。それが目に余るものがありましてね、だから申し上げているんです。そんなことがないようにしてください。すくなくとも私もだし、××日前に逮捕された、株式会社Fの消費税法違反、これは脱税でもなんでもないのに、事実をまげてまで自白させられた、言うとおりにしないと保釈しない、と脅されて、ひどいもんですよ。そんなことは二度とやめてほしいと思いますけどね。この2つのメールにその事情が詳しく記してあります。

山根 私、(税務の仕事を引き受けるときに)ほんと契約書作ってなかったんですよ。ところが終わった段階で、知らんぷりで、口頭でやったら、金払わないのが、続出しましてね、これではいけんということで、きちんと契約書作ろうと、しかも相手にきちんと納得させた上で、ちょっと位前から契約書始めました。契約書やってきちんと仕事をした上でも、こんなことしてわけのわからんことを言って、…齋藤税理士、(税理士の)登録はしたけど、ほとんど実務経験ないですね。税務調査とはどういうものか、推計課税とか、実額課税がどういうことか、税務署との交渉、ましてや資料調査課との交渉、税務署との話し合い、全然経験なくて、だからわたしなんかヤクザが殴りこんできたんじゃないかと、HPで私、反論して、からかってますからね。HP見ました?
検事 書かれているわけですか?
山根 私のことを横領だとか、詐欺だとかいっていますからね。私は信用のもとで仕事しているわけですからね。とんでもないんで、あなたがたに去年告発した、山根は詐欺だ、横領だとか、あの時は国税局にも八つ当たりしてね、国税局は山根とつるんで、本当は税金下げることなどできないのを、下げることをしている、違法なことをしたと噛み付いている。おたくだけでなく、広島国税局長だとか、大阪国税局長とか、(税理士である私に対する)懲戒申立かな、おたくへ告発して。そんなことしているから、わたしは信用を元にしてやっている仕事ですから、何を言っているんだと思って、HPで反論しています。一年くらい前です。ぜひ読んでください。それで、終わるだろうと思っていたら、私のところに謝りにくるだろうと思っていたら、そしたら民事でやってきた。しょうがないから反訴しなければならない。その上にあろうことか、刑事事件のことまで、引き続きやっているんだから。口頭で申し上げるけど、名誉毀損と、恐喝、虚偽告訴等の罪、3つですね告訴しますので。
検事 書面はきちんと出してください、それから受理という手続きになるので。
山根 はい。受理されるかはともかく、いきなり今日、被疑者としてこういうことをされ、(告発がなされてから)一年後に三席が何をされるのかなと、どのような尋問をされるのか非常に興味があったんですよ。事実を確認してください。もういっぺんいいますが、私のところのアシスタントの記録、私のほうでもですね、彼らの同席したのは録音とっていませんが、場合によっては、国税の記録は全部記録に残っていますから、録音とっていまして、その上にこの記録させています。それこそ、こんなことされたのは初めてだけど、(この岡山の件は)苦し紛れで、駆け込み寺みたいに頼んできたのが、自分がおどされたりなんかして、都合が悪くなったら、全部私のせいにして、(逮捕されるまでは)真実を話して、一貫して脱税ではありませんということを話してきたことを、結局おどされて、私をひきづりおろして、おそらく、あなたから一週間前に電話があったけど、私のところに、ガサ入れがあったのは、その前の木曜日ですよ、何でわたしのところに。私は代理人にしか過ぎないし、なんのためにガサ入れがあるかわからないし、そのときは国税だけでなく岡山地検の検事がきてましたからね、事務官二人連れて、おそらくわたしを脱税工作はありえないけど、証拠隠滅かなんかで、摘発しようとしていた。
検事 本件とは違うんで。
山根 いや、私ははっきりと関連があると思っていますから、申し上げてます。申し上げることを記録してください。私は関連があると思っています。
検事 いずれにしろ、資料を頂戴しましたので、またお話を承りたいと思います。よろしくおねがいします。
山根 私はこの件に限らず、査察の案件があって、証拠隠滅を一緒にやっただの、脱税幇助しただの言われる可能性がありますので、私は自分をガ-ドするためにも、かなり詳しいものを用意しておりますので、ないものはない、あるものはある、全部出しますから、事実関係をまず確認してください。
検事 その際は、資料をお願いしますから。
山根 どんどんやって、協力しますから。
検事 本日はこれで大丈夫です。

山根 そもそもB本人の行方は、つかめているんですか?
検事 そこらあたりもやっているんで。
山根 一つ付け加えておきますけど、肝心なのは、齋藤税理士が、自分が入った為に、税額が安くなった、安くなったって言っていますけど、あれはウソッパチでしてね。国税に聞かれたらわかりますけどね、中身をすりかえて言っているだけです。それと、去年の時点で、公示送達という手続きをされている。裁判ではじめて分ったんですが、公示送達。これはですね、納税者の住所が不明だからですよ。あの時点で住所を言わなかったんじゃないんですか。住所わかっていたら、きちんと、無申告の場合は決定処分をするんですが、住所わからなければ、公示送達という手続きがあります。齋藤税理士は何の交渉もしていないと思いますよ。国税に聞かれたらわかりますよ。公示送達、普通じゃないようなね、あの手続きでね、それで、自分が手柄をたてたようにいっているけど、違うんですよ。あの時点ではB本人の住所を(大阪国税も)把握していなかったと思います。税金のほうは、豊能税務署ですけど、神戸に移って、住所をそのままにしておいて、九州に行って、九州で仕事して、私に依頼したときは名古屋にいて、仕事していた。今度は途中で東京にね、東京に移って、東京の住所はさいごまで教えてくれなかった。依頼があったのは東京に移る寸前だったですね。教えてくれなかった。だから公示送達ね、普通だったらこういう手続きしません。B、Cだけでなく国税当局、一体どういうことでしたかと、それをぜひ確認してくださいませ。国税局も山根とぐるになって、税金をゴマ化して、こんなこと公務員としてとんでもないと、わけのわからないこと言っていますから、そこも含めてHPで、何を言ってるんだってことで、反論していますから、ぜひみてくださいませ、私は出張することがありますが、かならず連絡はつきますので、事務所のほうに言っていただければ、私携帯もっていませんけれども、事務所に一日に何回か(連絡を)いれますから、おこたえしますから。あなたも公務員の職務としてされるわけだから、お願いとしては、事実をしっかりと、把握した上で、処理をしてください。
検事 それはもちろん。
山根 口頭で告訴しましたけれども、文書で。
検事 やるんであれば、やっていただいた方が。
山根 私は刑事事件、誣告罪やりたくなかったんですけど、こんなことされたらいけません。自分を守る為に。
検事 文書がでてきたところで、審査させていただきますから。

山根 でも、三席は若いですな。
検事 そういって頂けるなら、だんぜん若いっていってもあれですよ。
山根 でもまだ50になられないでしょう?
検事 それは50にはなってませんねぇ。
山根 でも40代でしょう、40代なかばくらい?
検事 まぁまあそんなもんです。
山根 実はこの国税犯則取締法が欠陥法ということがわかりましてね。あれでは脱税が摘発できません。平成23年12月に改正された国税通則法、今年の1月1日から施行されたものですが、その影響で査察の現場では相当動揺が広がっていますよ。査察には課税権がないんですよ。詳しくはいずれHPで公表しますから。それではまた。
検事 …。

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