400年に一度のチャンス -2
- 2011.01.25
- 山根治blog
***2.日本は破産しない-(2)現状認識 日本は、世界有数の豊かな国である。生活の手段となる富だけではない。知的レベルの高い1億3,000万人の国民、水、空気をはじめとする自然環境、古代から連綿と続く誇るべき歴史環境、それになによりも安全であることだ。世界一豊かな国であると信じられているアメリカと比べてみるだけでよい。アメリカの豊かさは幻想にすぎない。基軸通貨であることを悪用したドルのタレ流し […]
フォレスト・コンサルタンツ
***2.日本は破産しない-(2)現状認識 日本は、世界有数の豊かな国である。生活の手段となる富だけではない。知的レベルの高い1億3,000万人の国民、水、空気をはじめとする自然環境、古代から連綿と続く誇るべき歴史環境、それになによりも安全であることだ。世界一豊かな国であると信じられているアメリカと比べてみるだけでよい。アメリカの豊かさは幻想にすぎない。基軸通貨であることを悪用したドルのタレ流し […]
***1.日本は破産しない-(1)問題の提起 二年余り前に、「100年に一度のチャンス」と題して7ヶ月にわたって書き続けた事がある。リーマン・ショックが起って世界中が大騒ぎを演じ、日本では当時の麻生太郎首相までもが「100年に一度の危機」などと、知ったかぶりの空騒ぎをするに及んだことから、もちまえのヘソ曲り根性がムクムクと頭をもたげ、それではとばかりに、「危機」を「チャンス」にすり替えて「100 […]
※100年に1度のチャンスの続編。 ***400年に一度のチャンス【目次】 +日本は破産しない-(1)問題の提起 (※2011-01-18公開) +日本は破産しない-(2)現状認識 (※2011-01-25公開) +日本は破産しない-(3)日本破産論の虚妄 (※2011-02-01公開) +日本は破産しない-(4)財務省の戯言(たわごと)① (※2011-02-08公開) +日本は破産しない-(5 […]
***11.税務調査の立会い-会計工学の活用 これまで税務調査の立会いにおける税理士の役割について論じてきた。要約すれば次の通りである。 +税務当局の事実認定と法的判断が正しいかどうかチェックすること、 +事実認定の中でもとくに重加認定が重要なものであること、 +重加認定が予定されているときには、仮想・隠ぺいの具体的な事実の摘示を税務当局に求め、明確な摘示がなされない場合にはねばり強く交渉して重 […]
***10.税務調査の立会い-仮装・隠ぺい 不正行為といわれても曖昧模糊としたものでよく分からないし、学説とか判例を見たりすれば益々分からなくなってくる。学者や裁判官が酢だのコンニャクだのと言い募っているだけだ。経済社会の現実、ことに数字が中心の税務に疎い、法律家の戯言(たわごと)だ。 一方、いくら明確な規定がなされていないとはいえ、仮装・隠ぺいは具体的な「事実」だ。仮装という事実、あるいは隠 […]