078 レバレッジド・リース
- 2005.02.01
- 冤罪を創る人々
*(エ) 「レバレッジド・リース」 1. 平成8年2月5日のことであった。中島は突然おかしなことを言い始めた。 中島:「一つ一つを見ていくと問題はないようだが、全体として見た場合、どうもおかしいんだよな。」山根:「何がどうおかしいというんですか。」中島:「経済的合理性というか、社会的規範というか、そういうもので見ると全体がゆがんでいるんだ。どんなに山根が、自分は間違ったことはやっていないと思ってい […]
フォレスト・コンサルタンツ
*(エ) 「レバレッジド・リース」 1. 平成8年2月5日のことであった。中島は突然おかしなことを言い始めた。 中島:「一つ一つを見ていくと問題はないようだが、全体として見た場合、どうもおかしいんだよな。」山根:「何がどうおかしいというんですか。」中島:「経済的合理性というか、社会的規範というか、そういうもので見ると全体がゆがんでいるんだ。どんなに山根が、自分は間違ったことはやっていないと思ってい […]
*(ウ)「タマリ」 1. 平成8年2月2日、私は中島に対して議論をしかけてみた。 山根:「あなた方は、脱税だといって大騒ぎしているが、仮に脱税とした場合、タマリは一体どこにあるんですか。」― 「タマリ」とは、脱税によって貯えられた資産のことで、主に隠匿された預貯金、株式、債券あるいは貴金属をいう。 中島:「たしかに、それはそうだ。隠匿しているものはないんだからな。」山根:「タマリのない脱税なんてあ […]