018 強制調査 三日目 ― 平成5年9月30日(木)
- 2004.05.11
- 冤罪を創る人々
****4)強制調査三日目 ― 平成5年9月30日(木)
一、 午後10時。松江税務署、取調べ室。
前日同様、野菜スープを持参。
藤原と新本の二人が、昨日私が話したことを質問顛末書を清書して、待っていた。
藤原曰く、「山根さんの要望を入れて、抗議の言葉を入れておきましたよ。」
少々ふてくされた様子である。一部修正させた上で、サインに応じる。再び筆写する。
二、 午後2時30分から6時まで、二人から事情聴取を受ける。
山根:「何でもしゃべるので、二人で適当にメモをとってくれ。」
藤原と新本の二人は、机にしがみつくようにして懸命にメモる。
二人共、授業中に先生の言葉を一言も漏らさないように、必死になってノートをとる小学校の優等生にヘンシンしている。
三、 午後6時30分。帰宅。
夕食はうどんであった。タレに生にんにくをすってタップリ入れる。体力をつけなければ、死んでしまう。ようやく、食事に味がでてきた。
タレも全部飲む。明日が楽しみだ。
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