2019年4月

前代未聞の猿芝居-④

前回、査察官島村仁士が、検甲8号証の中で、 「実体法の規定に明確に反している嘘」 をついていると断言した。 実体法の規定に反していることは、同様に検甲2号証でもなされている。検甲2号証は、検甲8号証などの増差所得の確定を受けて、査察官島村仁士が税額の計算を行ったものだ。 実体法の規定に明確に反している、とはどういうことか。それが何故、嘘となるのか。 国税通則法は、「国税についての納付すべき税額の確 […]

前代未聞の猿芝居-③

前回、「証拠等関係カード」番号(2)の「課税額計算書」以下12の書面は、その(立証趣旨)のところで証拠捏造の痕跡を残している旨指摘した。 番号(2)の(立証趣旨)欄において、(平成28年1月期ほ脱税額等の特定)とされ、番号(8)においては(売上高の特定等)、番号(9)においては(仕入高の特定等)とされているように、番号(2)、(3)及び(7)~(17)の(立証趣旨)欄には、全て特定という文言が用い […]

前代未聞の猿芝居-②

この脱税裁判の異様性は、国税当局と検察当局が、事前に綿密な連絡をとり合って証拠をデッチ上げていることだ。しかも、デッチ上げられた証拠が、法廷証拠として堂々と提出されている。 検面調書(検察官面前作成調書)をはじめ、査察官による質問てん末書が、いかにして捏造されたのか、調書作成経緯にかかる、査察官をはじめとする関係者の声が生々しく残っている。検察官も査察官も、大胆不敵な犯罪者だ。 何よりも注目すべき […]

前代未聞の猿芝居-①

現在、松江地裁において、被告人をA社(A社については当ブログで既に取り上げている。“広島国税局に盤踞する倨傲のトカゲ-①~②”、“飛んで火にいる夏の虫-③”等として、法人税法等違反の罪(脱税)を裁く刑事裁判が進行中である。明々白々な茶番劇である。 冤罪(無実の罪)を、もっともらしい犯罪に仕立て上げるために、偽りの証拠がデッチ上げられているからだ。 尚、筆者は、A社との間に契約を交わし、A社が受けて […]