100年に1度のチャンス -2
- 2008.10.28
- 山根治blog
このたびの世界的な金融危機に対して、その原因をつくったアメリカだけでなく、ヨーロッパの国々、あるいは日本においても、緊急対応策が次々と打ち出されています。さしあたっての応急手当てといったところです。リーマン・ブラザーズが経営破綻してからこの一ト月あまり、アメリカを始め、ヨーロッパ各国が打ち出した、金融機関への公的支援の額は、合わせて300兆円に達したと言われています。 現在の私の関心事は、この […]
フォレスト・コンサルタンツ
このたびの世界的な金融危機に対して、その原因をつくったアメリカだけでなく、ヨーロッパの国々、あるいは日本においても、緊急対応策が次々と打ち出されています。さしあたっての応急手当てといったところです。リーマン・ブラザーズが経営破綻してからこの一ト月あまり、アメリカを始め、ヨーロッパ各国が打ち出した、金融機関への公的支援の額は、合わせて300兆円に達したと言われています。 現在の私の関心事は、この […]
このところアメリカの金融危機をきっかけにして、株価が暴落したり、円高が進行したりと、日本でもなんとも騒がしい限りです。中には100年に1度の危機だとか、日本が駄目になってしまう、つまり、日本が破綻の危機に瀕しているなどと声高に言い募っている人達もいるようです。 本当にそうでしょうか。愛してやまない私達の祖国は、そんなに脆(もろ)いものなのでしょうか。 私はそうは思いません。小さな島国ながらも […]
三年半前、ライブドアがインチキ会社であることに気がつき、私のブログで指摘しました(“ホリエモンの錬金術”)。連載を始めてからのことですが、この怪しげな会社が拠点としていた六本木ヒルズに何回か足を運んだことがあります。私はヤジ馬根性が旺盛なものですから、一世を風靡している異形の詐欺師が、どんなところで仕事をしているのか、自分の眼で確かめたかったからです。1Fの案内板に記された、入居している会社名を […]
“浪々(ろうろう)の 身にうす寒き 時雨哉(しぐれかな)” (秀暁) などと、いっぱしの浪人気取りでいた私の中に、突如として浮かんできたのが認知会計(コグニッティヴ・アカウンティング)の考えでした(“認知会計の発見”)。有罪判決を受けたことから、長年用いてきた会計士の称号が使えなくなり、さてこれから何をしたらいいのか模索しているときに思いついたものです。 思えば長い間、会計士としての生活に安住し […]
このところ、考古学とか歴史学に携(たずさ)わる専門家だけでなく、一般市民の多くから「家老屋敷遺跡」を壊すべきではないという声が強くなってきました。キチンとした調査と学術的な評価をして保存した上で、松江城と一体となった地元の宝として、教育と観光とまちづくりに役立てるべきではないかという訳です。 そこで浮上してきたのが、なんとも姑息(こそく。その場のがれ、ということです)な妥協案でした。 「現在計 […]
近世考古学の第一人者と目されている、坂詰秀一・立正大学名誉教授によって“松江の宝”とまで絶賛された家老屋敷遺跡。それを跡形もなく壊して建設されようとしているのが、松江市歴史資料館です。「初めに建設ありき」とばかりに、形式的に調査をしたことにして、記録保存(調査記録を残すだけで遺跡そのものは完全に破壊するということです)の道をひたすら突っ走っているのが松江市当局です。 調査中に重要な遺跡が発見され […]
前回、落札率が99.6%であることを示し、全国市民オンブズマン連絡協議会が定めている基準によれば、「談合の疑いが極めて強い」ことを記しました。 しかし、これはあくまで、客観的な数字として残っている6つの中から2つだけを抽出して計算した数値でしかありません。もちろん、これはこれで重要な意味を持ってはいるのですが、より談合の実態に迫っていくためには、その他の4つの数字はもちろんのこと、数字としては […]
「目は口ほどにものを言い」 とか、あるいは、「目は心の窓」とも言われています。内に秘めた思いは目に表われ、口で発する言葉以上に雄弁に物語る、というほどの意味合いです。 お金、あるいは広く数字といってもいいでしょうが、これらについても同じようなことが言えるようです。「お金とか数字は隠された真実を雄弁に物語る。」ということです。 無機質のように見えるお金や数字ですが、扱い方によっては真実を浮き彫り […]
談合(だんごう)についての取締りが厳しくなり全国的に摘発されるケースが多くなってきました。私の住んでいる島根県は、国会議員だけでなく、県議会でも市町村議会でも保守勢力が圧倒的多数を占めており、長年保守王国の名をほしいままにしてきました。批判勢力の声はほとんど無視され、保守勢力による傍若無人の振舞いは目に余るものがありました。 談合についても、当然のこととして横行し、談合に直接かかわる業者はもち […]
弊社主任コンサルタント山根治が、大橋川改修事業ついて下記の通り講演いたします。本講演会はどなたでもご参加いただけますので、皆様お誘い合わせの上ご来場くださいますようご案内申し上げます。 <松江大橋の中央展望部より北岸を望む> ***◆講演会のご案内 ^^t ^^+題目 ^疑惑の治水事業7,000億円- その驚くべき実態と大橋川改修の意味するもの ^^ ^^+日程 ^平成20年(2008年)9月9 […]