「冤罪を創る人々」と「経済事件ノート」の再公開について

 「冤罪を創る人々」と「経済事件ノート」は、諸般の事情により公開を中断していましたが、本日をもって再公開することにいたしました。

その理由としていくつかの事情が挙げられますが、中でも大きいのは、先週の7月11日に言い渡された、キャッツ粉飾決算事件の第二審判決です。当然、逆転無罪になるものとばかり考えていましたが、結果は控訴棄却。第一審と同様、細野祐二公認会計士による無実の訴えが、裁判官の耳に届くことはありませんでした(キャッツ粉飾決算事件については「続・いじめの構図 -7」を参照)。
 無責任極まりない訴追・裁判制度のもとで、明らかに冤罪であることが、事実上、何のチェックも受けることなく野放しにされている現状は、訴追システムの制度疲労を端的に示していると同時に、暴力装置の頂点に君臨する検事たちと、事なかれ主義に堕している裁判官たちのモラル・ハザード(倫理観の欠如)を示していますので、自ら経験した生々しい冤罪の実態を公にすることによって、改めて世の識者に訴えることにいたします。
冤罪を創る人々
ハニックス工業 事件の真相(※「経済事件ノート」)

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